専門医より推薦を受けた診療科目・診療領域

安城更生病院は、複数の有名専門医(※)の間で「自分や家族がかかりたい」と推薦されています。
このページでは、専門医より推薦を受けた分野(科目、領域)の特色や症例数、所属している医師について取材・調査回答書より記載しています。 ※推薦、選定して頂いた有名専門医の一覧表

外科(消化器外科)

分野

消化器・一般外科

特色

がん診療連携拠点病院として、また、3次救急医療機関として、西三河南部医療圏の癌診療、急性期医療を担う。手術治療、化学療法とも、診療ガイドラインに基づいた標準治療を基本とし、患者と医療スタッフ間で十分な話し合いを行い、治療方針を決定している。外科スタッフの各専門性に応じて拡大手術も行っており、チーム医療により安全性を確保している。

症例数

09年の年間手術件数は1,295例で、このうち全身麻酔は841例。消化器外科領域では、食道癌11例、胃癌96例、大腸癌167例、肝切除(原発性肝癌、転移性肝癌、胆道癌など)24例、膵頭十二指腸切除(膵癌、胆道癌など)20例、胆石症130例。緊急手術は209例。他に、血管疾患や乳腺・内分泌疾患、ヘルニアなどの手術が多い

★当院は、麻酔科、循環器内科、呼吸器内科、内分泌内科など、手術を行う際の各科のサポートが充実しており、併存疾患をもった患者の手術も積極的に行っている

大腸癌=進行度に応じて腹腔鏡手術や小開腹法を行う

化学療法=消化器癌の化学療法は原則として外来で、手術に関わった外科医師が行う。抗癌剤の投与方法、投与量などに誤りのおこらない安全策がとられている。

医療設備

CT、MRI、PET-CT、腹腔鏡下手術機器、電子内視鏡、超音波内視鏡、血管造影装置、リニアック、その他。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 △
  • 主治医指名 ×
  • 執刀医指名 ×

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 東海版」(ライフ企画 2011年4月)

循環器センター・循環器内科

分野

循環器科

特色

75年冠動脈造影開始以来42,000例を超えるすべてのデータが保存されている。循環器センターは当科と胸部外科医5人で構成、365日24時間体制で専門医が常駐している。

症例数

虚血性心疾患の診断には3DCT、心筋シンチグラフィーを積極的に用いている。年間の冠動脈造影検査は約1,200例、PCI(経皮的冠動脈形成術)約500例。PCIのうち約90%にステントを留置、薬剤溶出性ステントはこのうち約60%。症例に応じてロータブレーターも使用。ほぼ全例に血管内超音波(IVUS)を使用、治療戦略の決定・でき栄えの評価を厳格に行い、患者さんにとって最適かつ最高の治療を提供している。成功率は99%以上、待機的症例での死亡は0。左主幹部病変や完全閉塞病変にも積極的に取り組んでいるが、PCI不適症例については当院胸部外科にてACバイパス術を行っている

★急性冠症候群には、血栓吸引療法・末梢保護デバイスを併用したPCIを基本とし、補助循環(IABP、PCPS)も積極的に用い救命に努めている。亜急性期からは心臓リハビリも行い、円滑な社会復帰を図っている

★徐脈性不整脈に対するペースメーカー植え込み(約70例)、心房細動を含む頻脈性不整脈に対するカテーテルアブレーション(約70例)、致死性不整脈に対する植え込み型除細動器(約10例)も行っている

★その他、心不全に対する補助循環(IABP、PCPS、VAD)・心臓再同期療法、末梢血管に対するインターベンションも手がける。

医療設備

CCU 10床、心臓リハビリ室、心臓カテーテル装置2台、DSA、64列MDCT、MRI、超音波ドプラ装置、トレッドミル、エルゴメーター、CARTOシステムなど。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 △
  • 主治医指名 △
  • 執刀医指名 /

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 東海版」(ライフ企画 2011年4月)

腎臓内科

分野

腎臓内科

特色

尿検査異常から腎炎、腎不全、透析まで、腎疾患全般の治療に対応(腎移植は除く)。西三河地区の中核病院として、質が高く効率のよい腎臓病医療を目指し、地域の開業医との連携を進めている。

