ケタスカプセル10mg

処方薬

ケタスカプセル10mgの基本情報

印刷する

アクセスランキング(04月24日更新)

  • 先々週:--位
  • 先週:--位
  • 今週:--位
つぶやく いいね! はてなブックマーク
  • ケタスカプセル10mgの画像
    ケタスカプセル10mgの画像
  • ケタスカプセル10mgの画像
    ケタスカプセル10mgの画像

作用と効果

ホスホジエステラーゼ活性を阻害することにより、気道の炎症を抑え、気管支喘息の発作や症状を起こりにくくします。また、脳の血液の流れをよくし、血小板の凝集を抑えることでめまい症状を改善します。
通常、気管支喘息の治療、脳梗塞後遺症に伴う慢性脳循環障害によるめまいの改善に用いられます。ただし、気管支喘息の場合、すでに起こっている喘息発作を速やかに鎮める薬ではありません。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。最近、頭蓋内出血や脳梗塞を起こしたことがある。

妊娠または授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

気管支喘息:通常、成人は1回1カプセル(主成分として10mg)を1日2回服用します。
脳循環障害によるめまい:通常、成人は1回1カプセル(主成分として10mg)を1日3回服用しますが、症状により適宜増減されます。
いずれの場合も、必ず指示された服用方法に従ってください。

この薬は、主成分の放出を調節している製剤ですので、カプセルから内容物を取り出したりして服用しないでください。

飲み忘れた場合は気がついたときに1回分を飲んでください。ただし、次の通常飲む時間が近い場合は、忘れた分は飲まないで1回分を飛ばしてください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。

誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。

医師の指示なしに、飲むのを止めないでください。

副作用

主な副作用として、食欲不振、吐き気、発疹、かゆみなどが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・鼻血、歯ぐきの出血、四肢などの皮下出血(直径1mm前後の出血点と直径3~5mm前後の出血斑が混在) [血小板減少]

・全身倦怠感、吐き気、皮膚や結膜などの黄染(黄色くなる) [肝機能障害、黄疸]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法

乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、湿気を避けて室温(1~30℃)で保管してください。

薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄方法がわからない場合は受け取った薬局や医療機関に相談してください。他の人に渡さないでください。

医薬品情報

製薬会社

杏林製薬株式会社

薬価

1カプセルあたり15.7円

剤形

白色のカプセル剤、3号カプセル

シート記載

(薬物本体)ケタス、10mg、(包装)KP-305、ケタスカプセル 10mg、KETAS cap 10mg、Kyorin

薬効分類

組織細胞機能用医薬品 > アレルギー用薬 > その他のアレルギー用薬 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

イブジラスト

この成分で処方薬を探す

YJコード

4490010N1021

レセプト電算コード

612220521

更新日付:2022年11月10日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

ケタスに関する医師Q&A

現在募集中の治験

QLifeでは、次の治験にご協力いただける方を募集しています。

この薬を調べた人は、他にこんな薬を調べています

おすすめの記事

ご利用に当たっての注意事項

  • ・掲載している情報は、杏林製薬株式会社の提供情報を元に、くすりの適正使用協議会が独自に編纂したものです。正確な情報に努めておりますが、内容を完全に保証するものではありません。
  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・ケタスカプセル10mgを適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
  • ・より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。
  • ・当サービスによって生じた損害について、株式会社QLife及び、くすりの適正使用協議会、株式会社ネグジット総研ではその賠償の責任を一切負わないものとします。