専門医より推薦を受けた診療科目・診療領域

福井愛育病院は、複数の有名専門医(※)の間で「自分や家族がかかりたい」と推薦されています。
このページでは、専門医より推薦を受けた分野(科目、領域)の特色や症例数、所属している医師について取材・調査回答書より記載しています。 ※推薦、選定して頂いた有名専門医の一覧表

産婦人科

分野

産婦人科

特色

小児科と連携した周産期医療が中心。多胎や高齢妊娠、合併症妊娠などのハイリスク妊娠を積極的に受け入れている。「母子ともに安全なお産」をモットーとしつつ、女性が持つ本来の力を最大限に生かせるような分娩が目標。助産師を中心に母乳へのケアも大切にしている。子宮筋腫や卵巣腫瘍など婦人科疾患一般も取り扱っており、更年期障害を中心とした中高年外来や、思春期外来も行っている。

症例数

年間の分娩数は1,200~1,300例程度。うち約15%が周辺の産婦人科施設からの紹介患者。周辺の不妊治療施設で妊娠に至った多胎妊婦や、隣接する福井循環器病院からの心疾患を合併した妊婦の紹介も多い。24時間365日いつでも小児科医立ち会いの上での帝王切開が可能である。インフォームド・コンセントを重視した上で安易に帝王切開に流れることなく、極力母子とも安全に自然分娩を行えるような分娩管理を心掛けている。全分娩に対する帝王切開率は近年15%と増えている。既往帝王切開例でも、本人の希望があれば経腟分娩の可能性を追求しており、約65%が経腟分娩となっている。過去5年間6,000例余りの分娩では、死産率は1,000分娩当たり5.2、早期新生児死亡率は1,000分娩あたり1.4。妊産婦死亡例はない。多胎例では早期入院による積極的な早産予防や小児科による未熟児治療により、良好な児の予後を得ている。過去5年間の双胎新生児102例で死産は1例のみ、新生児死亡例はない

★新生児全員に聴力スクリーニング検査と先天性心疾患のスクリーニング検査を行っており、異常の早期発見、早期治療を心掛けている

★年間の婦人科手術数は50~60例程度。内訳は子宮筋腫、子宮脱、卵巣腫瘍などで、開腹術のほか腟式手術も行っている。

医療設備

胎児心拍モニタリング集中管理システム、3D・4D超音波、MRI、骨塩量測定器。

「医者がすすめる専門病院 北信越版」(ライフ企画 2009年5月)

小児医療

分野

小児医療

特色

産科と協調した総合的な周産期医療を行っている。隣接する福井循環器病院との緊密な連携の下、先天性心疾患を中心とした小児循環器疾患を含め、新生児・小児科全般に対して診療を行っている。地域のニーズに応えるため、週3回の夕方診および年中24時間体制の小児科当直をとっており、さらに予防接種の随時性など小児一般外来診療の充実を図っている。

症例数

年間約70,000人の外来診療および約1,800人の入院診療を行っている。内訳は、感染症、小児喘息をはじめとする急性呼吸器疾患が多数を占め、先天性心疾患・川崎病などの小児循環器疾患、人工呼吸管理を必要とする呼吸窮迫症候群など未熟児・新生児疾患、てんかんを中心とした神経疾患、尿路感染症など腎疾患、低身長などの代謝・内分泌疾患などである

★NICU入院は年間約100例、1,000g未満の未熟児にも対応している。また重症先天性心疾患児に関して、他院からの母体・新生児搬送依頼を常時受け付けている

★小児心臓カテーテル検査は術前・術後(福井循環器病院)を含めて年間約70例、肺動脈狭窄に対するバルーン弁形成術、動脈管開存症に対するコイル塞栓療法なども行っている

★乳児健診、予防接種の充実に力を入れており、専用待合室を設置、予防接種に関しては基本的に予約不要の体制をとっている。

医療設備

NICU保育器は10台、人工呼吸器(HFO=1台)3台。重症心疾患に対応するため、常に最新型心臓超音波機器を導入している。トレッドミル、自動ABR(当院出生全例に施行)。心臓カテーテル設備(DSA含む)・CTは福井循環器病院で実施。

「医者がすすめる専門病院 北信越版」(ライフ企画 2009年5月)

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