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[ヘルスケアニュース] 2017/10/27[金]

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推定患者数40万人、決して珍しい病気ではない乾癬


モデルの道端アンジェリカさん

 「ひどくなる前に、専門の先生に相談するべきでした」

 そう語ったのは、乾癬(かんせん)を患っていることを先日明かしたモデルの道端アンジェリカさん。10月29日の「世界乾癬デー」を前に、日本乾癬患者連合会と日本乾癬学会、製薬企業7社が開催したメディアイベントで、ご自身の経験を語りました。

 乾癬は、銀白色の鱗屑(りんせつ)という皮膚の粉をともない、皮膚が赤くなって盛り上がる紅斑(こうはん)ができ、その一部がフケのようにはがれ落ちる病気です。約半数の患者さんには“かゆみ”がみられ、爪の変形や関節炎を伴うことも。国内には40万人前後の患者さんがいると推定されています。日本乾癬学会理事で東京慈恵会医科大学皮膚科学講座主任教授の中川秀己先生は「乾癬は決して珍しい病気ではない」と語りました。

 “かんせん”と聞いて、“感染”という言葉が想像されることから、うつる病気だと勘違いされることも多い乾癬。中川先生によれば、この誤解が原因で、患者さんのQOL(生活の質)が低下してしまうそうです。改めて、「乾癬はうつらない病気だと理解してほしい」と訴えました。また、最新の治療動向についても解説。中川先生によれば、乾癬は悪化因子を排除することで症状を抑えることも可能だといいます。患者さんそれぞれの状態や悩みに合わせて、治療選択ができると説明しました。

アンジェリカさん「乾癬と向き合い、症状をコントロールすることが大切」

 症状が悪化していた時期、アンジェリカさんは鱗屑を気にして黒い服を着れなかったり、鏡にうつる自分を見たくなくて電気を消してお風呂に入ったり、乾癬だと友だちに言えずに悩んだり、辛い日々が続いたといいます。しかし、専門の先生に相談しながら治療した結果、今は症状が落ち着いているとのこと。また、アンジェリカさんは、症状が悪化しないようにストレスを溜めないことや、適度な運動をすることを心がけているそうです。「乾癬と向き合い、症状をコントロールすることが大切」と語りました。

 日本乾癬患者連合会会長の柴崎弘之さんは、「乾癬について正しい知識を持つことが大切」と語ります。柴崎さんは、患者会の活動のなかで、専門の先生を招いた勉強会を行うなど、正しい乾癬の知識や治療法を広める取り組みをおこなっているそうです。この話を受けて、「患者さん以外の一般の方にも、乾癬に対する正しい理解を持ってほしい」と中川先生。「患者さんのQOLを上げるためには、周りの人の理解が必要です」と訴えました。

 乾癬の原因はよくわかっていませんが、遺伝的素因に不規則な生活や食事、ストレス、肥満、感染症など、さまざまな環境因子が加わることで発症するといわれています。世界乾癬デーをきっかけに、まずは、私たち自身が乾癬を正しく知ることが大切なのかもしれません。(QLife編集部)

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