症例数

09年度:全入院患者数374例。慢性腎不全の短期教育入院32例。慢性腎臓病教室(外来)参加数208人/年。透析導入110例(うち腹膜透析15例)。腹膜透析通院45人(09年末現在)。腎炎・ネフローゼ治療、腎生検67例

★慢性腎臓病対策の一環として、地域かかりつけ医とのネットワークを生かし、早期からの専門医の治療、患者指導とかかりつけ医との質の高い連携を目指している。患者教室のオープン化により、近隣施設の患者も受け入れ、腎臓病治療法の浸透を目標としている

★02年よりクリニカルパス(入院治療計画書)を組み込んだ電子カルテを導入。腎生検、慢性腎不全教育、透析シャント作成、血液透析導入、段階的腹膜透析導入などの入院治療を短期化し、治療計画も可能な限り明瞭に提示する。循環器疾患、糖尿病などの全身性疾患を合併した腎疾患患者も多く、ICU、CCUなどで急性血液浄化療法(血漿交換療法、吸着療法など)も担当する。透析患者の合併症治療紹介も多く、09年度は年間333例の入院治療中の透析治療を行った

★慢性腎炎の治療は、年間約60例の腎生検を実施。病理診断は名古屋大学医学部腎臓研究室の協力のもと、複数の専門医と情報交換しながら診断・治療方針を立てる

★腹膜透析のカテーテル留置/修復手術は腹腔鏡下手術専門外科医に依頼し、短期入院(約5日間)で行っている。

医療設備

血液透析21床、CAPD液交換室、CT、MRI、シンチ、PETなど。
  • セカンドオピニオン受入 ×
  • 初診予約 △
  • 主治医指名 ×
  • 執刀医指名 /

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 東海版」(ライフ企画 2011年4月)

泌尿器科

分野

泌尿器科

特色

西三河の基幹病院として、研修医を毎年20人受け入れ、教育面も含めて主導的立場となっている。癌拠点病院でもあり、特に悪性腫瘍についての詳しい説明、患者の精神的なケアも含めた十分な時間の確保に午後1人30分の特殊外来枠を設置している。

症例数

年間の手術件数は300~350例

★前立腺癌手術件数は50~60例で、腹腔鏡手術も行っている。出身校である名古屋市立大学より腹腔鏡手術経験の豊富な秋田医師をスタッフとして迎えて以来、症例数も増え、入院期間も8日間で設定、ほぼ予定日数で退院となっている。開腹術は所属リンパ節郭清を全例に行っており、術前に自己血を採取、ほとんどの症例が自己血で対処できている。術後の病理結果によっては補助療法としてホルモン療法などを行っているが、この10年間に手術症例で癌の再発による死亡例は経験していない

★膀胱癌の全摘後の尿路変更は高齢者を除き、ほとんどが回腸導管を基本としているが、希望により回腸利用の代用膀胱も行っている。表在性膀胱癌に対する内視鏡手術はG3成分を含むハイリスク症例などは積極的にセカンドTURを行い、膀胱温存に心がけている。表在性膀胱癌は再発頻度の極めて高いものであるが、術後の再発予防としてのBCG膀胱内注入療法は岡村部長の最も得意とする分野であり、保険適用となる以前から200例以上の経験があり、5年非再発率は77.9%と非常に満足の行くものである

★腎臓癌に関しては可能な限り腹腔鏡手術で行う一方、腫瘍塞栓などで大血管操作が必要な症例は血管外科にも加わってもらい、安全な手術を心がけている

★尿路結石に対する体外衝撃波破砕術(ESWL)は年間200~250例で、症例により内視鏡手術も行っている。

医療設備

MRI、3次元CT、RI、PET-CT、ESWL、リニアックなど。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 △
  • 主治医指名 △
  • 執刀医指名 △

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 東海版」(ライフ企画 2011年4月)

整形外科・リウマチ科

分野

整形外科

特色

1935年(昭和10年)に更生病院として創立、02年に現在地に全面新築移転して改称。救命救急センター・敷地内へリポートを有する723床の地域中核総合病院であり、人口108万人の西三河南部医療圏の急性期医療を担う。日本整形外科学会・日本手外科学会・日本リウマチ学会・日本リハビリテーション医学会の各研修施設に認定され、運動器外科のすべての分野の診療を行うが、なかでも手の外科上肢外科・リウマチ関節外科・脊椎脊髄外科の分野には各々複数の専門医が在籍し、高いレベルでの診療を行っている。地域の開業医療機関や回復期リハビリ入院施設との密接な連携のもとに、急性期の入院治療や手術治療、救急医療、紹介患者さんに重点をおいた診療体制をとる。

