専門医より推薦を受けた診療科目・診療領域

JR東京総合病院は、複数の有名専門医(※)の間で「自分や家族がかかりたい」と推薦されています。
このページでは、専門医より推薦を受けた分野(科目、領域)の特色や症例数、所属している医師について取材・調査回答書より記載しています。 ※推薦、選定して頂いた有名専門医の一覧表

リハビリテーション科

分野

リハビリテーション科

特色

当院は新宿南口に隣接し、多方面からアクセス良好な環境にある。もとは国鉄の中央鉄道病院であり、上肢・下肢切断者の義手・義足作製やリハビリテーションを鉄道弘済会義肢装具サポートセンターの義肢装具士の協力のもとに専門的に行ってきた。また、整形外科での人工関節術後をはじめとする運動器疾患や、脳血管疾患等の急性期リハビリテーションとともに、回復期リハビリテーションにも力を入れており、07年12月から42床の回復期リハビリテーション病棟を運営している。05年度より東京都から渋谷・世田谷・目黒3区で構成される区西南部地域リハビリテーション支援センターに指定され、支援事業を推進している。

症例数

回復期リハ病棟の新入院患者数は、年間183人(脳血管疾患等118人、運動器疾患65人)。脳血管疾患等の内訳は、脳梗塞44人、脳出血38人、くも膜下出血6人、脊髄損傷・術後18人、廃用症候群12人。運動器疾患の内訳は、大腿骨頸部・転子部骨折26人、その他の大腿骨骨折9人、大腿・下腿切断11人、上肢切断3人(筋電義手を含む)、人工股関節術後6人、骨盤骨折4人、その他6人。退院時自宅復帰率は83.8%で、平均在院日数は63.8日。退院前に自宅へ外出しての家屋評価や訪問生活指導も行っている

★10年4月からロボットスーツHALを導入し、リハビリテーションに利用している

★義肢装具外来があり、義手・義足の他に片麻痺の装具等を、症例に合わせて沢山の種類の中から適合判定し処方している

★後遺症としての内反尖足変形に対して手術療法も行っている。

医療設備

リハビリテーション総合施設としての諸機器、HAL、水中歩行器(トレッドミル)、重心動揺計、3次元動作解析装置、床反力計、サイベックス、筋電計、浴槽ユニット、昇降式キッチン。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 ○
  • 主治医指名 ×
  • 執刀医指名 /

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 東京都版」(ライフ企画 2011年11月)

小児科

分野

小児医療

特色

新宿駅前に位置する都心の中核病院。小児科は常勤医3人だが、一般小児診療の他、年間約500の出生新生児へ対応し、専門外来として、アレルギー、心臓、神経、および心身症外来を設けている。一般外来では、特に感染症の診断と治療に力を注ぎ、特異な経過、合併症などを含め丁寧な鑑別のうえ分かりやすい説明と治療に努めている。アレルギー外来では、気管支喘息、アトピー性皮膚炎や食物アレルギーの他、鑑別のための感染症、免疫不全、膠原病の診療も行い、心身症は専門外来とともに入院診療も行っている。また、重症で特殊な治療を必要とする場合は、初期診断・治療のうえ、近接病院や東大病院に協力をお願いしている。

症例数

外来受診数は1日30~40人。感染症など急性疾患が多い。アレルギー外来では乳児アトピー性皮膚炎の症例を常時10~15例診療しており、日本アレルギー学会によるガイドラインに基づき、基本的なケアと食事指導、および必要に応じ食物負荷試験(入院が原則)も行っている。膠原病(類縁疾患含め)や免疫不全症も定期的診療を行っている。入院病棟は6床あり、新生児、外科疾患を除き年間入院者数は30~50人だが、心身症についても専門外来と連携しながら短長期の入院治療を行っている。

医療設備

小児科外来での各種迅速検査、超音波検査の他、CT、MRI、DEXAなど多くの先進設備がある。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 ○
  • 主治医指名 ○
  • 執刀医指名 /

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 東京都版」(ライフ企画 2011年11月)

