[赤ちゃん湿疹…食物アレルギーかも?] 2008/06/09[月]

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アトピー性皮膚炎の子どもが増えています。全員が、食物アレルギーと関係があるとはいえませんが、「その湿疹が何に原因しているのか、専門医に見極めてもらうのが非常に大事」と宇理須先生は言います。
アレルギーを起こしている原因の食物がわかれば、それを除去していくのが治療法ですが、乳幼児の場合は除去するだけではダメ。「同時に、除去したものの代わりになるものを見つけて与える、栄養の確保も重要です」。
皮膚の症状を合併している子が多いので、湿疹の治療もおざなりにしてはいけません。「アトピー性皮膚炎を起こすほかの原因、例えば、洗剤、汗なども取り除きながら、軟こうを使って正しいスキンケアを行い、湿疹をコントロールしましょう」。

放っておくのは危険 悲観しないで努力と工夫を

three_items.jpg「食物アレルギーと診断されても、怖がることはありません。でも放っておいてはもっといけません」
複数の食物を除去しなくてはいけない場合もありますが、医師や栄養士の指導に従って、栄養を確保できるような食事療法を行います。
食物アレルギーを起こしやすい子は、その後、さまざまなアレルギー性疾患を発症しやすいのも事実。例えば、喘息になる確率も一般の子よりも高いわけですが、その場合も、早期に発見して早期に治療すれば心配はいりません。
アレルギー性疾患全般の注意として、ダニの少ない環境を作ってあげるなどの注意や工夫は大切ですが、食物アレルギーは治ります。ほとんどの子は改善します。
「何カ月、何年という期間にはなりますが、その間、がんばって治療をすれば必ず食べることができるようになります」と宇理須先生。あまり悲観しないで、専門医に相談するといいですね。


fujita1.jpg藤田保健衛生大学医学部教授
坂文種報徳會(ばんぶんたねほうとくかい)病院
小児科 宇理須厚雄先生
名古屋大学医学部卒業。同大学院小児科学専攻課程入学、米国食品医薬品局(FDA)留学、同修了。名古屋大学医学部助手、藤田学園保健衛生大学講師、藤田保健衛生大学医学部助教授などを経て現職に。第44回日本小児アレルギー学会会長


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