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[ヘルスケアニュース] 2018/05/25[金]

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「説明した」医師に対し「全ては覚えられない」患者

 高血圧治療において、降圧目標を達成するには処方された降圧薬を確実に服用することが重要です。しかし、その達成率は男性30%、女性40%と低く、厚生労働省によると、高血圧が原因となった死亡者数は10万人を超えるとみられています。一方で、医師の高血圧治療に対する満足度は98.9%1)と高く、医師と高血圧患者の間に治療意識のギャップが見られます。

 日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社は、愛媛大学名誉教授の檜垣實男先生とともに実施した「医師および高血圧治療に対する意識の実態調査」が、医学雑誌「血圧」に調査研究として掲載されたことを受け、調査結果を公表しました。

 降圧目標値に関する説明について、医師の95%が「説明した」と回答したのに対し、患者の44%は「説明を受けていない」「覚えていない」と回答。このほかにも、治療の目的を医師の86%が「初診時に説明した」とした一方、「初診時に説明を受けた」と回答した患者はその半数以下と、「説明した」医師と「説明されたのを覚えていない」患者のギャップが浮き彫りになりました。

「残っていないと不安」と、薬を余らせる患者も

 残薬についても、患者の58%が「余っている」と回答しました。余る理由として、「うっかり飲み忘れた」「外出時に忘れた」などの「飲み忘れ」が大半でしたが、「残薬がある」患者の約2割が「残っていないと不安になる」と回答しました。また、約半数の患者が「薬剤数を減らしたい」と考え、67%の患者さんが「降圧剤の薬の数は1か2種類が良い」と回答していました。

 今回の調査結果について、著者の檜垣先生らは「患者さんが服用している薬剤について、分からないことがあったり、種類が多くてのみにくいと感じたら、主治医の先生や薬剤師に遠慮せずに相談してみては」とアドバイスを送ります。脳卒中や心臓病など、生命に関わる病気を引き起こす最も主要な原因の1つである高血圧。しかも、高血圧は自覚症状のない「サイレント・キラー」とも呼ばれています。高血圧治療を受けている方はもちろん、「まだまだ大丈夫」と思っている方も、毎日血圧を測る習慣をつけてみてはいかがでしょうか?(QLife編集部)

1)国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED):平成27年度 産学官連携研究の促進に向けた創薬ニーズ等調査研究,公益財団法人ヒューマンサイエンス振興財団,東京,2015

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