メンタルヘルス精神科

分野

精神科

特色

当院は新宿駅から徒歩5分という立地条件にある総合病院。外来は軽症のうつ病やストレス関連の患者が多い。当科は27床の入院病床があり、完全開放病棟、すべて任意入院で運営している。特に中高年のうつ病が多い。うつ病の患者にとっては、一般科病棟なみの静かで開放的な中で休養しながらの治療環境が望ましい。早期に症状が改善するよう積極的な治療を行い、また入院期間が長くならないよう、様々なサポートを行っている。うつ病の中でも重症な薬物難治例、精神病症状を伴う例、高齢者、身体合併症のある患者には、m-ECT(修正型電気けいれん療法)が第一選択となる。安全性・有効性が高く、即効性が期待できることから需要が増えているが、実施可能な施設は限られている。当科ではそのような適応のある患者の入院を積極的に受け入れている。m-ECTを行う場合には原則として本人の同意が必要である。ECTの適応か否かは、診察した上で決定する。

症例数

10年度の外来初診患者数は411人、1日平均患者数は62人。入院患者数は年間合計181人、うつ病、躁うつ病など感情障害圏が約90%、中等度以上のうつ病の入院治療を主に行っている。m-ECTの実施件数は10年度は年間578件(人数は46人)、全例が麻酔科関与のm-ECTであり、月曜~金曜に施行。m-ECT治療群の平均年齢は65.3歳と中高年が多いことも特徴。m-ECTの短所として症状改善後の病気の再燃が多いことがあげられるが、これに対して、当科ではメンテナンスECTを積極的に行っている。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 △
  • 主治医指名 △
  • 執刀医指名 /

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 東京都版」(ライフ企画 2011年11月)

麻酔科・痛みセンター

分野

ペインクリニック

特色

日本初のペインクリニック外来として我が国のペインクリニックをリードしてきた東京大学医学部附属病院麻酔科・痛みセンターのスタッフがそのまま移ってきた。疼痛緩和療法のみならず、ボツリヌス毒素を用いた疼痛緩和療法なども施行している。最近多くなった出血傾向があるために神経ブロックができない抗凝固療法中の患者様に対しては、レーザー治療を適用している。

症例数

外来患者は平均50人。脊柱管狭窄症、帯状疱疹後神経痛、CRPS(複雑性局所疼痛症候群)などの難治性慢性疼痛や、帯状疱疹痛などの急性痛にも取り組んでいる。一般的な神経ブロック、薬物療法、レーザー治療などの光線理学療法の他に、難治性腰背部痛や腰下肢痛にはエピドラスコピーも施行している。院内製剤としてのリドカイン軟膏やクロニジン軟膏を駆使しながら、難治性の帯状疱疹後神経痛やCRPSなどに応用して、かなりの治療効果を得ている。癌性疼痛に対する緩和専門外来も併設されており、緩和ケアチームとして院内緩和ケアにも取り組んでいる。東洋医学も積極的に取り入れ、漢方薬の処方や鍼治療専門外来も開設している。エピドラスコピーは150症例以上の経験を持ち、約3分の2の患者に疼痛緩和効果が得られている。

医療設備

MRI、CT、X線撮影装置、血圧計、心電図、パルスオキシメータ、高周波熱凝固装置、神経刺激装置、He--Neレーザー、半導体レーザー、直線偏光近赤外線治療器他。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 ○
  • 主治医指名 ○
  • 執刀医指名 /

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 東京都版」(ライフ企画 2011年11月)

QLifeでは次の治験にご協力いただける方を募集しています

治験参加メリット:専門医による詳しい検査、検査費用の負担、負担軽減費など

インフォメーション

JR東京総合病院を見ている方は、他にこんな病院を見ています

JR東京総合病院の近くにある病院

カテゴリから病院を探す

おすすめの記事

医療機関の情報について
掲載している医療機関の情報は、株式会社ウェルネスより提供を受けて掲載しています。この情報は、保険医療機関・保険薬局の指定一覧(地方厚生局作成)をもとに、各医療機関からの提供された情報や、QLifeおよび株式会社ウェルネスが独自に収集した情報をふまえて作成されています。
正確な情報提供に努めていますが、診療時間や診療内容、予約の要否などが変更されていることがありますので、受診前に直接医療機関へ確認してください。
名医の推薦分野について
名医の推薦分野に掲載する情報は、ライフ企画が独自に調査、取材し、出版する書籍、「医者がすすめる専門病院」「専門医が選んだ★印ホームドクター」から転載するものです。出版時期は、それぞれの情報ごとに記載しています。全ての情報は法人としてのQLifeの見解を示すものではなく、内容を完全に保証するものではありません。