専門医より推薦を受けた診療科目・診療領域

つがる総合病院は、複数の有名専門医(※)の間で「自分や家族がかかりたい」と推薦されています。
このページでは、専門医より推薦を受けた分野(科目、領域)の特色や症例数、所属している医師について取材・調査回答書より記載しています。 ※推薦、選定して頂いた有名専門医の一覧表

第2内科(循環器・呼吸器・腎臓病内科)

分野

循環器科

特色

津軽半島唯一の循環器専門施設のため、24時間カテーテルインターベンションを含めた循環器救急医療に対応している。手術が必要な症例については近隣の心臓血管外科と緊密な連携をとっている。ICDやCRT-D植え込みは施行していないが、中隔ペーシングなどペースメーカー植え込みは積極的に行っている。呼吸器科、腎臓病内科(専門外来のみ)も同一科であるため、幅広い対応が可能である。

症例数

病床は呼吸器科を含めて52床。09年心臓カテーテル検査は470件(331件を経橈骨動脈より施行)、冠動脈CTは75件、冠動脈形成術117件、末梢血管拡張術28件、下大静脈フィルター留置術17件、ペースメーカー植え込み術(交換含む)83件、心筋SPECTは85件

★急性心筋梗塞を含めた緊急冠動脈形成術は47件、冠動脈形成術117件のうち65件は経橈骨動脈から施行している。手技成功率は97.4%。IABP(大動脈内バルーンパンピング)は15件施行、必要に応じてCHDF(持続的血液ろ過透析)を施行している

★心臓電気生理学的検査は3件、ペースメーカー新規植え込み60件のうち中隔ペーシング(Bachmannペーシング含む)を25件に施行

★末梢血管についても四肢、腎動脈、鎖骨下動脈などの血管形成術を施行している

★生理学的検査は心エコー1,938件、食道エコー9件、頸動脈エコー132件、ホルター心電図1,396件、運動負荷心電図(トレッドミル負荷含む)361件など。

医療設備

心血管撮影装置、心臓超音波(経食道エコー含む)、ホルター心電図、トレッドミル負荷心電図、心臓核医学検査、冠動脈CT、MRI、大動脈内バルーンパンピング他。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 △
  • 主治医指名 △
  • 執刀医指名 /

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 東北版」(ライフ企画 2010年12月)

皮膚科

分野

皮膚科

特色

アレルギー性疾患から膠原病、皮膚悪性腫瘍まで皮膚疾患全般にわたり幅広く診療を行っている。特に足の糖尿病性皮膚潰瘍・壊疽に関しては、可能な限り脚の大切断を回避することに努め、局所は軟膏療法のほか小切断、マゴット療法、陰圧閉鎖療法等を組み合わせた治療を基本とする。潰瘍治癒後の再発予防には、医療的フットケアを積極的に取り入れている。

症例数

年間外来手術件数約200件、入院手術約40件

★基底細胞がん、ボーエン病、有棘細胞がんといった皮膚悪性腫瘍を正確に診断し、手術療法のほか切除不能例にはモース氏ペースト(塩化亜鉛を含む特殊な軟膏)を行うなど、個々の患者に応じてより適切な治療を提供している

★糖尿病、閉塞性動脈硬化症に伴う足の皮膚潰瘍・壊疽は薬物療法および局所治療を基本とするが、必要とあれば他科と連携し血行再建を計画する。感染を併発している場合は切開、デブリドマン、患趾切断を迅速に行う。足趾の壊疽では血流障害が強くても、骨削りを応用した骨髄露出・閉鎖療法を行うことで大切断回避に努めている

★関節リウマチ、全身性強皮症などの膠原病および血管炎に伴う難治性皮膚潰瘍についても、病態の理解に基づいた適切かつ丁寧な診療を心がけている

★陥入爪、巻き爪はVHO法、マチワイヤーによる矯正治療を主に行い、フェノール法は適応を限定して施行している

★フットケアは爪の高度変形、足変形に由来する鶏眼などを対象に行っている。トゥー・セパレーターの紹介、義肢装具士と連携したインソール・フットウエア作製も可能である

★アトピー性皮膚炎、乾癬では標準的治療に加え、重症例に対する免疫抑制剤の治療経験も豊富である。

医療設備

CT、MRI、ダーモスコピーなど。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 △
  • 主治医指名 △
  • 執刀医指名 ○

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 東北版」(ライフ企画 2010年12月)

リウマチ科

分野

リウマチ・膠原病内科

特色

関節リウマチ・膠原病を対象としているが、関節リウマチが中心である。治験を含めた生物学的製剤の使用症例数は東北地区で最多で、各生物学的製剤の効果を最大限に発揮させる治療法を用いている。整形外科、リハビリテーション部との連携も緊密である。さらに新しい関節リウマチの診断基準については、日本で最大数の症例を解析し、その有用性について学会で報告した。治療に伴う副作用対策にも積極的に取り組んでいる。当院は日本リウマチ学会の教育認定施設であり、浦田科長は日本リウマチ学会評議員・指導医・専門医、日本内科学会総合内科専門医、日本腎臓学会専門医、米国内科学会専門医、米国リウマチ学会専門医、田中医師・上里医師は日本整形外科専門医の資格を持つ。

症例数

月間の外来患者数は約500人(新患者数は15人)で関節リウマチ患者が約9割である。生物学的製剤は市販されている4種類と、治験による新規生物学的製剤4種類を含め、延べ500例の実績があり、常時150人以上に生物学的製剤を投与している。市販されている生物学的製剤の効果が不十分でも、新規生物学的製剤が治験で投与可能なため効果が望める。生物学的製剤の効果は優れているが、副作用(特に感染症、結核、B型肝炎の再活性化)を予防しながら効果を最大限に発揮させることが大切で、それには十分な経験と知識が必要である。これからの関節リウマチの治療は、生物学的製剤の投与だけでは不十分で、どのような治療戦略を用いるかが重要となる。当科ではすでに独自の治療戦略を用いており、現在、全患者の約9割で関節破壊の進行を認めていない。関節リウマチ患者の頸椎の手術に関しては、青森県でトップの症例数と治療成績を誇る。さらに手術後のフォローは原則、執刀医も携わる。

医療設備

CT、MRI、RI検査、関節エコー、骨密度検査、高画質X線検査法など。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 ○
  • 主治医指名 △
  • 執刀医指名 △

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 東北版」(ライフ企画 2010年12月)

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