専門医より推薦を受けた診療科目・診療領域

青森市民病院は、複数の有名専門医(※)の間で「自分や家族がかかりたい」と推薦されています。
このページでは、専門医より推薦を受けた分野(科目、領域)の特色や症例数、所属している医師について取材・調査回答書より記載しています。 ※推薦、選定して頂いた有名専門医の一覧表

心臓血管センター・心臓血管外科

分野

心臓血管外科

特色

心臓・血管領域における手術的治療が主体。緊急手術は断らず積極的に対応している。

症例数

09年の心臓・血管手術は301症例。うち心臓・胸部大血管手術は222例であり、血管手術は83例。全症例の緊急手術は77例で22.2%を占める

★心臓手術の内訳は、単独冠動脈バイパス手術130例(緊急36例)、うち人工心肺を使用せず心拍動下で行う手術(OPCAB)は111例であった。OPCABは累積1,000例以上。バイパスには動脈を使用し、長期開存率を高めている。麻酔維持はラリンゲアルマスクを使用して、挿管による合併症(嗄声、咽頭痛、誤飲など)を回避している

★弁膜疾患は64例であり、弁形成手術・人工弁置換は患者に最適な方法を選択している。弁手術の内訳は大動脈弁44例、僧帽弁18、二弁置換2例、三尖弁11例(僧帽弁との合併手術)である

★胸部大血管手術は28例であり、うち緊急手術を要するA型解離は18例であった。A型解離は発症後に破裂死が危惧されるため緊急手術を要し、しかも高度の手術手技を要するが、手術成績は安定している。最近では脳梗塞の原因となりうる心房細動を治す手術も積極的に行い、09年は13例で、現在まで計100例を超し良好な成績を得ている

★血管症例は83例で、腹部大動脈瘤が23(破裂2)例、閉塞性動脈硬化症や急性動脈閉塞などの末梢動脈疾患が30例であった。予定手術では死亡例はないが、緊急手術では状態不良の症例が多く、若干の死亡例はある。

医療設備

ICU、人工心肺、自己血回収装置、SPY、PCPS、IABP、CHDF、64列CT、経食道エコー、カラードプラなど。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 ○
  • 主治医指名 △
  • 執刀医指名 △

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 東北版」(ライフ企画 2010年12月)

脳神経外科

分野

脳神経外科

特色

限られたスタッフ数ながら、市内はもとより市外からの診療要請にも対応し、個々の医師が豊富な経験を蓄積しながら、脳神経疾患全般に対する積極的な治療を実施している。また、脳卒中治療、脳血管内治療の専門医資格に加えてt-PA、ボトックスなどの治療資格も有し、脳外科専門医でもあるリハビリテーション科の相馬正始部長との緊密な連携により、急性期から回復期までシームレスな脳卒中診療を可能としている。

症例数

08年は入院患者数が632人、平均在院日数19.8日、手術件数は347件であった(以下、同年実績)

★くも膜下出血はクリッピングが32件、コイル塞栓が13件で、動脈瘤の部位、形状などを考慮し、最も有効性が高いと考えられる方法を選択している。一方、未破裂脳動脈瘤はクリッピングが27件、コイル塞栓が9件で、いずれも永続的な合併症を生じていない

★脳梗塞も3DアンギオグラフィーやSPECT(脳血流シンチグラフィー)検査などにより血行再建術の要否を検討した上で、内頸動脈内膜剥離術7件、ステント留置術6件、バイパス手術10件などの手術を実施している

★聴神経腫瘍など小脳橋角部病変に対する手術が59件あり、特に顔面けいれんや三叉神経痛に対する脳神経減圧術(ジャネッタ手術)は治癒率94%で、県内外から受診があり、国内有数の手術数

★手術時の剃髪は、基本的に手術部位に限局して実施し、皮膚や頭蓋骨も安全性を損なわない範囲でなるべく侵襲の少ない範囲を切開している。

医療設備

CT(64列)、MRI(1.5テスラ)、RI-SPECT、DSA、放射線照射装置(リニアック)、手術用超音波吸引装置・診断装置、神経内視鏡、定位脳手術装置など。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 △
  • 主治医指名 △
  • 執刀医指名 △

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 東北版」(ライフ企画 2010年12月)

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