専門医より推薦を受けた診療科目・診療領域

角谷整形外科病院は、複数の有名専門医(※)の間で「自分や家族がかかりたい」と推薦されています。
このページでは、専門医より推薦を受けた分野(科目、領域)の特色や症例数、所属している医師について取材・調査回答書より記載しています。 ※推薦、選定して頂いた有名専門医の一覧表

整形外科

分野

整形外科

特色

脊椎脊髄疾患・骨関節および腱・靱帯損傷など運動器疾患について整形外科専門医が治療を行う。手術を行う場合は脊椎内視鏡や関節鏡など最小侵襲手術に心がけ、理学療法士と作業療法士とチームワークを組み、連絡を密にして入院期間の短縮と早期社会復帰を念頭に日々研鑽に励んでいる。特に、スポーツ障害・外傷に対してはスポーツドクターを中心に理学療法士と連帯してトレーニング方法やケアなど、院内外での指導を行い、スポーツ選手たちの医学的サポートの実践に努力している。また、06年10月から近隣に角谷リハビリテーション病院を別個に開設して、回復期リハビリテーションの拠点として活動を開始した。これによって患者さんは手術などの急性期の治療後、リハビリテーション病院でのリハビリ訓練に集中でき、結果として社会復帰が早まることにつながっている。リハビリテーション病院は年々患者さんが増加している状況にある。形成外科はレーザー治療を含め先天的あるいは後天的な身体外表の変形に対して治療するもので、当院では手の手術も多く行われる。麻酔科によるペインクリニック治療も要望が多く、疼痛性疾患などにブロック療法が行われている。以上のように当院は地域の第一線病院であり、日本整形外科学会認定医研修病院、京都大学形成外科教育関連施設、日本ペインクリニック学会認定施設でもある。

症例数

09年度新患患者数は12,093人1日外来平均患者数は283人、年間手術件数は約900件前後である。手術の適否、術式等は月~金の診療開始前のカンファレンスによってなされている

★脊椎脊髄の手術は287例であった。後方進入内視鏡下手術がほとんどであり、低侵襲で良好な成績をあげている(MED法273例でそのうち腰部脊柱管狭窄症は157例、その他従来の方法による固定術等は14例)。県内外からの問い合わせや手術希望患者さんも多く、現在週5~7件の症例の手術を行っているが、手術待ち期間が長いのが悩みである。また国内はもとより海外からの手術見学者も訪れている

★関節疾患手術は膝関節鏡手術が157例(ACL再建術12例)、肩関節鏡手術が29例(反復脱臼のバンカート手術6例、腱板縫合17例)、肘関節は骨折以外は野球肘のうち上腕小頭離断性骨軟骨炎に対しての外果楔状骨切り術と骨釘かモザイクプラスティを行ったものであり成績は良好である。足関節は関節鏡視下手術は離断性骨軟骨炎、遊離体摘出術、滑膜切除であった。関節形成術は61例であり主なものは人工股関節置換術9例、人工膝関節置換術10例、大腿骨頸部骨折による人工骨頭置換術10例、骨接合術22例で可能な限り早期離床、早期リハビリを心がけている

★手の外科手術は主に中手骨、指骨骨折接合術、腱・靱帯に対する手術であり、スポーツでの舟状骨骨折や有鈎骨鈎骨折などには積極的に手術を行い早期のスポーツ復帰を心がけている。手根管症候群に対しては鏡視下手術で良好な成績をあげている

★その他手術は外傷による四肢の骨折やアキレス腱断裂などで形成外科手術は熱傷後瘢痕や外傷性瘢痕の形成術や合指症や多指症形成術など行っている。レーザー治療は脱毛も含めて約550件であった

外来診療=月~土曜まで(土曜は午前のみ)。日曜と祝祭日は休診。受付時間は月~金は午前9時~午後1時、午後4時~午後7時。土曜日は午前9時~12時まで。

医療設備

MRI、CT、FCR、超音波診断装置、骨密度測定装置、無菌手術部室、手術用顕微鏡、各種レーザー治療装置、各種内視鏡・関節鏡装置一式、バイオデックスなど等速性運動機器、自転車エルゴメーターなど。

