専門医より推薦を受けた診療科目・診療領域

藤田記念病院は、複数の有名専門医(※)の間で「自分や家族がかかりたい」と推薦されています。
このページでは、専門医より推薦を受けた分野(科目、領域)の特色や症例数、所属している医師について取材・調査回答書より記載しています。 ※推薦、選定して頂いた有名専門医の一覧表

腎臓内科

分野

腎臓内科

特色

腎不全治療の三本の柱である血液透析、CAPD、腎移植後の患者の診療を行っている日本透析医学会認定施設、日本腎臓学会研修施設である。ただし、腎移植は当院では最近は実施していない。ネフローゼ症候群、進行性と思われる腎炎、膠原病に伴う腎疾患例は超音波下で腎生検を行い、治療方針を決定している。

症例数

2009年3月現在の維持血液透析患者は263人、CAPD患者は9人、腎移植後患者は16人である。特に血液透析に関しては10年以上の長期の症例は90人と全国平均より多く、透析アミロイド症の合併症が多くなり、アミロイド症の原因物質であるβ2ミクログロブリン吸着筒併用例が多くなってきている

★CAPDに関しては火・水・金・土の特殊外来で比較的時間の余裕を持った診療を行っている

★腎移植後の患者の管理に関しては血中のシクロスポリン濃度は自院で測定しており、比較的短時間で測定結果を得ることが可能である。管理に関しては名古屋第二赤十字病院および京都府立医科大学と提携し行っている

★検診で尿異常を指摘された患者で蛋白尿が1日当たり0.5g以上の患者や、非糖尿病性のネフローゼ症候群患者を中心に腎生検を行い、金沢大学膠原病・リウマチ内科の協力の下、光学顕微鏡、蛍光顕微鏡、電子顕微鏡による検討を行い、患者に最も適すると考えられる治療を行っている

★顕微鏡的血尿の大部分は腎炎によるものであるが一部に無痛性の尿路結石の症例があり、このような症例に対しては当院の泌尿器科で適応のある症例に対しESWLも行っている

★腎疾患を伴う膠原病に対しても当院の皮膚科と協力し治療を行っており、必要な症例に対しては血漿交換療法も実施している。最近話題の急速に腎機能障害を来すANCA関連疾患も10例の経験がある。

医療設備

MCCT、RI、血液透析、血漿交換、ESWL(体外衝撃波結石破砕装置)。

「医者がすすめる専門病院 北信越版」(ライフ企画 2009年5月)

リウマチ・膠原病内科

分野

リウマチ・膠原病内科

特色

特に腎疾患を併発した慢性関節リウマチを含めた膠原病患者の原因検索とその対策に当たっている。最新の情報を基に、個々の患者に最も適切と思われる治療を行っている。

症例数

慢性関節リウマチ患者20人、全身性エリトマトーデス10人、全身性強皮症4人、混合性結合織病、皮膚筋炎、ベーチェット病、抗リン脂質抗体症候群、ANCA関連疾患、シェーグレン症候群、潰瘍性大腸炎、慢性炎症性脱髄性多発根神経炎等である。約50人中20人がなんらかの腎疾患を合併しており、その様な症例では可能な限り腎生検を試行し、金沢大学膠原病・リウマチ内科の協力の下、光学顕微鏡、蛍光顕微鏡、電子顕微鏡による検討を行い、患者に最も適すると考えられる治療を行っている

★慢性関節リウマチに関しては早期より遅効性抗リウマチ薬を使用し、痛みや炎症のコントロールを行うと共に症例によっては生物学的製剤も使用し関節の破壊変形の進行の予防に努めている。ステロイド併用時には骨粗鬆症に注意し、特に中年以降の症例に対しビスフォスフォネート製剤を中心にに使用し、その予防に努めている

★変形が進行し、手術療法が必要な場合は近接の整形外科医院と提携してその治療を行っている

★難治性のリウマチ、膠原病患者に対しては薬物療法のみでなく血漿交換療法、免疫吸着療法も併せ治療に当たっている

★シクロスポリンの必要な症例に対しては、院内で血中濃度を測定しており約30分で結果がわかり、本薬剤の副作用の防止に努めている

★また各種の膠原病に対する皮膚疾患に関しては、当院の皮膚科と協力し治療を行っている

★当院の待合室からは全国でも珍しい立派な庭園を見ることができ、リウマチ、膠原病患者さんの精神的な面にも良い影響を与えている。

医療設備

MDCT、RI、血液透析用装置、血漿交換用装置。

「医者がすすめる専門病院 北信越版」(ライフ企画 2009年5月)

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