専門医より推薦を受けた診療科目・診療領域

会津中央病院は、複数の有名専門医(※)の間で「自分や家族がかかりたい」と推薦されています。
このページでは、専門医より推薦を受けた分野(科目、領域)の特色や症例数、所属している医師について取材・調査回答書より記載しています。 ※推薦、選定して頂いた有名専門医の一覧表

放射線科

分野

放射線科

特色

当施設は08年より地域がん診療連携拠点病院に指定され、09年より日本放射線腫瘍学会の認定協力施設として登録されている。当科では08年7月より「後充填式高線量率イリジウム治療」と「ヨード125前立腺がん永久挿入治療」が開始された。前者は、子宮頸がんでは標準治療とされている腔内照射のみならず、口腔がんに対する組織内照射等多くの部位の腫瘍に対して適用が可能な装置である。後者は福島県内で初となる治療で、患者さんにとって治療期間も短くて負担が少なく、近年我が国でも急速に普及している治療法である。当院のリニアックは、10年5月より高精度放射線治療に対応した装置に更新され、患者さんに最新の治療が開始された。

症例数

現在、乳房温存療法後の放射線治療は、外部照射による全乳房照射が標準治療とされているが、この方法では手術後5~6週間を必要とし、育児や職業を持った若い女性には大きな負担となっている。一方、温存療法後の局所再発は原発腫瘍の近傍からの再発が大部分であることから、外部照射による全乳房照射に変えてイリジウムによる密封小線源を用いる乳房部分照射を短期間で行う研究に参加し、乳がんに対する密封小線源治療を開始した。低~中リスク前立腺がんに対してはヨード125前立腺がん永久挿入治療を中心に行い、ハイリスク前立腺がんに対しては後充填式高線量率イリジウム治療が有効であるとされており、外部照射と後充填式高線量率イリジウム治療の併用治療も最近開始した。また、手術不能な直腸がんや肛門がんに対しても、密封小線源治療も有力な治療手段と考え積極的に取り組んでいる。

医療設備

6・10MVリニアック(IMRT、IGRT、脳定位・体幹部定位照射対応)、密封小線源治療装置(後充填式高線量率イリジウム治療、ヨード125前立腺がん永久挿入治療)、CTシミュレーターなど。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 ○
  • 主治医指名 ○
  • 執刀医指名 /

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 東北版」(ライフ企画 2010年12月)

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