専門医より推薦を受けた診療科目・診療領域

佐野厚生総合病院は、複数の有名専門医(※)の間で「自分や家族がかかりたい」と推薦されています。
このページでは、専門医より推薦を受けた分野(科目、領域)の特色や症例数、所属している医師について取材・調査回答書より記載しています。 ※推薦、選定して頂いた有名専門医の一覧表

消化器内科

分野

消化器・一般内科

特色

栃木県県南地区の中核病院の一つとして、消化管・肝胆膵などのすべての消化器疾患に対応し、消化器外科と一体化した検査・治療のもとに診療を行い、地域の開業医との病診連携に努めている。スタッフは日本消化器病学会・内視鏡学会・肝臓学会認定医であり、先進的な高度医療を目指している。中規模病院のメリットを生かし、ほとんどの血液生化学検査、上部消化管検査、腹部エコーは即日検査を行える体制を整えている。厚生省臨床研修指定病院、日本内科学会教育関連病院、日本内視鏡学会指導施設。

症例数

消化器内科として独立していないが、内科外来患者数は年間約90,000人、うち消化器内科外来患者数年間約16,000人以上。入院患者数は消化器内科として常時50人以上。2008年度年間内視鏡検査数は、上部消化管内視鏡が約4,500件(ERCP、EMR等を含む)、下部消化管内視鏡検査が約1,500件であり、地方の基幹病院としてはトップレベルの件数をこなしている。時代を反映して胃瘻増設も増加しており、ここ2年で100例以上施行している。早期胃癌に対してはEMRを積極的に行い、EMR非適応症例に対して消化器外科との連携により腹腔鏡下胃切除術等の縮小手術を取り入れ、患者中心の治療を常に念頭に置き診療を行っている。内視鏡的緊急止血術や食道静脈瘤に対する内視鏡的治療にも力を入れており、24時間オンコール体制にある。内視鏡検査は各症例ごとに、ウイルス細菌感染防止のため完全洗浄消毒した内視鏡を使用している。C型慢性肝炎に対するインターフェロン療法も積極的に導入しており、県内の大学病院と同等の症例数を誇っている。肝癌に対してTAE、PEIT、ラジオ波等の治療を行い良好な成績をあげている。岡村部長は慶應義塾大学医学部消化器内科の非常勤講師も務めており、最新の医療に対しての造詣が深い。県南地域の消化器病のリーダーであり、開業医からの紹介も非常に多い。

医療設備

超音波、電子内視鏡、腹腔鏡、CT、MRI、血管造影装置、アルゴンプラズマレーザー等。リニアック、核医学も。

「医者がすすめる専門病院 山梨・栃木・群馬」(ライフ企画 2009年6月)

内科(呼吸器)

分野

呼吸器内科

特色

安佐地区を中心とした地域の中核病院として、呼吸器疾患全般にわたって広く診療を行っている。気管支喘息の外来管理や慢性呼吸不全に対する在宅酸素療法を行い、地域に密着した診療を充実させることを心掛けている。手術症例は当院呼吸器外科(2人)と連携をしている。また、気管支鏡や肺結核排菌患者などは足利赤十字病院呼吸器内科・外科と密接な協力体制をとり、患者が最適な治療を受けられるよう対応している。

症例数

外来患者数は月間約800人、入院患者は年間約300人である

★気管支喘息患者には、吸入ステロイドの定量噴霧投与による治療を中心に、ピークフローメーターの導入と、喘息日誌を用いた自己管理の指導を含めた外来治療を行っている

★在宅酸素療法は現在約50人に導入しており、訪問看護部門とも連携し、在宅でのQOLの向上に努めている。また、呼吸不全急性増悪患者には、マスクによる非侵襲的陽圧換気療法(NPPV)も試みて患者のQOLを保つ治療を心掛けている

★気管支鏡は年間約120件で、肺癌やびまん性肺疾患の診断を行っている

★終夜睡眠ポリグラフィ検査を2001年より行っており、これまで300例以上。睡眠時無呼吸症候群の患者に対してCPAP治療も行っており、これまで30人以上の管理を行っている

★2007年より禁煙外来(山口副院長:水午前、完全予約制)も行っている

★肺癌症例については呼吸器外科と週1回合同カンファレンスを行い、手術、化学療法、放射線治療、緩和ケアなど、治療法を決めている

★ヘリカルCT検診車による肺癌検診は1999年12月より開始され、これまでに2,000例を超える検診を行っている

★24時間の救急体制をとり、さらに他施設で治療を受けられた肺癌、間質性肺炎、COPDなどの難治性疾患患者の受け入れや終末期医療にも対応し、地域住民のニーズに応えるよう幅広い呼吸器診療を行っている。

医療設備

CT、MRI、気管支鏡、放射線治療、血管造影室、精密肺機能検査、終夜睡眠ポリグラフィ、人工呼吸器など。

「医者がすすめる専門病院 山梨・栃木・群馬」(ライフ企画 2009年6月)

内科(腎臓病)

分野

腎臓内科

特色

慢性腎炎、糖尿病性腎症などの診断、治療から慢性腎不全に対する透析療法まで、すべての内科腎臓疾患を対象とした専門的な診療を行っている。また、腎実質性高血圧、腎血管性高血圧のみでなく、広く原発性・二次性高血圧の診断、治療も専門とする。その他、内科一般に関しても広く取り扱っている。

症例数

血液透析ベッドは30床で、外来血液透析患者数は約60人。重症患者については、時に病室にて出張透析を行っている。また、CAPD患者数は2人。年間の透析導入患者数は20~25例。総合病院という特性から他科と連携をとり、種々の合併症を持った患者や、透析困難症の患者に対する集学的治療を積極的に行っている。一部の症例に関しては、血液透析ろ過法(特にon-line HDF)も施行している

★透析療法のみでなく、体外循環を用いて腎臓病以外の疾患に対しての血液浄化療法も広く行っている。農村地域ということもあり、救急で来院する農薬中毒などに対して、直接血液吸着を年間数例行っている。その他、血漿吸着・血漿交換・DFPPなどの血液浄化療法や、難治性腹水に対する腹水濃縮ろ過再静注法なども施行している

★地域医療の中核病院となる総合病院の一部門として、腎臓だけにとらわれることなく、総合的見地から患者診療にあたることを基本とした診療を展開している。

医療設備

血液透析30床、MRI、CT、X線骨密度測定装置。

「医者がすすめる専門病院 山梨・栃木・群馬」(ライフ企画 2009年6月)

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