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[ヘルスケアニュース] 2016/01/20[水]

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ゲームと脳の関係を継続調査

 一時期“ゲーム脳”という言葉をよく耳にしましたが、ゲームは本当に子どもの脳に悪影響を及ぼすのでしょうか。このほど、東北大学の川島隆太教授と竹内光准教授らの研究グループが、長時間のビデオゲームプレイが子どもの脳にどのような変化をもたらすのか調査しました。

 これまでビデオゲームのプレイに関しては、言語記憶や注意、睡眠、学業、知識に対する悪影響が指摘されていました。またゲームのプレイ中は、快感や意欲に関わる神経伝達物質であるドーパミンの放出が起こり、ゲームは中毒になりやすいことも知られていました。

 そこで今回、一般から5歳から18歳の研究参加者を募り調査を実施。ゲームのプレイ時間の調査や知能検査、脳のMRI撮影を行いました。一部の参加者には3年後にもう一度、知能検査とMRI撮影を行い、ゲームプレイの習慣との関連性や経年変化も調べています。

覚醒剤常用者と同様の悪影響が?

 参加者240人の脳画像を解析した結果、初回調査で長時間のゲームプレイ習慣が言語性知能の低下と関連していることがわかりました。3年後の2回目の調査では、より一層の言語性知能の低下が見られたほか、動作性知能と総知能のいずれにも悪影響を及ぼしていました。

 また、人の記憶や睡眠をつかさどる機能、何かをやろうとする意欲への悪影響も示唆されました。それだけではありません。さらに、コワイことがわかりました。メタアンフェタミンという覚醒剤の常用者に見られる、神経系への悪影響が、長時間のゲームプレイによって表れることもわかったのです。

 今回の研究で発達期のゲームプレイが言語機能や神経メカニズムに与える悪影響が明らかになりました。ゲームが子どもの日常生活に占める割合は大きくなっています。長時間のゲームプレイは控えて、1日のプレイ時間を決めるなどの対応が必須だといえるでしょう。(下玉利 尚明)

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