ふくらはぎ&すねを鍛えよう!

[今からできる!ロコモ予防体操] 2013年11月06日 [水]

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 今回は前回に引き続き下半身、特にふくらはぎとすねを鍛えていきます。体操は少しずつでも毎日続けることが大事です。朝起きた時、夜寝る前、テレビを見ながらなど、無理をしない範囲で続けてみてください。

ふくらはぎ&すねを鍛えよう! その1 ふくらはぎを鍛えよう!

図解「ふくらはぎ&すねを鍛えよう! その1」

前回のスクワットの応用バージョンです。
コーナーを背にして立ち、両脚を壁に沿って広げます。背筋を伸ばし、上体をやや前傾させたら、かかとを上げてゆっくり腰を下ろしていきます。太ももとふくらはぎの角度が90度になるのを目標に腰を下ろしたらゆっくり元の位置に戻します。

チェックポイント

ひざと足は壁から離れないようにするのがポイント。1セット5回から始めましょう。いきなり無理をしないでできるところまで行いましょう。

ふくらはぎ&すねを鍛えよう! その2 すねを鍛えよう!

図解「ふくらはぎ&すねを鍛えよう! その2」

こちらも同様、応用バージョンです。
コーナーを背にして立ち、両脚を壁に沿って広げます。背筋を伸ばし、上体をやや前傾させたら、つま先を上げてゆっくり腰を下ろしていきます。太ももとふくらはぎの角度が90度になるのを目標に腰を下ろしたらゆっくり元の位置に戻します。

チェックポイント

こちらもひざと足は壁から離れないようにして1セット5回から始めます。どちらも股関節やひざが痛い場合は足の位置を少し前にすると楽にできます。いきなり無理をしないでできるところまで行いましょう。

講師:渡會公治先生

帝京平成大学健康メディカル学部教授。1975年東大医学部を卒業後、整形外科医としてスポーツ医学を研修。ロサンゼルス・オリンピックのチームドクターなど、現場の体験を活かし、1988年より23年間、東大身体運動研究室准教授として研究活動に注力すると共に、東大生にスポーツ医学の講義ならびに実技を行っていた。この医師と体育教官の両方の目で身体、運動、スポーツ障害を見てきた経験から上手な身体の使い方が障害治療にも予防にも必要であると結論し、高齢者の健康寿命を損なうロコモ(ロコモ―ティブ症候群)にも応用、美立健康協会を設立し各地でロコモ対策美立教室を行っている。

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