若い人には若い人の、高齢者には高齢者の最適な運動プランを
[ニュース・トピックス] 2013年6月03日 [月]
年を重ねると運動をためらう理由が続々

運動が健康によいことを知らない人はいないと言っても過言ではないでしょう。それでも、運動によって受けられるメリットよりも、疲れやケガなどのデメリットの方が気になって実際には運動していないという人もたくさんいます。また、運動を行っても、若いときより息が切れる、身体が硬くなった、などという変化を感じると、運動することが少し怖くなってしまう人もいるかと思います。
運動のメリット、もちろん知っているけれど。自分はどうしたら?
運動をすることで、腰痛や膝の痛みが改善した、骨粗しょう症の症状が改善できた、睡眠の質が良くなったなど、多くのメリットがあることは、周知の事実だとは思いますが、その一方で、不適切な運動によって、痛みを増す例もあります。経験的に理解している人も多いとは思いますが、ただただ身体を動かせば良いというわけではありません。
年齢に伴って、心臓や肺の機能が老化したり、身体が前よりも硬くなったり、と運動をためらう状況になるのは、あなただけではありません。年を重ねてこそ楽しめる特権として、自分だけの運動プランを、かかりつけのお医者さんなどに相談してみてはどうでしょうか。(唐土ミツル)
外部リンク
Both resistance and agility training reduce back pain and improve health-related quality of life in older women with low bone mass
Older Women and Exercise: Theory of Planned Behavior Beliefs
Factors that modify the association between knee pain and mobility limitation in older women: the Women’s Health and Aging Study