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[教えて!ドクター] 2008/04/22[火]

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脳卒中は脳の血管が詰まるために起きるものと、脳の血管が破れるために起きるものとがあり
(1)脳梗塞
(2)一過性脳虚血発作
(3)脳出血
(4)くも膜下出血
の4つのタイプに分けられます。「脳梗塞は脳の血管が詰まるタイプの脳卒中です。脳動脈や頸動脈など脳の中の太い血管の内側にコレステロールが溜まって生じるアテローム血栓性脳梗塞と、脳の深部のきわめて細い血管が詰まるラクナ梗塞、心臓の血管にできた血の塊が脳にまで流れてきて血管を詰まらせる心原性脳塞栓の3種類に分けられます」(植田センター長代理)

一過性脳虚血発作も脳の血管が詰まるタイプの脳卒中で、その大半は数分間で血液が再び流れるようになり症状が消失するか、長くても1時間以内に回復するところに大きな特徴があります。しかし、一過性脳虚血発作を経験した人のうち20〜40%が、その後、脳梗塞の大発作を起こすと報告されています。「脳出血は脳の中の細い血管が破れて出血するタイプの脳卒中で、脳内血腫と呼ばれる血の塊ができ、その周囲の脳細胞が死滅してしまいます。出血した場所や、出血した血液の塊の大きさによって、さまざまな症状が現れます。症状だけでは脳梗塞と区別がつかないこともあります」(植田センター長代理)

くも膜下出血は、脳とくも膜と呼ばれる薄い膜の間を流れる脳動脈にできた脳動脈瘤が破れて出血するタイプの脳卒中で、出血した血液がくも膜の下の隙間に広がることからくも膜下出血といいます。脳動脈瘤はしばしば脳動脈が枝分かれする分岐部に生じます。
脳動脈瘤が破れると、突然、激しい頭痛や嘔吐、けいれんなどを起こして意識不明となります。くも膜下出血を起こすと約40%の人は死亡し、約30%は重大な後遺症を残し、約30%の人しか社会復帰できないといわれます。
現在、脳卒中の死亡者のうち、もっとも多いのが脳梗塞で約62%を占め、脳出血(約24%)と、くも膜下出血(約11%)が後に続きます。かつて日本では脳出血による死亡者が多かったのですが、近年は脳出血が減る一方で脳梗塞が増え、いまや脳梗塞が脳出血を大きく上回るようになってきたのです。

脳卒中の発病リスクをチェックする15項目

□年齢が40歳以上である
□高血圧だと診断された
□高脂血症だと診断された
□糖尿病だと診断された
□家族や親戚の中に脳卒中になった人がいる
□ときどき脈が乱れることがある
□肥満である
□日頃からお酒を沢山飲む
□喫煙の習慣がある
□日頃はほとんど運動をしない
□日常的にストレスを感じている
□ほとんど休養ができない
□味付けの濃い料理が好きである
□脂っこい料理が好きである
□野菜や果物をあまり食べない

チェックした項目が多ければ多いほど脳卒中を発病させるリスク=危険性が高まります。たとえば、高血圧の人が脳卒中になる危険性が1だとすると、高血圧に高脂血症が加わっている人の脳卒中発病リスクは約5倍になります。高血圧と高脂血症に糖尿病が加わると約7倍に、さらに喫煙が加わると約10倍に脳卒中の発病リスクは高まります。しかし、チェック項目を1つでも減らすことによって、脳卒中の発病リスクを劇的に下げることができます

Contents By カルナの豆知識

» 脳卒中は40代からが危ない!
» 「突然」が脳卒中の発作のキーワード
» 脳卒中の半数以上を占める脳梗塞 日本人に多いラクナ梗塞
» 脳卒中は内科の病気 脳卒中センターのある病院はどこ
» 頭部CT検査が不可欠血栓溶解療法を行うか否かの決め手となるMRI検査
» 発作後3時間以内のt-PAの投与が決め手となる脳梗塞
» 脳血管内治療によるコイル塞栓術はくも膜下出血の有力な治療法

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