[ヘルスケアニュース] 2016/12/28[水]

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39℃でも休まない“鉄人”が1割!


画像はリリースより

 先日、とある風邪薬のキャッチコピーがブラック企業を連想させると、インターネット上で話題になりました。そもそも、風邪は「万病のもと」ともいわれます。決して甘くみてはならず、十分な休養が必要。しかし、働く男性たちの現実は違うようで…。

 第一三共ヘルスケア株式会社が、ここ3年間で風邪を引いたことがある30~40代の男性4,603人に「風邪(インフルエンザを除く)で仕事を休むことに対しての考え方」を聞いた結果、「仕事を休むべき」と回答した人は4割にとどまり、6割が「仕事を休みづらい」と抵抗があることがわかりました。回答者の中から、「休む派」と「休まない派」を各500人ずつ抽出し、それぞれの特徴を比較しました。

 まず、この体温になったら会社を休むという“熱のボーダーライン”を比較。37.5℃をボーダーラインと考えている人は、「休む派」が49%なのに対し、「休まない派」は20%と少数。38.0℃に上がると、「休む派」は一気に86%まで増えますが、「休まない派」は62%と差が開いています。さらに、39.0℃でも、「休まない派」の9%は仕事に行くと答えており、“鉄人”ぶりがうかがえます。

「休む派」が多い業種、トップは官公庁

 次いで、それぞれの業種を調査。「休む派」が多い業種のトップ3は「官公庁」、「情報処理/情報サービス」、「金融・保険業」の順で、いずれも6割以上という結果。一方で、「休まない派」のトップ3は、「運輸・輸送業」、「学校・教育関連」、「病院・医療機関」の順。とりわけ、運輸・輸送業は「休まない派」が7割と多く、勤務形態や職場環境が影響していると考えられます。

 役職別では、役職が上がるにつれて、「休まない派」が増加。「一般社員、係長/主任クラス」までは半数以下ですが、「課長/次長クラス」になると54%と半数を超えます。「部長クラス」では、「休む派」が約3割、「休まない派」が約7割となり、風邪程度では休まない(休めない?)部長さんが多いようです。

 今回の調査から、働く男性たちは「風邪では休めない」と考えている人が多いことが明らかになりました。しかし、「休まない派」では1週間以上治らない人が2割という結果も出ており、風邪症状を引きずりながら仕事をすることで、周りに迷惑を掛けている場合もありそうです。自分の身体のため、職場のためにも、風邪のときは潔く休む決断をすることも“仕事”のうちかもしれません。(菊地 香織)

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