専門医より推薦を受けた診療科目・診療領域

留萌市立病院は、複数の有名専門医(※)の間で「自分や家族がかかりたい」と推薦されています。
このページでは、専門医より推薦を受けた分野(科目、領域)の特色や症例数、所属している医師について取材・調査回答書より記載しています。 ※推薦、選定して頂いた有名専門医の一覧表

消化器病センター・消化器内科

分野

消化器・一般内科

特色

地域完結型の医療を目指し、08年6月に消化器病センターを開設した。最新の内視鏡・CTを導入しており、留萌管内唯一高度な治療が可能な消化器病施設である。消化器病に精通した経験豊かなスタッフが揃っている。外科・病理診断科など部門間の協力体制も良好であり、最適な治療を迅速に計画・施行することが可能である。その際、検査・治療の前後の説明を十分に行うことを心がけている。診断から治療・手術に至るまで病棟の移動がなく、入院から退院まで同じ病棟・同じスタッフが関わるため、コミュニケーションがとりやすく、安心快適な入院生活を過ごすことができる。高度な診断・治療が行える大きな総合病院と、小回りが利く小さな病院の両方の長所を兼ね備えた施設となるよう常に努めている。

症例数

09年の年間外来患者数25,485人、入院患者数1,576人である

食道・胃・十二指腸疾患=年間約2,500件の上部消化管内視鏡検査を行っている。患者の希望を考慮し、経口的に上部消化管内視鏡検査を行うか、または経鼻的に行うかを決定。また軽い静脈麻酔を用いた検査も行っており、なるべく苦痛の少ない検査を心がけている。早期食道・胃がんに対し内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)を年間約50例施行しているのをはじめとし、緊急症例を含む内視鏡的止血術や食道・胃静脈瘤に対する内視鏡治療、内視鏡的胃瘻造設術など、多岐にわたり内視鏡治療を行っている。また食道・胃がんに対する化学療法も、QOLを損なわないよう配慮しながら積極的に行っている。逆流性食道炎や胃・十二指腸潰瘍などに対しては、薬物療法と生活指導を併せて行っており、またヘリコバクター・ピロリ菌陽性者には除菌療法を多数行っている

小腸・大腸疾患=近年開発され、当院でも導入した小腸内視鏡も合わせて年間約1,200件の下部消化管内視鏡検査を行っている。小腸内視鏡ではこれまでの上・下部消化管内視鏡検査では診断し得なかった小腸潰瘍や腫瘍の診断に画期的な成果をあげている。大腸ポリープ・早期大腸がんに対しては内視鏡的粘膜切除術(EMR)を年間約250例、内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)を年間約15例行っている。化学療法の対象となる大腸がんに対しても、前述の通りQOLを損なわないよう配慮しながら、外来で治療を完結できるよう積極的に行っている。潰瘍性大腸炎やクローン病などの炎症性腸疾患等に対しては、薬物療法とくにインフリキシマブを用いた治療や、血球成分除去療法等も行っている。腸閉塞(イレウス)に対しイレウス管を挿入する場合には、経鼻内視鏡を用いて行い検査・治療時間の短縮を図るなど、患者の苦痛を軽減できるよう常に心がけている。なお、内科的治療が困難な場合には外科とのカンファレンスを密接に行っている

肝胆膵疾患=胆石症・胆嚢炎・総胆管結石等の良性胆道疾患に対しては、最新の64列マルチスライスCTを用いることにより、肝臓・胆嚢・膵臓等の情報だけでなく、胆管に対しても詳細にわたって情報が得られるため、患者に負担をかけずに診断に至ることが可能である。CTや腹部超音波検査などによる診断後、必要があれば内視鏡的逆行性胆膵管造影検査(ERCP)等を迅速に行うことが可能であり、その件数は年間約160例となっている(EST、EPBD、排石術、胆道ドレナージ術、管腔内超音波検査(IDUS)等を含む)。さらには超音波内視鏡検査(EUS)なども行っている。また、ウイルス性肝炎に対しては、肝生検による診断や抗ウイルス薬やインターフェロンを用いた治療、肝硬変に対しては薬物療法など、肝細胞がんに対してはラジオ波焼灼療法(RFA)・肝動脈塞栓術(TACE)・(肝動注リザーバーなどを用いた)化学療法等を行っている。胆道がん・膵がんに対してはCTやMRI、ERCP、EUS等を用いて診断している。治療に関しては、こちらも積極的に外来での化学療法を行っているが、一方で悪性胆道狭窄を認めた場合は、ステント留置術(EBD)や経皮経肝胆道ドレナージ術(PTBD)等も行っている。

医療設備

上部消化管内視鏡(経口・経鼻)、下部消化管内視鏡、小腸内視鏡、超音波内視鏡、64列マルチスライスCT、MRI、超音波装置、DSAなど。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 △
  • 主治医指名 △
  • 執刀医指名 /

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 北海道」(ライフ企画 2010年6月)

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