専門医より推薦を受けた診療科目・診療領域

済生会奈良病院は、複数の有名専門医(※)の間で「自分や家族がかかりたい」と推薦されています。
このページでは、専門医より推薦を受けた分野(科目、領域)の特色や症例数、所属している医師について取材・調査回答書より記載しています。 ※推薦、選定して頂いた有名専門医の一覧表

内科(呼吸器)

分野

呼吸器内科

特色

奈良県北和地区の病床数250床の研修指定病院。内科全般を対象とし、呼吸器疾患全般にも対応できる体制をとっている。日本呼吸器学会認定施設、日本呼吸器内視鏡学会認定施設。

症例数

09年度の呼吸器疾患入院患者数は約220人で感染症、気管支喘息、肺癌、間質性肺疾患、慢性肺気腫が主体となる

★原発性肺癌は、CT、気管支鏡、胸壁超音波検査(カラードプラ解析)、近隣PET施設と協力して迅速かつ総合的に診断を行い、進行期肺癌では化学療法、放射線療法の適応を決め、当院では奈良医大呼吸器内科の肺癌の化学療法に基づき治療を行っている。またADLを考慮し、外来での化学療法も導入している

★気管支喘息は、ガイドラインに基づき治療を行っている。外来では吸入ステロイドを中心とした治療、ピークフローによる管理を行っている

★びまん性肺疾患は、間質性肺炎、サルコイドーシス、過敏性肺炎など多彩で、CT、気管支鏡による肺胞洗浄液分析、肺生検、ガリウムシンチ、肺機能検査により総合的な診断を行っている

★肺炎は市中肺炎が多く、ガイドラインに基づき治療している。その他、高齢者の誤嚥性肺炎も治療しており、特に高齢者における誤嚥性難治性肺炎には症例に応じ胃管造設などADLの改善も行っている

★慢性閉塞性肺疾患では、吸入、内服などの内科的治療、リハビリ、在宅酸素、NIPPV療法などによりQOLの改善を目指している

★睡眠時無呼吸症候群は、05年よりポリソムノグラフィを導入し、n-CPAP療法を行っている

★気管支鏡検査は、週1~2回で、肺癌以外に肺生検、肺胞洗浄液分析による診断を行っている。

医療設備

MDCT、MRI、RI、肺機能検査(ポリソムノグラフィ等)、気管支鏡(電子内視鏡)。

「医者がすすめる専門病院 大阪・奈良」(ライフ企画 2011年5月)

整形外科

分野

整形外科

特色

特に膝関節疾患を中心に専門的な立場から治療を実施している。スポーツ傷害(膝前十字靭帯損傷、半月板損傷、膝蓋骨脱臼など)治療や下肢関節再建外科(変形性膝関節症=お年寄りの膝関節痛)治療に重点を置き、最先端の技術を用いた治療を実践している。膝関節外科の多くは関節鏡を用いた低侵襲法で行う。手術後の通院は近隣のクリニックと連携し患者負担の軽減を図っている。近年、中高年者のスポーツ愛好家に増加に伴い、以前は保存加療をアドバイスされていた症例でも、積極的に手術を実施することで、スポーツ復帰のサポートをしている。また変形性膝関節症に対しては、人工関節置換術だけではなく、自らの膝関節を温存する高位脛骨骨切り術にも力を注いでいる。その他、整形外科疾患全般の治療を行っている。

症例数

09度の手術症例は約650件。うち鏡視下手術約300件、靭帯再建術85件、人工関節置換術60件、骨折手術100件、他の骨切り術や関節形成術20件である

スポーツ外傷治療=前十字靭帯再建術は主には特に力を注いでおり、二重束再建法で年間約65例。半月板は鏡視下に年間150例。野球肘は関節鏡視下手術や自家骨軟骨移植術を施行。足関節靭帯損傷は手術をせずに治療する方法を主とするが慢性化例は手術を行う

膝関節=変形性膝関節症やリウマチには人工膝関節置換術を年間50例、骨切り術を6例に行った。自家骨軟骨移植による関節面再生にも力を入れている

股関節=人工関節・人工骨頭置換術20例を行った

肘関節=野球肘、特に骨軟骨病変のある例に対して積極的に治療を行っている

脊椎・脊髄=地域医療として必要な対応を行っている

★当院で手術を行った選手の多くが、国体や全国リーグレベルへ復帰を果たしている。岡橋は奈良県スポーツ研究会世話人を務める。

医療設備

MRI、CT、DSA、RI(シンチ)、骨塩定量装置、電気生理学的検査機器、無菌手術室。

「医者がすすめる専門病院 大阪・奈良」(ライフ企画 2011年5月)

小児科

分野

小児医療

特色

地域の中核病院として、一般小児科診療から専門的診療まで対応している。また病診連携を重視し地域の医療機関と連絡を密にし、患者中心に継続的な治療が行えるよう心がけている。夜間・休日の2次救急として北和地区小児科病院輪番体制に参加している。

症例数

外来患者数は1日約30人、年間入院患者数は約500人。午前に一般外来を行い、午後は予約制で専門外来を行い慢性疾患に対応している。入院患者の多くは気管支喘息、肺炎などの呼吸器疾患や腸炎、尿路感染症、川崎病などの急性疾患である。病棟では個室、2人部屋などを活用し、院内感染対策にも絶えず努力している

気管支喘息などのアレルギー疾患=気管支喘息ガイドラインにのっとる治療を原則とし、患者個々の状態を把握しながら治療を行っている。アトピー性皮膚炎に対し、スキンケア、保湿剤・抗炎症剤外用、食事療法を行っている

内分泌・代謝=低身長精査は学校の長期休暇などに検査入院を行い、診断後、円滑に治療を行えるよう配慮している

てんかん・けいれん性疾患=脳波検討会を毎月、専門医と行い、診断・治療にあたっている

乳児健診・予防接種=4か月健診時には、予防接種について個々に応じた接種時期計画を立て積極的に進めている。健診と同時の予防接種も行っている

心エコー=川崎病退院後の経過観察、学校検診要精査時の検査、先天性心疾患の経過観察などを行っている

川崎病=新患は年間5例~10例、免疫グロブリン療法を中心とし、不応例にはウリナスタチンによる治療等で好成績を上げている

尿路感染症=膀胱尿管逆流、尿道狭窄の評価など小児泌尿器専門医とともに診断・治療にあたる

外来診療=一般外来は月~土午前(第2・4土は休診)。専門外来は午後で予約制。慢性疾患外来(月・金)、乳児健診(火)、予防接種(水)、心エコー検査(木)。

医療設備

MRI、CT、脳波、RIシンチ、超音波検査、ホルター心電図、トレッドミル、筋電図、各種迅速検査等。

「医者がすすめる専門病院 大阪・奈良」(ライフ企画 2011年5月)

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