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[あぶないよ! 薬の家庭保存、使いまわし] 2010/06/10[木]

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「他人の薬で大変な目にあった!」体験談

 家庭に残っていた処方薬を、「親切のつもりで」「熱にうなされる子供が可哀そうで」「夜中だったので、応急措置にと思って」…と使いまわしたら、副作用などで予想外の事態になってしまい、大変な思いをしたこと、ありませんか? 「症状が同じ」「体格が同じ」「年齢が同じ」「親が同じ(遺伝)」でも、お薬が異なる作用をすることは珍しくありません。お互いの体験から学びましょう!

30代女性(国外)
家族による配慮で、がんの告知を受けずがん治療を受けていた方がいました。入院治療を終えて在宅でステロイドの内服を続けていましたが、ご本人はビタミン剤と説明されていました。
その方と一緒に旅行に行った母が、体にいいからと勧められ、ビタミン剤と思って譲り受けました。私が看護師のため、旅行から帰ってきた母が飲んでいたステロイドにすぐ気が付き事なきを得ました。
薬剤師さんから…
お母様が服用したのがステロイド剤だったからまだ良かった(?)ですが、抗ガン剤だったらもっと大変でしたね。
がん告知については難しいところがありますが、やはり自分の薬を人にあげてしまう、貰ったら服用してしまうという習慣が良くないと思います。
薬剤師として、医師・看護師にもご協力頂き、医薬品乱用防止の呼び掛けをしたいと思います。
50代男性(神奈川)
以前私が対人恐怖症で「レキソタン5mg」を飲んでいました。整形外科へ入院していた母が夜寝られないと言うのでこの薬を渡し服用したら夜おおいびきで朝までぐっすり寝て周りの人がひどい目に(いびきがすごい)あい寝られず食堂へ待避したそうです。医師にばれたらとまずいと思い二度と渡しませんでした。
薬剤師さんから…
今回はレキソタンによって、呼吸抑制の副作用(呼吸ができなくなる、うまく空気が吸えなくなる副作用)が出て、お母様が大きないびきをかかれたのだと思います。多分、ご自身でも経験されているとは思いますが、自分に合う薬にめぐり合うのに色々薬を変えてみたりしていると思います。
特に精神科系の薬には人に合う合わないがありますので、決して人には渡さない・飲ませないようにしてください。
30代女性(群馬)
10代の頃、教習所で生理痛が急に重くなった時、友人が彼女用(生理不順)に産婦人科で処方された痛み止めを分けてくれた。服用後しばらくして、激しいめまいと吐き気で立っていることもできず、控え室のソファーに横になり、1時間以上、意識がもうろうとした状態になる。このまま意識を失うんじゃないかと、すごく怖かった。授業も運転実習もキャンセルせざるを得ず、免許の取得が予定より2週間遅れてしまった。友人は良かれと思って薬を分けてくれたのだけど、結果は逆に。人の薬を飲んではダメだと、身をもって学びました。
薬剤師さんから…
大変な目に遭われたんですね。
大抵の鎮痛剤の副作用は胃が荒れたり、眠気が出るような症状が出ますが、その薬に弱い体質の方はもっと強く症状が出て、意識がもうろうとすることもあります。また、鎮痛剤とよく一緒に処方される筋弛緩剤(筋肉等の緊張を弱めて痛みのもとを緩和する薬)があるのですが、そちらを服用していたなら、効きすぎると吐き気・目眩・意識もうろう・だるさなども出ることがあるので、もしかしたら、そちらの薬だった可能性もあると思います。
いずれにせよ、薬の名前も内容もわかりませんので確かなことは言えませんが、医師から処方された薬は効果も良いですが、副作用も強い事が多いので人にはあげない・貰わないようにしましょう。
20代女性(大阪)
以前から不安な気持ちになることがあり眠れない日があったため、母に相談したところ「眠れない時に使うといいよ」と言われ、ニトラゼパム5mg(トーワ)をもらいました。先日、このニトラゼパムを飲んでから床に就いたところ、睡眠中に呼吸困難になってのたうちまわりながら目が覚めました。すごく苦しくてこのままでは死んでしまうと恐怖を感じました。一回目でこの症状が出たのですが、副作用を知らなかったため、夢見が悪かったのだろうと勝手に判断し再度飲んでしまいました。二回目の発症で薬を疑わしく思い、ネットでこの薬を調べたところ、副作用ではないかと思い至りました。結果として三回服用したうち、二回もなってしまいました。もう他人の薬を使うのはこりごりです。
薬剤師さんから…
大変な目に遭ってしまいましたね。いわゆる睡眠薬や抗不安薬、抗うつ薬などの向精神薬には、その患者さんに「合う」、「合わない」があります。合わない場合は、有害な副作用が出る確率が高いです。よって、きちんと医師の診察を受けて相談しながら、薬の選択を決定する必要があります。また、安易に人に与えて服用させた場合には、大きな事故になってしまう可能性もありますので、決して向精神薬を人に飲ませたり、他人の薬を飲んだりしないようにしてください。
40代女性(東京)
