[痩身治療] 2018/09/20[木]

いいね!つぶやくはてなブックマークGooglePlus

 食事や運動などに気をつけていても、お腹周りが気になったり、体重は変わっていないのに加齢とともに体型が変わってきたりと、ボディラインに関する悩みは尽きません。身体の気になる部位を選んで脂肪を落とす、いわゆる「部分痩せ」はできるのでしょうか。
 日本で一番初めに脂肪減少の医療機器を導入したクロスクリニック銀座 院長の石川浩一先生にお話を伺いました。

「リバウンド」や「痩せにくい」…その理由は脂肪細胞にあり

減量に成功しても、すぐにリバウンドしてしまうのはなぜですか?
石川先生:私たちの身体には、脂肪をため込む脂肪細胞があります。脂肪細胞は、脂肪をため込んで大きくなりますが、ひとつの脂肪細胞でため込める量以上の脂肪をため込もうとすると、脂肪細胞自体の数が増えていきます。この脂肪細胞は、「一度増えると減ることはない」といわれています。
 厳しい食事制限や激しい運動でいくら減量に成功しても、身体のなかの脂肪細胞が小さくなるだけで、数は減りません。空気の抜けた風船のようなもので、食事や運動の習慣をもとに戻してしまうと、また風船に空気が入ってしまうのです。これがいわゆる「リバウンド」です。そのため、リバウンドしないようにするには、この脂肪細胞を減らすことを目指す必要があります。

エクササイズやマッサージで「部分痩せ」はできる?

二の腕や太ももなどの部位に効くというエクササイズは、効果がありますか?
石川先生:食事や運動で体重が減ったとしても、脂肪細胞のサイズが小さくなるだけですから、部分的に細くなることはありません。「部分痩せ」を目指すエクササイズは、その部分の脂肪ではなく、筋肉に働きかけるもの。筋肉を鍛えることで基礎代謝が上がり、消費カロリーが増え減量につながりますが、鍛えた部分の脂肪だけが小さくなるわけではありません。エクササイズで体質改善はできても、「部分痩せ」は期待できないと考えたほうがよいでしょう。
脂肪が気になる部分のストレッチやマッサージは、どうでしょうか?
石川先生:運動不足の方などで、血行が悪かったり、むくみがある場合には、ストレッチやマッサージを行うことで、血行がよくなったり、むくみが改善することがあります。結果として、ストレッチやマッサージを行う前よりもすっきりして見えることもあるでしょう。代謝がよくなることで、前述の筋肉を鍛えるのと同様に消費カロリーが多少増える可能性もありますが、その部分の脂肪細胞が減るわけではありません。また、痩身を謳ったエステティックサロンの施術で勘違いをされる方もいらっしゃいますが、エステでの施術では血行をよくし、むくみを改善するものなので、医療行為として脂肪細胞を減らす治療とは別だと思っていてください。

脂肪細胞に直接働きかけて「部分痩せ」を可能にする痩身治療とは?

なかなか落ちない二の腕や太ももなどの脂肪を減らすにはどうしたらよいでしょうか?
石川先生:最近では痩身治療として、体重を減らすためのいわゆる「減量」ではなく、脂肪細胞にアプローチする「ボディ・コントゥアリング」という治療法があります。この治療を行えば、脂肪細胞を減らすことでボディラインを整えることができ、「部分痩せ」も実現できます。
ボディ・コントゥアリングとはどんな治療法ですか?
石川先生:ボディ・コントゥアリングは、医療行為として脂肪細胞を減らし、身体の輪郭を整える痩身治療です。この治療では、厚生労働省が効果と安全性を確認し、承認した医療機器を使います。気になる部分にアプリケータと呼ばれる機器を装着し、その部分の脂肪細胞を冷やしてダメージを与え、排出させることで脂肪細胞を減らす仕組みです。脂肪が氷りはじめる温度が水よりも高いという性質を利用しているため、脂肪細胞のみにダメージを与え、皮膚やほかの組織には影響を与えない温度にコントロールして治療します。

厚労省も承認。「部分痩せ」は医師の手で

治療には、どれくらいの時間がかかるのでしょうか?定期的な通院は必要ですか?
石川先生:自然な身体の代謝機能として脂肪細胞が排出されるので、ゆっくりと減っていき、最大の効果がでるのは2~3か月後です。治療後すぐに効果を実感というわけにはいきませんが、治療後1か月ぐらいから効果を感じられる方が多いようです。脂肪細胞自体の数が減りますので、一度減らしてしまえば、定期的な通院は必要ありませんが、1回目の治療後、まだ脂肪が残っている場合には、再度治療を行ないます。また、治療した部位が美しくなると、ほかの部位も気になってくる…ということで、ほかの部位の治療のために継続して来院される方も多くいらっしゃいます。
痩身治療というと、痛みや出血が心配なのですが。
石川先生:脂肪細胞を減らすというと、脂肪吸引のような外科手術を思い浮かべる方もいるかもしれませんが、医療機器を使ったボディ・コントゥアリング治療は皮膚の上からアプリケータを当て、気になる部分を冷やすという治療法です。メスも注射も必要なく、ダウンタイムの少ない、非侵襲的な脂肪減少法です。治療後にアプリケータを当てた部分が赤くなったり、むくみやしびれなどが出たりすることもありますが、いずれも一時的なもの。脂肪細胞が排出されるまでの間に軽快することが、臨床試験で確認されています。
 出血などもなく、身体への負担も少ないボディ・コントゥアリング治療なら、ふだんと変わらない生活を続けながら「部分痩せ」ができますよ。
提供 アラガン・ジャパン株式会社

クロスクリニック銀座院長 石川浩一先生

クロスクリニック銀座院長
石川浩一(いしかわ ひろかず)先生

1988年防衛医科大学卒業。
日本形成外科学会認定・形成外科専門医

ボディ・コントゥアリング治療についてもっと詳しく知りたい方はこちら
記事の見出し、記事内容、およびリンク先の記事内容は株式会社QLifeの法人としての意見・見解を示すものではありません。
掲載されている記事や写真などの無断転載を禁じます。