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[教えて!ドクター] 2008/04/09[水]

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高血圧や糖尿病、高脂血症は皆、内臓脂肪型肥満が原因

20080411_title.jpg内臓脂肪型肥満を基盤としたメタボリック・シンドロームこそ、脳卒中や心筋梗塞などの原因。ウエストサイズが男性85㎝以上、女性90㎝以上ならメタボリック・シンドメタボリック・シンドロームの可能性が大きい!
●取材協力/宮崎滋部長・東京逓信病院内科(内分泌・代謝)

 メタボリック・シンドロームとは内臓に脂肪が蓄積した内臓脂肪型肥満から高血圧や糖尿病、高脂血症が促進され、動脈硬化による脳卒中や心疾患などを発病させやすくなっている状態です。
 高血圧や糖尿病、高脂血症は、いずれもかなり進行しない限り自覚症状を覚えないので「沈黙の殺人者=サイレントキラー」と呼ばれています。そのまま放置していると血管の壁がもろくなる動脈硬化を進行させ、脳梗塞や脳出血、狭心症や心筋梗塞など命にかかわる重大な病気を引き起こします。
 「かつては高血圧や糖尿病、高脂血症など動脈硬化や心筋梗塞を起こすリスクファクターはそれぞれ個々の原因から生じており、これらのリスクファクターが集積するとマルチプルリスクファクター症候群と呼ばれ、脳卒中や心疾患を発病させると考えられていました。しかし、その後の研究で1つのリスクファクターを持つ人は他のそれも併せ持つことが多いという事実や、特定の人にリスクファクターが集まる一方、リスクファクターが集まらない人には集まらないという事実もわかってきました。そして、高血圧や糖尿病、高脂血症などのリスクファクターはそれぞれ独立した別個の原因から生じているのではなく、内臓脂肪型肥満という1つの原因から生じている症例の多いことが判明し、その進行による動脈硬化から脳卒中や心疾患などが発病させやすくなっている状態をメタボリック・シンドロームと呼ぶようになったのです」と東京逓信病院の宮崎滋部長(内分泌・代謝内科)は指摘します。

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 メタボリック・シンドロームは高血圧や糖尿病、高脂血症などのリスクファクターが、たまたま1人の人に同時に起こるのではなく、過剰に溜まった内臓脂肪という1つの原因から起きてくる状態を指しています。
 重要なのは、それぞれのリスクファクターを単独で見ると、ただちに治療が必要なほど悪い状態と認められず、「軽症」だからという理由で放置されかねないことです。その結果、複数のリスクファクターから動脈硬化を急速に進行させ、脳卒中や心筋梗塞を招いてしまうために、新たにメタボリック・シンドロームの診断基準が設けられたのです。(Contents By カルナの豆知識

記事一覧:中高年の2人に1人はメタボリック・シンドローム!

  1. 中高年の2人に1人はメタボリック・シンドローム! «
  2. 糖尿病の発症率は5~9倍 心筋梗塞や脳卒中は約3倍
  3. カギを握る脂肪細胞が合成・分泌するアディポサイトカイン
  4. 内臓脂肪は皮下脂肪と比べて溜まりやすく減りやすい

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