症例数

年間手術件数は1,600件、外来患者数1日平均180人(リハビリを除く)、入院患者数1日平均75人。平均在院日数13日。主要な疾患・外傷にクリニカルパスを導入済みで、リハビリ部門と密接に連携し早期機能回復、社会復帰を目指した治療を行っている

手の外科上肢外科=手指や四肢切断などの新鮮外傷初期治療や機能再建手術にマイクロサ-ジャリ-を駆使した治療を行い、切断肢指再接着症例は累計400例500肢指を超える経験を有する。生着率は90%以上を維持しており、足趾移植・皮弁移植・血管柄付骨移植などによる機能再建手術も積極的に行っている。末梢神経障害では年間約600件の電気生理学的検査を背景に、内視鏡的手根管開放手術は97年導入以来1,000例を超える実績がある。リハビリ作業療法部門のハンドセラピストとの緊密な連携により、早期機能回復に努めている。新生児・乳幼児の手・上肢の先天的障害(多指症、合指症、裂手症など)に対する治療経験も豊富

リウマチ・関節外科=関節リウマチ、変形性関節症には十分な保存的治療を行い、進行例には人工関節手術を行い、QOL(生活の質)向上を目指した関節機能再建を積極的に行っている。年間人工関節手術件数(股・膝・肘)は130件。89年以来、リウマチ専門外来を開設し、多くの関節リウマチ患者様の医学的管理実践の実績があり、近年進歩の目覚ましい関節リウマチに対する生物学的製剤による治療も積極的に行っている。膝関節靱帯損傷や半月板損傷等に対する膝関節鏡手術も経験豊富

脊椎脊髄外科=椎間板ヘルニア、頚椎症性脊髄症、靱帯骨化症、腰部脊柱管狭窄症、脊髄腫瘍など、脊椎脊髄の多彩な疾患・外傷に対して、MRI検査、脊髄造影、椎間板造影、神経根造影などの詳細な画像診断・機能診断を行い、椎間板内ステロイド注入療法、神経根ブロック、持続硬膜外ブロック療法など、十分な保存的治療を前提として、麻酔科、内科やリハビリ科との密な連携のもとに、安全性を重視し、最新の手技及び機器を用いた手術治療を行っている。年間脊椎手術件数は200件を超える

運動器外傷=四肢骨折に対しては受傷後、早期に強固な内固定手術を行い、リハビリテ-ション部門と密接な連携を図りながら、早期機能回復、社会復帰を目指した治療を心がける。また、近年の社会高齢化に伴い、多くの基礎疾患を有する高齢者の方々に大腿骨頚部骨折が急増しており、麻酔科や内科と連携をとりながら、受傷後24時間以内の早期手術と早期リハビリ開始による家庭復帰・社会復帰を目指した治療を推進している。

医療設備

MRI、 PET-CT、64列マルチスライスCT、RI、骨塩定量装置、無菌手術室、手術用顕微鏡、関節鏡ビデオシステム、電気生理学的検査装置、超音波検査機器、手術ナビゲーションシステム。
  • セカンドオピニオン受入 △
  • 初診予約 △
  • 主治医指名 △
  • 執刀医指名 △

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 東海版」(ライフ企画 2011年4月)

小児科

分野

小児医療

特色

西三河地域の地域中核病院小児科として、感染症などの急性疾患から難治性の慢性疾患、新生児医療と小児疾患のすべての分野に対応して診療を行っている。小児病棟は感染症病床と非感染病床に区分している。院内学級を持ち、年長児の長期入院に対処している。病棟内にプレイルームを併設し、2人の病棟保育士(1人は医療保育専門士)が入院中の患児の生活の世話と指導を行っている。臨床心理士も診療に参加し、カウンセリングなど心理療法を行っている。総合周産期母子医療センターの指定を受け、拡張した新生児センターにて産科と綿密な協力体制で周産期医療を行っている。小児外科医が常勤し、外科的疾患にも迅速に対応している。地域の診療所の医師と定期的に症例検討会を持ち、病診連携を円滑に行っている。

