明海大学歯学部付属 明海大学病院

専門医より推薦を受けた診療科目・診療領域

明海大学歯学部付属 明海大学病院は、複数の有名専門医(※)の間で「自分や家族がかかりたい」と推薦されています。
このページでは、専門医より推薦を受けた分野(科目、領域)の特色や症例数、所属している医師について取材・調査回答書より記載しています。 ※推薦、選定して頂いた有名専門医の一覧表

口腔外科第1科

分野

歯科口腔外科

特色

顎変形症(うけ口・出っ歯・唇顎口蓋裂)、顎骨骨折、骨結合型インプラント(人工歯根)、顎関節症、口腔癌など、咬合や咀嚼機能に関係する疾患の治療・手術を中心に実施。その他、顎口腔領域の疾患を幅広く扱う

★口腔癌治療後の顎欠損に対して、遊離組織移植にインプラント治療を組み合わせて、咀嚼機能の著しい改善を可能としている。口腔インプラントセンター(嶋田センター長)併設。外来手術では麻酔認定医の安全な管理のもとに、精神鎮静法の応用で無痛手術を実施している。日帰りや1泊入院での外来小手術や埋伏歯の抜歯などを積極的に行っており評価が高い

★心臓病やその他の全身的合併症のある症例にも安全に対応している。多血小板血漿による再生医療は日本で最も早く臨床に導入した。これにより、通常インプラントの埋入困難な、顎の骨のない症例にも、最新の骨再生療法である多血小板血漿を応用したGBR(骨誘導再生法)、上顎洞底挙上術などを実施し、埋入可能な状態に改善することができる。他部位からの移植骨採取を最小限に抑え、骨再生を可能にする人工骨材料の臨床知見を豊富に有する

★インプラント手術や、さらに顎変形症手術を3次元的にシミュレーション可能なCT解析ソフト(シム・プラント)のイメージマスターを日本で初めて導入し、その臨床知見の集積をもとにした経験から成功率が高く、合併症の少ないインプラントおよび顎変形症手術を行っている。下顎枝矢状分割法の手術時間は最短49分、下顎枝垂直骨切り術の最短手術時間は39分で、出血は非常に少なく、輸血を必要としない。全上下顎移動術でも手術時間は90分程度。顎矯正手術や骨折手術では、最近全例にPLLA製生体内吸収性ミニプレートを用いており、金属プレートを使用した場合に生じるような除去手術は必要がない。その他、難治性の口腔粘膜疾患や金属アレルギー、また口腔乾燥症への新しい療法にも力を入れている。

症例数

★年間の外来新患者数は平均2,800人で、全身麻酔症例約315例、その他の歯科外科小手術約1,452例。顎変形症および奇形の手術65例、抜歯症例3,201例、口腔悪性腫瘍患者23例、嚢胞168例、骨折35例、その他の外傷97例、炎症252例、口腔粘膜疾患99例、良性腫瘍および腫瘍類似疾患291例、顎関節症例は161例、神経疾患15例、唾液腺疾患59例などであった。治療の根本は『患者本位』で、患者様の立場に立った心の通った治療を行っている。治療のモットーは『常に最新で最良の治療を患者様に』である

★口腔癌の治療では、放射線や化学療法などによって腫瘍の縮小化を図り切除範囲をできるだけ小さくし、より機能が温存できる治療を目指している。広範囲の切除を要する症例に対しては、形成外科と共同で即時再建手術、またインプラントによる顎顔面補綴を行っている。また、癌化前の粘膜疾患に着目し、口腔癌に至る前の前癌病変(白板症、紅板症、扁平苔癬など)についての研究を行っている。口腔内において好発しやすい部位、所見、症状そして病理組織学的所見などについて検討を加え、初診時により癌化しやすい所見を見出すデータを得ている。そしてこれらの研究に対し先の口腔外科学会では学会賞を受賞している。さらに個人別に癌化へのメカニズムを解明し、より早期に個人にあった癌治療法を検索すべく研究をすすめている

★顎骨骨折治療では、顔面に傷を付けない口内法が基本方針で、プレートによる骨結合法(PLLA製生体内吸収性ミニプレート)により、早期の社会復帰を可能にする

★顎変形症治療は、歯科矯正科とともに県知事指定施設で、健保適用。年間手術件数約60例。術式では、Le FortI型骨切り術、下顎枝矢状分割術、垂直骨切り術、オトガイ形成術などにより咬合と顔貌の改善を図っている。プレート固定には従来のチタニウムミニプレートによるものの他に、PLLA製生体内吸収性ミニプレートを用いている。 最近では、顎矯正手術を回避できる新しい矯正装置であるオルソアンカーも積極的に施術している

★インプラント療法は最近の3年間で、骨結合型インプラント体858本埋入、上顎洞底挙上術27例、GBR31例、骨増成術など多数。日本では草分け的存在で、87年頃から実施している。2,000本以上での成功率は97%。以前の調査で、特に腫瘍による顎骨切除後の骨移植部位へのインプラントを使用した機能再建では日本で最も症例が多かった。

医療設備

CT、MRI、超音波エコー、関節鏡、ブローネマルクインプラント、オクルーザー(咬合力測定器)、ナソヘキサ(咬合診断機)、マイオモニター、炭酸ガスレーザー、NdYAGレーザー、半導体レーザー、Sim Plantなど。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 ○
  • 主治医指名 ○
  • 執刀医指名 ○

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 埼玉県」(ライフ企画 2012年11月)

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