クラリシッド錠200mg[一般感染症・非結核性抗酸菌症]

クラリシッド錠200mg[一般感染症・非結核性抗酸菌症]マイランEPD合同会社

処方薬

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薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

作用と効果について

細菌などの増殖を阻害することにより抗菌作用を示します。感染症の治療に用いるマクロライド系の抗生物質です。
通常、呼吸器感染症、耳鼻科領域感染症、皮膚科領域感染症など広い範囲の感染症、マイコバクテリウム・アビウムコンプレックス(MAC)症を含む非結核性抗酸菌症の治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。肝機能障害、腎機能障害、心疾患がある。

妊娠または授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

一般感染症:通常、成人は1回1錠〔主成分として200mg(力価)〕を1日2回服用します。
非結核性抗酸菌症
:通常、成人は1回2錠〔主成分として400mg(力価)〕を1日2回服用します。
いずれの場合も、治療を受ける疾患や年齢・症状により適宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください。

飲み忘れた場合は気がついたときにできるだけ早く飲んでください。ただし、次の通常飲む時間が近い場合には、忘れた分は飲まないで1回分を飛ばしてください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。

誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。

医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

副作用について

主な副作用として、腹痛、下痢、発疹、幻覚、失見当識(場所、時間、名前などが判らない)、意識障害、せん妄、躁病(上機嫌、興奮しやすい、活動的になる)、耳鳴、聴力低下、嗅覚異常、口腔内びらん、歯牙変色、振戦(手足の震え)、しびれ(感)、カンジダ症(外性器などに発疹・ただれ・かゆみ、口内炎、嚥下困難)、動悸、筋肉痛、低血糖などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・呼吸困難、筋肉が発作的に収縮する状態、全身のかゆみを伴った発赤 [ショック、アナフィラキシー]

・胸がどきどきする、胸部不快感、胸痛 [QT延長、心室頻拍、心室細動]

・全身倦怠感、食欲不振、皮膚や結膜などの黄染(黄色くなる) [劇症肝炎、肝機能障害、黄疸、肝不全]

・全身倦怠感、頭痛、鼻血・歯ぐきの出血 [血小板減少、汎血球減少、溶血性貧血、白血球減少、無顆粒球症]

・皮膚の赤い発疹、水疱、眼球結膜の充血 [中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群、多形紅斑]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。

薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

更新日付:2015年11月05日

クラリシッドに関する医師Q&A

医師・薬剤師の評価

※ クラリシッドの全薬剤(形は異なるが成分は同じ)の評価を掲載しています。「医師・薬剤師の評価」についての詳細はこちらをご覧ください。

医師 50代 公立病院 呼吸器内科

私の処方の仕方 14印還マクロライド系抗菌薬であり、日本が生み出した世界に誇る薬剤である。
単なる抗菌剤としての作用の他に、気道の感染防御機構を改善するような働き(粘液線毛機能)や過剰な炎症の抑制、粘液過分泌の調整などが知られ、通常の急性気道感染の他に、びまん性汎細気管支炎や肺非結核性抗酸菌症など慢性呼吸器感染症においても代表的な薬剤である。
また副作用リスクの点でも、長期間の内服でも比較的安全であり、使用しやすい。

現場で質問・誤解されがちな内容と回答法 びまん性汎細気管支炎や肺非結核性抗酸菌症では1年以上の長期にわたって内服する為、患者さんが副作用に対する不安を訴える場合がある。
そのため、普段の診察の中で、副作用についても理学所見や血液検査で評価していることを意図的に伝えるようにしている。また、結果説明時でも副作用が発現していないことを意図的に伝えるようにしている。

この評価に他の医療者から補足

さらに!薬剤師 40代 調剤薬局[投稿日:2015年 11月 27日]

長期的にのむとなると副作用も気になりますが、有効性を考えて定期的に服用することをおすすめします。ただ、相互作用に気をつける薬がいくつか存在するので他の科目にかかるときは必ずお知らせください。

さらに!薬剤師 40代 調剤薬局[投稿日:2015年 11月 26日]

耳鼻科や呼吸器科領域において古くから長期連用されている薬剤で、妊娠中の服用でも比較的安全性が担保されています。抗生物質は医師の指示とおりにしっかり飲み切ることが重要です。

そう!薬剤師 30代 調剤薬局[投稿日:2015年 11月 26日]

気道の粘膜を治すような働きがあり、長期で使われることもよくある。

※投稿内容に問題がある場合は、問題投稿を通報ページから教えて下さい。

飲み合わせなど併用禁忌・注意の処方薬

薬の併用には専門的な判断が必要です。必ず、医師、薬剤師に相談してください。

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