症例数

08年度1日平均通院患者数146人、紹介患者率29.4%、入院患者数1,989人(小児病棟1,476人、新生児センター513人)、平均在院日数10.7日。入院病床数は小児病棟45床、新生児センター45床(うちNICU15床)。主な疾患の年間症例数、川崎病34例、白血病7例、固形腫瘍4例、糖尿病3例、血小板減少症5例、アレルギー性紫斑病8例、先天性心疾患40例、ネフローゼ症候群2例、膠原病2例、細菌性髄膜炎2例

感染症=肺炎や嘔吐下痢症などの一般感染症から細菌性髄膜炎などの重症感染症まで治療している

循環器=先天性心疾患の診断と管理、不整脈の治療、川崎病の初期治療やフォローアップを行っている。学校検診異常者の精査も行っている

血液腫瘍=日本小児白血病リンパ腫治療研究グループに属し白血病や悪性リンパ腫の治療を行っている。小児外科や脳神経外科や放射線科などと連携し腹部腫瘍や脳腫瘍などの小児癌の治療を行っている。準無菌室を小児病棟に併設している。貧血や血小板減少症や血友病などの非腫瘍性の血液疾患の治療も行っている

神経=てんかんと発達障害を中心に診療を行っている。良性と難治性のてんかんの判別を慎重に行い、薬剤投与を最小限にする方針をとっている。発達障害は画像診断を積極的に行い、リハビリなどの療育に役立てている。筋疾患や代謝異常症の診断と治療も行っている

アレルギー=気管支喘息やアトピー性皮膚炎などのアレルギー性疾患の治療を行っている。薬物療法に加えて日常生活の指導を行う

内分泌=糖尿病の管理や甲状腺疾患、性腺機能障害などの診断と治療を行っている。低身長の検査と成長ホルモンによる治療も行っている

膠原病=若年性関節リウマチやSLEなどの膠原病の治療を行っている

腎臓・泌尿器=ネフローゼ症候群や慢性腎炎などの長期管理を行っている。乳幼児健診や学校検尿異常者の精査も行っている。尿路感染症では膀胱尿管逆流などの腎尿路奇形の有無を検査し、小児外科や泌尿器科と連携して治療を行っている

新生児=超低出生体重児から仮死・呼吸障害や先天異常など幅広く診療し、産科や小児外科など他科との連携も活発である。脳波やエコーによる中枢神経系の予後判定に力を入れ、退院後は定期的に健診を行い、発達の評価と指導を行っている。年間症例数は、低出生体重児276例(うち極低出生体重児29例、超低出生体重児18例)、人工呼吸管理91例。「後遺症なき生存」を目指してスタッフが力を合わせて診療を行っている。愛知県総合周産母子医療センターに指定されている

予防接種=通常の個別接種以外にも、アレルギーやその他の基礎疾患を持つ患児の予防接種にも対応している

救急外来=06年度夜間及び休日の小児来院患者数11,338人(うち入院患者数は861人)。小児科医が24時間常駐して救急疾患に対応している。愛知県小児3次救急病院に指定され、地域医療機関と連携して夜間休日診療を行っている。

医療設備

エコー、CT、MRI、シンチ、PET-CT、脳波、ABR、準無菌室、NO吸入療法、ECMO、リニアック、院内学級など。
  • セカンドオピニオン受入 △
  • 初診予約 △
  • 主治医指名 △
  • 執刀医指名 /

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 東海版」(ライフ企画 2011年4月)

内分泌糖尿病内科

分野

糖尿病内分泌内科

特色

専門医、糖尿病認定看護師、糖尿病療養指導士をはじめ多くのベテランスタッフにより内分泌・糖尿病診療、糖尿病教育のチーム医療を行っている。日本糖尿病学会、日本内分泌学会、日本甲状腺学会の研修指定病院。

症例数

★糖尿病教育入院は10日間のクリニカルパスに沿って行われ、看護師(糖尿病認定看護師2人を含む)、管理栄養士、薬剤師、臨床検査技師、理学療法士、視能訓練士がチームを組んで指導をしている。現在、年間300人以上の教育入院を受け入れており、通院患者も2,000人を超える。糖尿病内分泌疾患の紹介患者、初診患者は毎月100人に達する。糖尿病治療の要である日常生活の指導については、外来糖尿病教室と入院糖尿病教室を中心として、参加型糖尿病教育を目指している。また2人の糖尿病認定看護師が週2回ずつフットケア外来と生活指導外来を行い退院後のフォロー、外来患者への個別教育などを行っている

