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[ヘルスケアニュース] 2015/11/17[火]

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スキンシップ 子どもの「自尊心育てる」


昭和大学江東豊洲病院 小児内科教授 水野克己先生

 11月17日は「世界早産児デー」。それに先立って、アッヴィ合同会社は11月15日、「早産児」とその家族のサポートを目的としたイベント「スモールベイビーおひるねアート講座&撮影会」を東京都内で開催しました。

 早産児とは、乳児を在胎期間で分類したもので、通常の在胎週数37週から42週未満(正期産児)より短い37週未満の乳児を指します。ちなみに、出生体重による分類では、2,500g未満の乳児を「低出生体重児」と定義。世界保健機関(WHO)は以前、2,500g未満を未熟児と呼んでいましたが、現在は低出生体重児にあらためています(2012年度厚生労働科学研究費補助金 成育疾患克服等次世代育成基盤研究事業「低出生体重児保健指導マニュアル」参照)

 「スモールベイビーおひるねアート講座&撮影会」には、早産児とその親約20組が参加しました。「早産時の育児と健康」と題して講演に立った昭和大学江東豊洲病院 小児内科教授の水野克己先生は、「日本は今、小さい身体で生まれてくる子どもが増えている。20人に1人以上が早産で、もっと深刻なことに2,500g未満の低出生体重児が約10%もの高率で生まれている」と説明。子育てで大事なことの一つとして「スキンシップ」を挙げ、スキンシップが多いと子どもの自尊感情が高まるという研究結果を紹介しました。また、「“小さくて”かわいい」などの周囲の心無い一言で、母親が自分を責めることが多いとし、「お父さんがぜひ“傘”になって、お母さんをこのような“落石”から守ってほしい」と呼びかけました。

情報量の多さ、愛情、希望の多さがメリット


水野先生とチャイルド・ボディー・セラピストの蛯原英里さん

 この後、「ena AMICE」代表で、チャイルド・ボディー・セラピストの蛯原英里さんが加わって、参加者から事前に集めた質問に答える形で、トークセッションが行われました。「早産児であることに不安や心配が尽きないが、早産児だからこそプラスのことはあるのか」との質問について、水野先生は、「NICUに入院することで、担当の医師や看護師などから情報をもらえることがひとつのメリット。また、早産児ということで、家族には最初から困難があるが、それを乗り越えたことが人生の糧になる」と話しました。

 蛯原さんは、以前NICUに勤務していたころ、早産児の母親に対し、「正期産児として生まれた赤ちゃんよりも、医師やナースからのたくさんの愛情、希望を受け取った。これから困難なことがあると思うけれど、応援してくれる人がたくさんいるから大丈夫」と伝えていたことを話しました。

 また、一般社団法人日本おひるねアート協会 代表理事の青木水理さんを講師に招き、乳児に背景や小物をつけて撮影する「おひるねアート」講座が開かれました。壇上で、Tシャツや紐などを使ってかわいらしい背景がつくられていくと、参加者は興味津々にその様子を眺めていました。このほか、参加した早産児の撮影会や、子育て相談も実施されました。(QLife編集部)

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