出典:家庭医学大全 6訂版(2011年)
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咳(子どもの症状)から考えられる主な病気

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咳から考えられる主な病気

◆ 喘鳴、呼吸困難

◆ かぜ様症状

症状 疑われる病気
乾いた咳から湿った咳、喘鳴 急性気管支炎
とくに2歳以下、喘鳴、多呼吸、呼吸困難 細気管支炎

咳(子どもの症状)とは?

咳は、急に冷たい空気を吸い込んだり、細かいちりやほこりの多いところにいると出ることがあります。これは生理的なもので、まったく心配ありません。咳はそのほとんどは呼吸器系の病気で起こり、発熱を伴えばまず感染症を考えます。
気管支喘息は、ゼイゼイ、ヒューヒュ

咳は、急に冷たい空気を吸い込んだり、細かいちりやほこりの多いところにいると出ることがあります。これは生理的なもので、まったく心配ありません。咳はそのほとんどは呼吸器系の病気で起こり、発熱を伴えばまず感染症を考えます。
気管支喘息は、ゼイゼイ、ヒューヒュ
ーという音(喘鳴)がする呼吸や咳が出て、呼吸が苦しくなる病気です。たとえば、かぜをひいた時、夜寝てから、とくに朝方、季節の変わりめ、たばこや花火の煙やほこりを吸い込んだ時、雨や台風の時に喘鳴や咳を繰り返すようなら、気管支喘息の可能性が高くなります。
また、病気ではありませんが、異物誤吸入にも気をつけましょう。コインなどの異物をのみ込むと、異物は気道または食道に詰まります。食道の場合はまず大事に至ることはありませんが、気道の場合は窒息する危険があります。どちらに詰まったにしろ、至急取り除かなくてはならないので、救命手当の方法はぜひ知っておきたい事柄です。