「膝の痛み」その装具・サポーターは満足ですか

[ニュース・トピックス] 2013年6月24日 [月]

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膝装具に関する満足度を調査

(この画像はイメージです)

 足が痛いなどの、運動器の病気は患者の活動性を損ない、生活の質が低下します。その代表的疾患の1つである変形性膝関節症は、国内でも多数の患者が存在し、その治療は急務の課題とされています。
 
変形性膝関節症の治療法には、「運動療法」「装具療法」「薬物療法」などがありますが、特に、「装具療法」は、軽症から重症まで広く行われています。アルケア株式会社はこのような現状を踏まえ、現在、もしくは過去3年以内に膝の痛みを感じ、医療施設で装具・サポーターを処方されたことがある40~79歳の男女を対象に調査を実施しました。

70%以上の患者さんが装具に対して満足している

 膝装具、サポーターに対する意見・感想は、医療施設で処方された膝装具、サポーターには、70%以上が満足しているという結果でした。患者が感じた効果は、「支えられている感じがした」「膝が安定」「痛みが減った」などで、不満点は「動きにくい」「むれる」「かさばる」「装着が面倒」などです。


 医療施設からの説明に関する意見・感想は受けた説明には、85%が満足していますが、説明を受けたかったが、実際に説明されることが少ないのは「効果」と「注意事項」となりました。


 アンケート調査からは、「医療施設で処方された装具、サポーターの満足度は高い」「装具、サポーターへの不満点は、その構造からくる不快感である」「患者は効果、注意事項の説明を求めている」などであることが分かりました。(佐々木理恵)

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