「医者がすすめる専門病院 大阪・奈良」(ライフ企画 2011年5月)

形成外科

分野

形成外科

特色

整形外科病院としての特色から、四肢の再建外科、特に手の外科領域の手術症例数が多く、その中でも骨折などの外傷のみならず、リウマチ手やスポーツ疾患にも対処している。レーザー設置台数が多く、需要の多様性に対応できる。手術適応、術式については、カンファレンスにて十分に検討する。

症例数

年間手術数は入院手術が70~80例、外来手術が約200例。特に手足の外科関連症例数が約150例と多い

★手の外科では、手術用顕微鏡はもとより、手関節鏡、ホルミウムヤグレーザーなどを駆使し、作業療法士とも連携しながら、成績の向上を目指している。また、手足の先天異常に対しては、術前に術式や手術時期などをよく検討し、患児に合った治療法を選択している

★赤アザ(血管腫)の治療には従来のレーザーに加え、最新機種のVbeamも導入し、これまでは治療終了とされていた症例への再治療も試みている。その他、青アザ(太田母斑)、茶アザ(扁平母斑)、黒子(ホクロ)などにも対応している。また、脱毛レーザーも設置しており、治療に利用している

★顔面骨骨折や、顔面軟部組織損傷に対しても整容面を重視した治療を行っている

★皮膚腫瘍切除は約100例で、皮弁、植皮なども利用し、整容面にも細心の注意を払った術式を選択している。

医療設備

MRI、CT、手術用顕微鏡、各種関節鏡、ホルミウムヤグレーザー、皮膚疾患治療用レーザー装置各種(炭酸ガス、アレキサンドライト、色素、脱毛レーザー)など。

「医者がすすめる専門病院 大阪・奈良」(ライフ企画 2011年5月)

麻酔科

分野

ペインクリニック

特色

整形外科専門病院に併設されたペインクリニックであることもあって、頚部、肩、腰下肢などの疼痛患者が多く、整形外科と連携を密にとって診療している。待ち時間を少なくするためにすべて予約制をとっており、初診時はあらかじめ電話連絡を頂ければ有難い。

症例数

頚部・腰部椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄案狭窄症など頚、肩、腰下肢の整形外科的疾患の痛みから、三叉神経痛、帯状疱疹後神経痛、複合局所疼痛症候群などの疼痛疾患の他、上肢、下肢の循環障害や顔面神経麻痺など麻痺性疾患、網膜血管閉塞症、アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎などの非疼痛性疾患の治療も経験してきた。過去5年間の平均初診患者数は約400件、外来延べ患者数は約8,000件。半数以上を占める腰部椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症には主に腰部硬膜外ブロックの他に、各種神経ブロックに薬物療法、理学療法、東洋医学をも併用する。頚部・上肢の疾患には症状によって星状神経節ブロック・頚部硬膜外ブロックなどを行うことが多い。また高齢者では疼痛のため日常生活に支障をきたしており、疼痛治療を行うことでQOLの改善を見ている例も多くみられている。神経ブロックは単に一時的に痛みを止めるものではなく、交感神経の遮断によってその支配領域の血行改善を促すことにより効果を発揮するため、神経麻痺など痛みを伴わない疾患にも応用される。治療手段としては硬膜外ブロック、星状神経節ブロックが主となるが、交感神経節ブロック、神経根ブロック、三叉神経節ブロック、トリガーポイント注射に加え、傍脊椎神経ブロックも効果が得られている他、薬物療法、理学療法をも併用するが、低出力レーザー照射も効果を挙げており、超音波ガイド下の神経ブロックも行う。痛みの治療は単に痛みを止めるだけではなく、一人ひとりの生活習慣をはじめ、その取り巻く環境をも理解する必要となる。ボツリヌストキシンによる顔面痙攣、眼瞼痙攣の治療や、必要に応じて入院治療も行い、持続的に局所麻酔薬を注入する持続硬膜外ブロックやX線透視下の神経ブロックも行う。

医療設備

X線透視、CTスキャン、MRI、脈派検査装置、非侵襲的血行動態測定、自律神経バランス測定。

「医者がすすめる専門病院 大阪・奈良」(ライフ企画 2011年5月)

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