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[ヘルスケアニュース] 2016/12/14[水]

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免税効果で、インバウンド消費が活発

 薬局やドラッグストアなどで販売している「OTC」。何のことかご存知でしょうか?OTCとは「Over The Counter」の略で、医師の処方箋がなくても買える「一般用医薬品」、簡単にいえば市販薬のことです。さらに、薬剤師から購入する「要指導医薬品」と、リスクによって3段階に分類される「一般用医薬品」に分けられており、主な風邪薬は「第2類医薬品」、ビタミン剤などは「第3類医薬品」として販売されています。

 株式会社矢野経済研究所の調査によると、2015年のOTC市場規模(メーカー出荷金額ベース)は3年連続のプラス成長で、前年比1.8%増の8,090億円と推計。OTC市場全体の成長率は1%にとどまっていますが、一般用医薬品に限定すると前年比3.3%増の高い伸び率となっています。一般用医薬品が免税対象となったことにより、在日外国人のインバウンド消費が活発になったことが一因のようです。

 薬効の市場規模推移をみると、目薬が前年比11.8%増と2桁の成長を達成し、ビタミン剤(同4.4%増)や解熱鎮痛剤(同1.3%増)も堅調に推移。インバウンド消費以外にも、新製品の投入や積極的な販促活動の効果が現れたと考えられます。一方、伸び悩んでいるのが、総合感冒薬(同0.7%)や胃腸薬(同1.0%減)。かぜの流行がほぼ例年並みであったことや、健康志向の高まりで暴飲暴食をする人が減少していることなどが要因として挙げられます。

セルフメディケーションにも活用

 また、医療費抑制の観点から、セルフメディケーションにOTCを活用する動きが進められています。セルフメディケーションとは、軽い身体の不調は薬剤師と相談のもとで、市販薬などを使って健康管理をしようという考え方です。

 厚生労働省では、医師が処方する医療用医薬品と同成分の「スイッチOTC」に注目。医療用医薬品からスイッチOTCへの代替を促進しようと、2017年1月から「セルフメディケーション税制」という医療費控除の特例が新たに導入されます。スイッチOTCを購入した際に、購入費用について所得控除を受けることができる制度ですが、この施策のみでセルフメディケーションを大きく推進させることは難しいと思われています。(菊地 香織)

 

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