★甲状腺、下垂体、副腎など内分泌疾患の新患は年間400人程度、甲状腺腫瘍の細胞診は年間400件に及ぶ。甲状腺、副甲状腺、副腎などの外科治療は当院外科と連携し、実施可能な施設が限られている甲状腺機能亢進症の放射性ヨード内用療法(アイソトープ治療)、副腎腫瘍に対する選択的副腎静脈採血検査も放射線科と連携して実施している

診療方針=地域の医師と協力し、地域全体の医療レベルの向上を図っている。また糖尿病教室への参加は予約なし無料開放しており、開業医から病診連携室を通して、栄養指導だけの依頼にも対応している。

医療設備

PET-CT、ヘリカルCT、MRI、人工膵臓など。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 △
  • 主治医指名 ×
  • 執刀医指名 /

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 東海版」(ライフ企画 2011年4月)

神経内科

分野

神経内科

特色

02年に全面移転し広く快適な環境の病院になった。神経内科は急性期脳梗塞を中心とした神経疾患の救急診療を重視。いつでもt-PA静注治療が可能な体制をとっている。脊髄疾患の診断と治療経験が豊富であり、脊髄疾患の鑑別診断のセカンドオピニオン目的の紹介が多い。電気生理学的検査が充実しており、脳波、筋電図、神経伝導速度検査、誘発電位などが高いレベルで可能である。ギラン・バレー症候群、慢性炎症性脱髄性多発神経炎などの末梢神経疾患の治療経験が多い。髄膜炎・脳炎などの神経系感染症、多発性硬化症などの炎症性疾患、パーキンソン病、脊髄小脳変性症などの神経変性疾患の診断と治療経験が豊富である。片側顔面けいれん、眼瞼けいれんなどに対するボトックス治療症例も多い。筋疾患、末梢神経疾患で必要がある場合には名古屋大学の専門医と連携して筋生検、神経生検を施行している。

症例数

06年の1年間で急性期脳梗塞(一過性脳虚血発作を含む)313症例を入院治療した。急性期脳梗塞313症例の入院後の退院先は、自宅229人(73%)、回復期リハビリ病院34人(11%)、療養型病院21人(7%)、介護老人保健施設など15人(5%)、死亡退院は14人(4%)であった。脳梗塞超急性期のt-PA治療の経験数は05年10月~07年11月までの期間に22症例。急性期治療後リハビリが必要な場合には、近隣の回復期リハビリ病院、療養型病院など13病院で連携した西三河脳卒中ネットワークを通じて紹介。平均在院日数は20日前後。

医療設備

MRI 3台、CT 2台、PET-CT、脳血流シンチグラフィー、頸動脈エコー、脳波、筋電図、神経伝導速度、誘発電位など。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 △
  • 主治医指名 ×
  • 執刀医指名 ×

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 東海版」(ライフ企画 2011年4月)

QLifeでは次の治験にご協力いただける方を募集しています

治験参加メリット:専門医による詳しい検査、検査費用の負担、負担軽減費など

インフォメーション

安城更生病院を見ている方は、他にこんな病院を見ています

安城更生病院の近くにある病院

カテゴリから病院を探す

おすすめの記事

医療機関の情報について
掲載している医療機関の情報は、株式会社ウェルネスより提供を受けて掲載しています。この情報は、保険医療機関・保険薬局の指定一覧(地方厚生局作成)をもとに、各医療機関からの提供された情報や、QLifeおよび株式会社ウェルネスが独自に収集した情報をふまえて作成されています。
正確な情報提供に努めていますが、診療時間や診療内容、予約の要否などが変更されていることがありますので、受診前に直接医療機関へ確認してください。
名医の推薦分野について
名医の推薦分野に掲載する情報は、ライフ企画が独自に調査、取材し、出版する書籍、「医者がすすめる専門病院」「専門医が選んだ★印ホームドクター」から転載するものです。出版時期は、それぞれの情報ごとに記載しています。全ての情報は法人としてのQLifeの見解を示すものではなく、内容を完全に保証するものではありません。