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[ヘルスケアニュース] 2015/10/19[月]

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無意識に同期する見つめあう2人の動き

画像はリリースより

 2人で向き合うようにして会話をしていると、何となく体の動きが似てくるような気がする・・・。そんな経験はありませんか?事実、コミュニケーションを取っている2人の間では、意識するしないに関係なく、身体の動きが同期するという現象が、これまでも報告されてきました。

 この無意識の同調が起きるメカニズムはよくわかっていませんでした。しかし、今回、生理学研究所の定藤教授らの研究によって、無意識の体の動きの同期に必要かつ基本的なメカニズムとして、「2者間の視覚による体動制御が対等になる必要」があることを発見しました。

 研究では、44人の女性被験者に2人1組になってもらい、向かい合った状態で直立。そして体の動きを計測する機器を付けた眼鏡をかけたうえで、「互いに見つめ合った場合」、「どちらか一方が目隠しした場合」、「双方が目隠しした場合」に分けて、体動の同調を計測しました。

「見つめ合う」というコミュニケーションの重要

 実験の結果、両者が見つめ合っていた時に、体動の同期が時間の遅れなく起きていることがわかりました。また、一方が目隠しした状態では、体動は同期するものの時間に遅れが生じ、双方が目隠しをした状態では、体動と時間の遅れに相関関係はまったく見られませんでした。

 この実験により、視覚情報が双方に対等に影響を与え合うことで、体動が時間の遅れなく同期することがわかりました。一方が意識的に体動を調節しても時間に誤差が生じますから、遅延のない同期は、双方の視覚情報をもとに無意識的に行われていることがわかります。

 今回の研究成果は、コミュニケーションにおいて「見つめ合う」ことがいかに重要であるかを示しています。また、会話や体の動きの同期といった社会的相互作用に問題を抱える自閉症などの診断支援への実用が期待されると研究グループは述べています。(下玉利 尚明)

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