福井総合クリニック

専門医より推薦を受けた診療科目・診療領域

福井総合クリニックは、複数の有名専門医(※)の間で「自分や家族がかかりたい」と推薦されています。
このページでは、専門医より推薦を受けた分野(科目、領域)の特色や症例数、所属している医師について取材・調査回答書より記載しています。 ※推薦、選定して頂いた有名専門医の一覧表

循環器科

分野

循環器科

特色

福井市、坂井市の地域中核病院であり、開放型病床を20床有しており、地域医療連携を活用し、近隣のかかりつけ医から紹介を中心に、広く循環器系の診断、治療を行っている。急性心筋梗塞や重症心不全等に24時間体制で対応している。「健康日本21」を見据え、心肺運動負荷試験により、高血圧患者さんからアスリートまでの運動指導、処方を行っている。日本循環器学会認定の循環器専門医研修施設。

症例数

循環器科病床数44床(うちCCU2床)、年間入院患者数630人、外来患者数1日平均50人

★年間検査件数(2008年)は心エコー1,400例、下肢静脈エコー170例、ホルター心電図500例、運動負荷心電図290例、心臓核医学検査550例(うち負荷心筋シンチ160例)、心臓カテーテル検査(電気生理学的検査を含め)180例

★急性心筋梗塞25例、PTCA44例、ステント40例、冠動脈バイパス術症例は信頼できる施設に依頼し、術後リハビリテーションは当院で行っている

★ペースメーカー植え込み手術数は年間13例、一時ペーシングは年間7例

★総合病院の循環器科として、特に手術周辺のハイリスク患者の管理の一つとして下肢静脈エコー、心エコーによる深部静脈血栓症、肺血栓塞栓症の診断、一時留置型あるいは永久留置型下大静脈フィルターによる再発防止を行っている(年間数例)。ASO患者に対する経皮的血管形成術、閉塞性動脈硬化や透析患者のシャント狭窄に対する経皮的シャント形成術を実施している。

医療設備

CCU2床、シネアンギオ装置、DSA、RI、MRI、ヘリカルCT、ドプラ心エコー3台、ホルター心電図、ABPM24時間連続血圧測定、超小型携帯用心電計、IABP、透析室。

所属スタッフ

佐竹一夫部長、白崎温久医長、水口敏宏医長。

「医者がすすめる専門病院 北信越版」(ライフ企画 2009年5月)

リハビリテーション科

分野

リハビリテーション科

特色

発症、受傷早期から維持期まで一貫した支援体制づくりをコンセプトとしている。豊富なリハビリスタッフと、外来クリニック、特養・老健・訪問等の併設施設との連携により、整形術後・脳血管障害に対する超早期から回復期のリハビリの充実、さらに救急医療から地域福祉に至る包括的なリハビリサービスの提供を実現し、患者の全人間的社会復帰をバックアップしている。2000年に福井県リハビリテーション支援センターに、2008年に福井県高次脳機能障害支援拠点病院に指定され、県全域の地域リハビリと社会参加の支援活動を推進している。併設施設に義肢装具士が常勤しており、迅速な義肢・装具の作成および修理が可能である。

症例数

年間症例数は約2,700例。脳血管疾患54%、運動器疾患46%

★総合病院という特徴上、扱う疾患は肢体、言語、精神、呼吸、循環器、スポーツ外傷など、ほとんど全ての分野を網羅している

★他科との連絡を密にするため、毎週積極的にカンファレンスを開き、治療方針およびゴールの確認をしている

★家庭復帰の際、ソーシャルワーカーとともに家屋評価を行い、必要に応じて家屋改造指導及び併設の外来クリニック、訪問リハ、デイケア等の紹介を行っている

★リウマチ教室を開催し、患者及び家族の疾患に対する理解向上に寄与している

★回復期病棟では、他院からの脳卒中患者を受け入れている。

医療設備

エルゴメーター、トレッドミル、可動式免荷装置、各種物理療法機器。

所属スタッフ

リハ科医師4人、整形外科医師5人、脳外科医師1人、リウマチ科医師1人。理学療法士34人、作業療法士22人、言語聴覚士9人。

「医者がすすめる専門病院 北信越版」(ライフ企画 2009年5月)

脳神経外科

分野

脳神経外科

特色

地域に根ざした基幹総合病院として、脳血管障害、頭部外傷など救急医療に重点をおいた診療体制をとっており、各科との連携により、安心した高度医療を提供できるよう努めている。救急隊とはホットラインで結ばれており、24時間オンコール体制で対応している。脳ドックを1992年より行っており、2008年末まで延べ6,000人が受診し、未破裂脳動脈瘤、無症候性脳疾患の発見に努めている。神経内科、放射線科との連携は強く、週1回合同症例検討会、論文抄読会を行っている。福井大学と連携し臨床研修指定され、学生、研修医を受け入れている。

