人工股関節置換手術後の長引く感染症2023/09/22

 人工股関節の術後感染症(MRSE)で、入院が3ヶ月を超えた70代後半の男性です。内部までの感染ではないということで、ソケット部の取り替えは2回行いましたが、基本的には洗浄を繰り返し、現在はVACでの治療が2週間目に入り、ようやくポケットが埋まり始めたとのことです。  ご相談したいのは、38度近くの発熱が続き、食欲不振のため、低栄養状態が続いていることについてです。VAC 療法開始以前から、こうした状況がありましたが、先生がポケットが埋まり始めたと言われる今も変わらず、抗生剤も種類や量を変えながら、投与が続いています。栄養点滴を使い、アルブミンも投与され、リハビリも週に数回、発熱状況を見ながら続けていますが、吐き気もあり、拒食気味です。MRSA,MRSEの検出は、以前はドレーンからありましたが、現在滲出液から菌は検出されていません。 ・これらの症状はまだ感染が残っているということですか? ・拒食からの鬱症状、不眠がありますが、このまま整形外科で診てもらうほうが、感染症科や精神科に移るより適切ですか? ・感染症は治るのに1年くらい掛かるものですか? ・VACは4週間上使っても、効果は上がっていきますか? ・人工股関節を抜いて、セメントにすれば、これらの症状は落ち着きますか? 先生方は良くなってきている(傷が塞がってきているので)とおっしゃいますが、体重も気力も落ち、吐き気の続く姿を見ていると、むしろ心配が募っています。何かお願いすべき対応、検査などありましたら併せてご教授お願いいたします。 (70代以上/男性)

とある千葉の整形外科医先生

整形外科

関連する医師Q&A※回答を見るには別途アスクドクターズへの会員登録が必要です。

Q&Aについて

掲載しているQ&Aの情報は、アスクドクターズ(エムスリー株式会社)からの提供によるものです。実際に医療機関を受診する際は、治療方法、薬の内容等、担当の医師によく相談、確認するようにお願い致します。本サイトの利用、相談に対する返答やアドバイスにより何らかの不都合、不利益が発生し、また被害を被った場合でも株式会社QLife及び、エムスリー株式会社はその一切の責任を負いませんので予めご了承ください。