プロスタルモン・F注射液2000[陣痛誘発・陣痛促進・分娩促進]

処方薬注射剤

プロスタルモン・F注射液2000[陣痛誘発・陣痛促進・分娩促進]の基本情報

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作用と効果

子宮を収縮させる度合を強めて、陣痛を起こしやすくしたり、分娩をスムーズに行わせます。
通常、妊娠末期の陣痛誘発・陣痛促進・分娩促進に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。骨盤狭窄、児頭骨盤不均衡、骨盤位または横位などの胎位異常がある、前置胎盤、常位胎盤早期剥離、胎児機能不全がある、過強陣痛、帝王切開または子宮切開などの既往歴がある、気管支喘息またはその既往歴がある。緑内障、眼圧が高い、心疾患、高血圧症がある、多産婦、多胎妊娠、急性骨盤腔内感染症がある。

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

通常、精密持続点滴装置を用いて静脈内に注射します。

出産が終わるまで使うことがあります。

この注射を行うときは、分娩監視装置を用いて、胎児の心音、子宮収縮の状態が十分に監視されます。

副作用

主な副作用として、過強陣痛、顔面潮紅、頻脈、動悸、吐き気・嘔吐、下痢、頭痛・頭重、注射部位の血管痛・静脈炎・発赤、発汗、悪寒、発熱、手指のしびれなどが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・気分が悪くなる、吐き気がする、息苦しい、身体が冷たくなる [心室細動、心停止、ショック]

・気分が悪くなる、息苦しい [呼吸困難]

・下腹部の(強い)痛み、脈が速くなる [過強陣痛]

・胎児の脈が遅くなったり速くなったりする [胎児機能不全徴候]

・羊水が濁る [羊水の混濁]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

飲み合わせなど併用禁忌・注意の処方薬

併用禁忌:一緒に服用してはいけない薬の組合せ

併用注意:一緒に服用することは可能ですが、その際に注意をする必要がある組合せ

重要・必ずご確認ください

  • お薬の併用に関する以下の情報は、添付文書に記載されている薬剤の「成分」や「分類」をもとに表記されます
  • そのため、ここで『併用禁忌』や『併用注意』と表記されていても、個別の製剤や、用法・用量によっては異なる場合があります
  • 現在お使いのお薬に関してご不明点がある場合は、かかりつけの医師・薬剤師にご相談ください
  • 決して自己判断で併用/併用中止しないでください

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医薬品情報

製薬会社

丸石製薬株式会社

薬価

1管あたり1058円

剤形

注射剤

シート記載

-

薬効分類

個々の器官系用医薬品 > ホルモン剤(抗ホルモン剤を含む。) > その他のホルモン剤(抗ホルモン剤を含む。) 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

ジノプロスト

この成分で処方薬を探す

YJコード

2499401A3065

レセプト電算コード

640454040

更新日付:2018年12月03日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

プロスタルモンに関する医師Q&A

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