[病院を知ろう!プロジェクト] 2009/05/29[金]

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円滑会話のための、医師への呼びかけ方

「せんせーいっ!」

 あなたは、病院で、医師をどう呼んでいるだろう?親しい先生と、初めての先生とでは、呼び方が違うだろうか?呼称はコミュニケーションの第一歩。呼びかけ方ひとつで、会話の雰囲気が変わる。雰囲気が変われば、会話の内容だって変わる。
 医療は相性が大事。医師と「いい感じ♪」なコミュニケーションができた方が、治療が進みやすい。
(注:ただし相性タイプは人さまざま。QLifeの口コミを見ても、「叱ってくれたドクター」を好きになる人もいれば、「怒らないドクター」を好きになる人もいる。)
 そこでQLifeでは、全国の医師300人にアンケート調査を行って、「医師は私達患者から、どう呼ばれたいと思っているのか?逆に、患者をどう呼びたいのか?」を確認した。

 

「50歳前の開業医」には”名前付き“で呼んでみよう

 アンケート結果を見ると、シンプルに「先生」と呼ぶのが、無難なようだ。回答した医師の66%がこの呼ばれ方を好む。ただし、「○○先生(○○=名前)」と呼ばれるのを望む人も28%いた。傾向では、若い医師や開業医が”名前付き”を好む比率が高まる。例えば30代では39%、開業医では37%だ。若年層や開業医の方が、より親近感ある関係性を患者との間に築こうとする様子が伺える。ちなみに「30~49歳」の「開業医」に限定すると “名前付き”派は42%に上がる。
 専門分野別では、産婦/泌尿肛門系(産科・婦人科・泌尿器科・肛門科など)や精神科系(心療内科を含む)が、「○○先生(○○=名前)」や「△△、△△先生(△△=ニックネーム)」選択率が高い。デリケートな診療機会が多いほど、患者との関係を柔らかくしようと配慮するようだ。

 

医師の側も、患者を“名前付き”で呼びかけたい

 さて、逆方向はどうだろう?つまり、医師は患者にどう呼びかけたいのか。アンケートの結果では、「○○さん(=名前)」という呼び方が圧倒的人気だった。かつて親しみも込めて多く使われていた「お父さん、おばあちゃん、お嬢さん等」の呼称を選ぶ医師は、ゼロに近かった。全体的に、“個性・個別事情を持ったひとりの人”として患者に接する姿勢が伺える。
 違和感批判も多い「患者様」は、医師の間でも人気がない。開業医に比べると病院勤務医でやや選択率が上がるものの、全体ではわずか2%に過ぎない。

 

●文中の調査の詳細レポートは、以下(pdfファイル):
病院での呼び方、呼ばれ方(2009年4月医師調査)

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