専門医より推薦を受けた診療科目・診療領域

富山県済生会高岡病院は、複数の有名専門医(※)の間で「自分や家族がかかりたい」と推薦されています。
このページでは、専門医より推薦を受けた分野(科目、領域)の特色や症例数、所属している医師について取材・調査回答書より記載しています。 ※推薦、選定して頂いた有名専門医の一覧表

産婦人科

分野

産婦人科

特色

高岡地区の中核病院として産婦人科全領域の診療を行っている。周産期では妊婦さんを主体とした自然なお産を基本としており、赤ちゃんにやさしい病院として母乳育児の魅力を分かってもらえるよう努力している。手術に関しては低侵襲を基本として、腹腔鏡手術、子宮鏡手術、腟式手術、小切開手術、メッシュ手術等を行っている。綺麗な手術創にもこだわっており、帝王切開などの開腹手術も含めた原則として全例で、抜糸のない埋没真皮縫合で閉創している。

症例数

★周産期:年間の総分娩数は約250例、そのうち帝王切開は約50例である。分娩は自然分娩を主体とし、夫立ち会い分娩、母乳外来、助産師外来、育児ルームによる指導などを行っている。また超音波診断を中心とした胎児診断にも力を入れている

★婦人科腫瘍:手術総数は年間約200例である。腹腔鏡下手術および子宮鏡下手術がそれぞれ約30例、3-4cmの小切開創での子宮筋腫核出術が約20例、骨盤底再建手術が約20例である。悪性腫瘍は例数は少ないものの、子宮頸癌、子宮体癌、卵巣癌、腟癌、外陰癌と婦人科全領域をカバーし、手術療法、化学療法、放射線療法をEBM(根拠に基づいた医療)を基本としながら各症例に対して個別に方針を検討し対応している。

医療設備

MRI、CT、リニアック、DEXA、腹腔鏡・子宮鏡手術機器、体外受精室、分娩集中監視システム、超音波診断装置等。

「医者がすすめる専門病院 北信越版」(ライフ企画 2009年5月)

小児医療

分野

小児医療

特色

高岡市南部および周辺地域の中核病院として、小児医療全般の診療を行っている。常勤小児科医が2人と少ないため一人ひとりの患者について情報を交換し、ほぼ全例の外来患者の病態を把握している。さらに、小児科伝言板(家族の質問に答える内容と現在流行している疾患を伝える)を毎月1回、外来に掲示している。他の公的3病院と輪番制で二次救急を担当し、また市および周辺地域の小児科医会での症例検討会(月1回)を担当しており、地域医療の充実に寄与している。

症例数

1日平均の外来患者数は約70人である。専門外来として独立しているのは神経外来だけであるが、この他に、慢性疾患(貧血、甲状腺機能低下症、亢進症、ネフローゼ、糖尿病、低身長など)の経過をきめ細かく診察している。病棟は混合病棟であるが、原則として分離されている。この内で小児科のベッド数は15床前後であり、気管支喘息、気管支炎などの呼吸器疾患、嘔吐、下痢などの胃腸炎を主とした感染症患者の入院が多い。また、近くに大学病院があり、集中治療が必要な際の受け入れ体制もある。年間の入院患者総数は約500~600人(そのうち、新生児は約40人)である。

医療設備

CT、MRI、EEG、腹部エコー、骨密度測定、ABR、SPECT、核医学など。

「医者がすすめる専門病院 北信越版」(ライフ企画 2009年5月)

リウマチ・膠原病内科

分野

リウマチ・膠原病内科

特色

富山県全域およびその近県から広く患者さんが集まっている。メトトレキサートを中心として、生物学的製剤や新しい免疫抑制剤を早期から積極的に導入し、関節の破壊や変形の抑制を図っている。地方でありながら最先端の治療を導入し、最新かつ最高レベルの医療を提供できるよう研鑽している。一方では地方の特色を生かし、家族を含めた患者様の背景や訴えをよく理解した上で、最も適した満足度の高い医療を提供できるように心がけている。病診連携も活発に行われており、他の病院や診療所からの紹介が多いのも特徴である。

症例数

関節リウマチ患者数は約2,000例である。生物学的製剤の投与症例は延べ750例を超え、レミケード300例、エンブレル370例、また新しい免疫抑制剤プログラフも400例を超えており、国内トップクラスの症例数を誇っている。早期からメトトレキサートや生物学的製剤により厳格に治療を行うことにより、この数年間で関節リウマチの手術件数は激減した。現在では手術に至る症例は、年間数例程度である。外来は整形外科医である部長が毎日、午前・午後の診療にあたっており、さらに毎日の午前中に内科系の医師が同時に併診で診療を行う2診制をとっている。それによって関節の評価・治療と内科的な合併症の予防、管理が可能となっており理想的な診療体制である。原則として外来は予約制であるが、予約なしでも随時受け入れは可能である。生物学的製剤の投与は全例外来で行っており、連日10例近くの症例が投与を受けている。また皮下注射の薬剤の投与症例も多く、患者様の状況に合わせて投与量や投与間隔を工夫しており、ほとんどの症例は良好なコントロール状態(寛解または低疾患活動性)を維持している。また学会発表や講演会活動も積極的に参加し、年間50~60回程度講演している。それにより最新の知識を吸収し、同時に全国の地域に優れた治療法を安全に普及できるよう、啓蒙活動を行っている。また治験研究も積極的に行っており、海外の優れた新薬が国内で早く承認が受けられるように、多くの治験が進行中である。

医療設備

ヘリカルCT、MRI、各種シンチグラフィ、血管造影などほとんどの医療設備を完備している。

「医者がすすめる専門病院 北信越版」(ライフ企画 2009年5月)

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