肩こり痛や腰痛で仕事の効率が落ちて、年間143万円のロス?

[ニュース・トピックス] 2013年9月04日 [水]

facebook
twitter
google
B

肩こり痛・腰痛が新たな肩こり、腰痛、ストレスの原因に

(この画像はイメージです)

 佐藤製薬株式会社が、肩こり痛・腰痛に対する一般消費者の認識や現状、その対処法について、2012年9月にインターネットによるアンケートを実施しました。
 肩こり痛・腰痛がある人に、痛みがひどいと仕事の効率がどのくらい低下するかを聞いたところ、低下率は全体で平均34.7%でした。つまり、年間労働時間を2009時間とした場合、2009時間×34.7%=697時間のロスが生まれていることになります。これを日本人の平均年収で考えると、412万円×34.7%、なんと1人あたり年間で143万円のロスが発生しているとも言えるのです。(※年間労働時間と平均年収は厚労省調査より)
 経営コンサルタントの山田公一氏は「仕事効率が平均34.7%落ちるということは、本人の時間をロスさせ、時間の質を低下させているだけでなく、周囲の人にもさまざま負担を少なからずかけてしまいます。その結果、新たな『肩こり』『腰痛』そして『ストレス』を生み出す原因となっていきます」と分析。

肩こり痛や腰痛、筋肉痛の改善のために鎮痛薬を

 肩こり痛・腰痛についてあてはまる考えを選んでもらったところ、肩こり痛や腰痛を「慢性的な病気」と答えた人がおよそ半数。「ひどくなる前の対処が大切」(38.1%)と答えた人も多い一方で、「まだ我慢できる」(26.7%)、「治療や改善を後回しにしてしまう」と答えた人も26.0%いることがわかりました。
 肩こり痛や腰痛の対処法で一番多かった回答は、「自分で首や腰をまわすなどのストレッチ、マッサージ」ですが、その効果を感じる人は案外少なく、「ほとんど良くならない・悪化することが多い」などと回答した人が、全体の57.1%にのぼりました。
 また、肩こり痛や腰痛、筋肉痛の改善に鎮痛薬が使える(効果がある)ことを知っていましたか?という問いに、半数以上(54.3%)が「いいえ」と回答。
 その人たちに、鎮痛薬に痛みの改善効果があること、肩こり痛や腰痛が、仕事の効率を低下させることを説明したところ「今後鎮痛薬を使用してみたくなった」と47.6%の人が回答。特に20代、30代は、半数以上の人が鎮痛薬の使用に前向きでした。(QLife痛み編集部)

記事の見出し、記事内容、およびリンク先の記事内容は株式会社QLifeの法人としての意見・見解を示すものではありません。
掲載されている記事や写真などの無断転載を禁じます。

「痛み」の注目記事