専門医より推薦を受けた診療科目・診療領域

名古屋記念病院は、複数の有名専門医(※)の間で「自分や家族がかかりたい」と推薦されています。
このページでは、専門医より推薦を受けた分野(科目、領域)の特色や症例数、所属している医師について取材・調査回答書より記載しています。 ※推薦、選定して頂いた有名専門医の一覧表

泌尿器科

分野

泌尿器科

特色

泌尿器科領域全般について診療を行っている。腎移植は85年の当院開設時より手がけ、前立腺肥大症に対するレーザー内視鏡手術は04年より名古屋地区では最初に導入。尿路結石に対する外来での体外衝撃波結石砕石術(ESWL)や腎疾患に対する腹腔鏡下手術など低浸襲治療に積極的に取り組んでいる。

症例数

年間手術件数は約750例。うちわけは、尿路結石症に対するESWL約240例、前立腺肥大症に対するレーザー内視鏡手術(HoLEP)約60例、膀胱腫瘍に対する内視鏡手術約80例、シャント手術が約100例、根治的前立腺全摘除術約20例、腎摘除術約30例(腹腔鏡下手術を含む)、膀胱全摘除術約10例、その他に副甲状腺手術など

★尿路結石症に対するESWLは基本的に外来手術として行っており、治療成績も90%以上と良好である

★前立腺肥大症に対してはHoLEPを04年より導入し、現在まで300例以上を数える。この手術は従来の術式と比べ出血量が少なく、入院期間も短く低浸襲な治療法である

★前立腺癌に対しては12カ所生検を行い的確な診断に努めている。外科的治療、放射線治療、ホルモン治療など症例毎の適切な治療法の選択に努めている。小線源治療法については近隣の施設への紹介も行っている

★腎臓疾患(腎臓腫瘍、無機能腎など)に対しては96年より腹腔鏡下手術を導入しており、現在では標準的治療の一つとしている

★膀胱癌は表在性の場合は内視鏡手術を、浸潤性の場合はでは膀胱全摘術を行っている。尿路変更術として代用膀胱造設も含めQOL(生活の質)に配慮した術式の選択を行っている

★腎移植は現在までに120例以上経験し、その大部分を献腎移植が占めている。

医療設備

MRI、マルチスライスCT、超音波診断装置、RI、DSA、ESWL、ホルミウムレーザー、リニアック、尿流動態検査装置など。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 ○
  • 主治医指名 ○
  • 執刀医指名 △

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 東海版」(ライフ企画 2011年4月)

産婦人科

分野

産婦人科

特色

当院は85年に癌と免疫関連疾患の治療を中心に行うというコンセプトをもとに設立され、さらに現在では地域の基幹病院としての役割を担っている。インフォームド・コンセントにも力を入れており、患者、家族の希望を考慮して癌告知を行っている。

症例数

09年度の婦人科開腹手術件数は220例

★子宮頸癌、0期、Ia期に対しては患者希望にて円錐切除術(09年度22例、過去5年間で95例)。Ib、II期に対しては原則、広汎子宮全摘術(09年度7例)。III期、IV期症例に対して動注化学療法を行い、手術、放射線治療と組み合わせた集学的治療を行っている

★子宮体癌症例は09年度15例、Ic期以上のハイリスク症例に対して術後化学療法を施行して再発予防に努めている

★卵巣癌症例(09年度は13例)もIc期以上のハイリスク症例に対して術後化学療法を施行して再発予防、再発までの期間延長を図っている

★婦人科良性腫瘍(子宮筋腫、子宮内膜症、卵巣嚢腫)の手術(腹腔鏡下手術42例)も多数行っており、症例によって機能温存手術を心がけている。また、性器脱手術(09年度24例)も積極的に行っている

★09年度の分娩総数は250例(帝王切開55例)で、分娩時の夫立ち会い、母乳哺育、母児同室を推進しており、助産師外来の開設も検討している。

医療設備

MRI、ヘリカルCT、核医学診断装置、リニアック、LEEPなど。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 ○
  • 主治医指名 △
  • 執刀医指名 △

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 東海版」(ライフ企画 2011年4月)

化学療法内科

分野

癌化学療法

特色

04年に化学療法内科開設以来、当院消化器科・消化器外科の協力のもとに、消化器癌ならびに炎症性腸疾患(IBD)の患者様のQOL(生活の質)向上を目指し、心身に優しい治療を心がけている。また血液・化学療法内科および緩和ケアチームと緊密な連携をとり、化学療法のみならず副作用予防策についても様々な臨床試験・自主研究を積極的に行っている。がん相談支援センターや患者会の支援を受け、患者様のニーズに応じた診療レベルの向上に努めている。

症例数

★手術不能進行胃癌に対する化学療法の奏効率は50~70%にまで向上しており、化学療法開始後3年以上の長期生存例や治癒例も経験するようになっている。S-1を用いた併用療法を中心にエビデンス(科学的根拠)に基づいた治療を心がけており、副作用が少なく、入院期間を短くする工夫を行っている

★手術不能進行大腸癌の化学療法は、05年4月にオキサリプラチンが認可され、ついで07年6月からベバシズマブをはじめとする分子標的薬が使用できるようになり、奏効率および生存期間が著しく改善した。外来化学療法室を中心とした治療体制の整備を図り、患者様のQOL向上につながる治療を心がけている。また外科の理解を得て、エビデンス・レベルの高い胃癌・大腸癌の手術後補助化学療法を、インフォームド・コンセントを得たのちに当科で行っている

★その他の癌として、食道癌の放射線併用化学療法、前立腺癌および尿路上皮癌・原発不明癌の化学療法を担当している

★癌診療のみならず、IBD専門外来を設けて白血球除去療法およびインフリキシマブや免疫抑制剤などを活用し、難治性潰瘍性大腸炎およびクローン病の治療にも対応している。通院する患者様は、潰瘍性大腸炎が約150人、クローン病が約40人で、消化器外科の協力を得て、手術治療にも対応できる体制(年間約10例)となっている。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 ○
  • 主治医指名 △
  • 執刀医指名 /

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 東海版」(ライフ企画 2011年4月)

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