症例数

病床数29床、年間入院数約250人、年間手術数約80例、脳動脈瘤・脳動静脈奇形20、頭部外傷25、脳内出血5、脳腫瘍10、その他、内膜剥離術、血管吻合術、顔面痙攣等の機能的脳神経外科疾患まで、幅広く積極的に診療している。破裂脳動脈瘤は急性期手術を原則とし、社会復帰率5~6割程度の成績をあげている。MRの進歩により未破裂脳動脈瘤が増えており、患者・家族と相談し手術している。高血圧性脳内血腫は保存療法を行い、やや大きな場合は定位脳的血腫除去術や開頭血腫除去術を行っている。治療方針はQOLを考慮し、useful of lifeの堅持に主眼をおき、患者や家族の心情や立場を考慮した上で十分な理解のもとに決定している。またソーシャルワーカー、リハビリスタッフ、看護師とのカンファレンスを週1回行い、アフターケアの充実にも力を入れている。本格的リハビリテーション施設を備え、スタッフとして理学療法士38人、作業療法士22人、言語療法士11人が在籍しており、脳障害による運動機能障害、言語機能障害に対し、早期から専門的リハビリテーションを開始し、訓練完了まで継続して患者に適合した訓練を行っている。

医療設備

MR、CT、脳血管撮影装置(DSA)、核医学検査、超音波(頸動脈エコー)。

所属スタッフ

辻哲朗、井手久史、宇野初ニ。

「医者がすすめる専門病院 北信越版」(ライフ企画 2009年5月)

放射線科

分野

放射線科

特色

当院の放射線科は画像診断を主たる業務としている。MR、CT、核医学検査、単純X線検査等、院内ほぼすべての画像にコメントをつけている。また、院内の各科よりの超音波検査依頼も受けている。迅速な診断により、各科がスムーズな連携を取れるよう心掛けている。院内のみならず近隣の診療所、病院よりの依頼検査も積極的に受け入れており、コピーフィルムと共に所見、診断を報告している。当院の放射線部門は臨床放射線技師12人、看護職員2人、事務職員3人で運営されている。CTは、県内では早い時期よりヘリカルCTを導入し、短時間での検査が可能となった。MRは、他施設にさきがけMRアンギオを手掛け、脳動脈瘤、脳血管疾患等の診断に威力を発揮している。RI検査は、虚血性心疾患を中心とした循環器疾患、認知症の早期発見、脳血管疾患の診断、骨疾患の早期診断に活躍している。血管造影は、各科からの依頼で主に腹部、骨盤部、四肢を中心に施行している。当科医師が女性であり、女性技師も数人いるという特色を生かし、乳腺外来を週1回開設している。乳房に異常を訴える患者に対しマンモグラフィ、超音波検査を加えた診断を行っている。異常が認められた患者に対しては、迅速な外科対診が可能である。

症例数

年間検査件数はMR約5,500件、CT約6,500件、核医学検査約700件、血管造影約20件、単純X線検査約37,000件、超音波検査約4,000件である。乳腺外来は年間約200例である。

医療設備

MR、CT、X線TV装置2台、血管撮影装置(DSA)、シネアンギオ装置、一般撮影装置3台、ポータブル撮影装置2台、乳房撮影装置、歯科用X線撮影装置、超音波診断装置10台、骨塩定量装置、シンチカメラ(SPECT)、ウェルカウンター。

所属スタッフ

岩崎俊子部長、土田千賀医長。

「医者がすすめる専門病院 北信越版」(ライフ企画 2009年5月)

ペインクリニック

分野

ペインクリニック

特色

当院は総合病院であり、癌性疼痛・神経痛・手術後疼痛から精神的な痛みまで、多様な疼痛を扱っている。外来での薬物療法・ブロック療法だけでなく、入院による治療も可能である。

症例数

癌性疼痛に対しては患者・家族・担当科の医師と相談の上、麻薬を含めた薬物療法を基本とし必要に応じて持続硬膜外ブロックを行っている。頭部・顔面神経痛に対しては薬物療法に加え神経ブロック、星状神経節ブロックを行っている。四肢体幹の神経痛に対しては、薬物療法に加え物理療法、神経ブロック、硬膜外ブロックを適用している。精神的な痛みに対しては精神科医とも相談の上、カウンセリング、トランキライザーを含めた薬物療法を施行している。 RSDに対しては物理療法・薬物療法に加え交感神経節ブロック、また血行障害に対してもPGE1を含めた薬物療法に加え、交感神経節ブロックを行っている

★外来にレントゲン透視器械を常備してあるので、透視が必要なブロックも受診当日に施行できる。またブロック後に数時間休めるベッドも用意してあり、外来通院でブロック療法を継続することができる

★年間ブロック件数は、三叉神経ブロック5件、星状神経節ブロック90件、腕神経叢ブロック50件、頸椎硬膜外ブロック10件、腰椎硬膜外ブロック100件、仙骨硬膜外ブロック580件、頸椎神経根ブロック20件、腰椎神経根ブロック210件、腰部交感神経節ブロック5件である

★物理療法は温熱療法を中心に低周波治療を適宜用いており、利用患者数は1日80人である

★総合病院であり整形外科、脳神経外科、内科、外科、耳鼻咽喉科、婦人科、精神科の各医師との連携も密に行っており、正確な診断、より有効な治療方法選択を心掛けている。

医療設備

MRI、CT、RI、サーモグラフィー、各種温熱機器、SSP。

所属スタッフ

勝尾信一副院長。

「医者がすすめる専門病院 北信越版」(ライフ企画 2009年5月)

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