トルコに旅行中、風邪をひいたらしく、鼻水がとまらなくなりました。同じツアーで一緒になった方が、「スイミングプールの後に、いつも鼻水が出るので使っている薬。鼻水が止まるから、飲んでみて。」と、親切で薬を下さいました。ところがそれを夕食後に飲んだら、明け方に吐き気、胃痛、めまい、腹痛、下痢になってしまって「もう日本に帰れないかも」と思いました。怖かったです。後にも先にもあのようなことは起きていませんが、もらった薬でそんなふうになるなんて。今となっては何という薬だったのか覚えていませんが・・・。
私は、病院などで「薬のアレルギー」を問われた時には、いつも「なし」と答えていました。「あり」と答える方が良いのでしょうか?
薬剤師さんから…
鼻どめの薬で嘔吐・下痢の副作用が出ることはあまりありませんが、その薬に他の成分(解熱鎮痛剤、炎症止めなど)が含まれていて、そちらの副作用が出た可能性はあると思います。もしくは、薬が原因ではなく、風邪が悪化した可能性もあります。免疫力や体力が下がっている時に体に合わない飲食物を摂取したり、冷房が強いホテルの部屋で就眠した事によって、嘔吐・下痢・腹痛・頭痛・体がだるいなどの症状が出ることもあります。旅行中には、特に注意が必要ですね。どちらにしても、薬の効果や副作用には個人差がありますので、ご自身の特徴を把握するためにも、「薬を服用しての体調変化」があった時には医療機関や薬局に積極的に相談することをお勧めします。
20代女性(京都)
中学時代の事です。頭痛が酷かったため、友人から『効くよ』と言われ、瓶に入った錠剤を貰いました。添付文書に『1回6錠』などと書いてあり、その通りに飲んだのが悲劇の始まりでした。しばらくして息苦しさと倦怠感にうなされ、放課後まで保健室で寝ている破目に。
今は何と友人も私も薬学生。患者様に薬の適正使用の大切さをしっかり伝える事のできる薬剤師になりたいです。
薬剤師さんから…
大変な目に合いましたね。中学生の時に服用したなら、おそらくその痛み止めは市販されている小児対応の鎮痛剤なのだと思います。11歳以上15歳未満で1回6錠服用する薬は存在します。但し、個人差というものがありますので、おそらく貴女はその薬に対して過敏に反応する体質なのではないでしょうか。体に合わない薬がある方は、一般向けの市販薬とはいえ注意が必要になります。是非、患者さんの気持ちのわかる、良い薬剤師になってください。
50代女性(兵庫)
子供が喘息で、悩んでいた頃のことです。病院での治療もしていたのですが、友人から、そちらのお子さんに良く効いて楽になったからと、発作どめの吸入器を譲って頂きました。しばらくして夜中に発作が起こった時があって、「早速試してみよう」とその頂いた吸入器を使いました。そうしたら20分ぐらい後になって子供が嘔吐し始め、「心臓がドキドキして苦しい」と言い始めたのです。救急車を呼ぼうかと思いましたが、様子を見て、2時間ほどで落ち着いたので、取りあえず朝まで様子を見て次の日あわてて病院に行きました。
薬剤師さんから…
大事にいたらず、幸いでした。喘息の発作どめの薬は、効果はとてもいいのですが、使い方・分量を間違えると副作用が出やすいです。今回の「嘔吐・心臓のドキドキ」は典型的な発作どめの副作用です。お薬はその人の症状や体重(体格)なども考えて、処方されていますから、絶対に他の人の薬は使わないようにましょう。
30代女性(埼玉)
うちには子供が2人いるのですが、お兄ちゃんは大丈夫なのですが、弟は卵アレルギーを持っています。日曜日、弟が風邪をひいて熱が出て苦しそうになり、いつも行っているお医者様が閉まっていたため、半年くらい前にお兄ちゃんが風邪で貰った薬を飲ませました。お薬を飲ませてから15分ぐらいしたら顔に湿疹が出始めて、ちょうど卵を食べさせたのと同じような症状になり、慌てて卵アレルギーが出た時の薬を飲ませました。どうやら、お兄ちゃんの薬の中に卵の成分の薬が入っていたみたいです。
薬剤師さんから…
確かに風邪薬の中によく入っている炎症止めに、卵と同じ成分:塩化リゾチームという薬があります。特に子供の薬は体重で分量が決められますので、弟くんが服用するには分量も多く、その分、卵アレルギーの症状も強くでたのではないでしょうか。症状が同じといっても、兄弟で薬の共有は止めましょう。
30代女性(東京)
子供の発表会があり、3日ほど前から本人は緊張して眠れない日々が続いていました。可哀想になって、自分が飲んでいた安定剤を飲ませて寝かしたら、次の朝、いつもの時間になっても子供が起きてこない。
部屋に起こしに行って、声をかけても揺さぶっても、なかなか起きない。やっと起きたかと思ったらフラフラしてまともに歩けない状態だったので、結局その日学校を休ませました。その後、昼過ぎになってやっと正常に戻りました。
薬剤師さんから…
精神安定剤は人にあげないでください。薬は症状、体重(体格)などで医師が処方しています。今回は、安定剤の副作用が強く出すぎて、覚醒できない状態だったのだと思います。それに、安定剤の譲渡は薬物汚染の導入のきっかけにもなりますので、絶対にしないでください。

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