福岡市民病院(福岡県福岡市博多区)が名医に推薦されている分野
専門医より推薦を受けた診療科目・診療領域
福岡市民病院は、複数の有名専門医(※)の間で「自分や家族がかかりたい」と推薦されています。
このページでは、専門医より推薦を受けた分野(科目、領域)の特色や症例数、所属している医師について取材・調査回答書より記載しています。
※推薦、選定して頂いた有名専門医の一覧表
消化器外科
分野 |
消化器・一般外科 |
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特色 |
福岡市の医療を担う立場から質の高い医療と病診連携を推進しており、地域の基幹病院としてのニーズに応えている。胃癌、大腸癌では進行度に応じた治療戦略を立て、早期癌には腹腔鏡下手術や機能温存手術を積極的に行い、進行・再発例には可能な限り手術と化学療法を組み合わせて生存期間の延長とQOLの向上を図っている。肝癌には、肝機能や腫瘍径、個数に応じて肝切除、ラジオ波、マイクロ波凝固療法、血管造影によるIVR療法(血管塞栓術、動注化学療法)などを組み合わせ、侵襲が最小限で効果的な治療を行っている。 |
症例数 |
08年の手術総数は292例で、主な疾患の内訳は、食道癌1例、胃癌39例、大腸癌58例、原発性肝癌61例、転移性肝癌11例であった ★胃癌(300例)の5年生存率は68.9%(I期99.1%、II期78.0%、III期40.1%、IV期14.6%)。新規抗がん剤を用いた積極的化学療法により、特に非治癒切除例における生存期間の有意な延長が認められている(3年生存率:前期6.1%→後期19.5%) ★大腸癌(262例)の5年生存率は74.6%(I期100%、II期98.1%、III期74.3%、IV期26.0%)。肝転移巣の切除・MCN療法と化学療法を併用したDisease-free戦略により、IV期症例の治療成績の向上が認められている(3年生存率:前期3.9%→後期32.1%) ★原発性肝癌の10年生存率は24.9%、5年生存率は55.6%であり、08年の肝不全1例(1.6%)、胆汁漏1例(1.6%)、在院死は1例(1.6%)。 |
医療設備 |
MRI、CT、電子内視鏡、超音波内視鏡、血管撮影装置、腹腔鏡下手術装置、各種先端手術器具。 |
「医者がすすめる専門病院 福岡」(ライフ企画 2009年8月)
放射線科
分野 |
放射線科 |
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特色 |
各種画像診断とIVRを行っている。CTとMRIは全例を放射線科医がその日に読影。超音波検査は腹部、頸部、乳腺等を担当。血管造影はほぼ全例放射線科医が担当。吉田はIVR専門医、3名の看護師がIVR認定看護師で、IVR専門医修練施設の認定を受けている。脳卒中カンファレンスを週5回、肝臓カンファレンス(内科、外科、放射線科)、整形外科抄読会(整形外科、放射線科)、外科術前カンファレンス(外科、麻酔科、放射線科)をそれぞれ週1回、消化器術後病理カンファレンス(内科、外科、放射線科、九大病理)を月1回、肝胆膵術後病理カンファレンス(内科、外科、放射線科、九大病理)を数カ月に1回行っている。 |
症例数 |
2008年度の主な検査件数はCTが6,871件、MRIが3,399件、血管造影が389件。血管造影では治療(IVR)の血管造影が233件(肝臓癌の化学療法/塞栓術が155件、下肢動脈の血管拡張術が35件、胃静脈瘤に対するB-RTOが15件など) ★肝臓癌の症例は上記肝臓カンファレンスにて内科医、外科医、放射線科医によって治療方針を検討。福岡市民病院全体での肝臓癌の治療成績は5年生存率42% ★2003年4月からは脳卒中センターが開設され、病院をあげて24時間脳卒中の診療に取り組んでいる。脳卒中の症例は上記脳卒中カンファレンスで神経内科医、脳外科医、放射線科医によって検査/治療を検討している ★放射線科としての外来診療は行っていない。他院からのCT、MRI等の依頼は放射線科受付(☎092-632-1105)に電話で予約。検査終了後は速やかに読影し、フィルム(またはCDR)と読影レポートを本人に手渡している。 |
医療設備 |
MRI、マルチスライスCT、血管造影装置(フラットパネル)、FCR、マンモグラフィなど。 |
「医者がすすめる専門病院 福岡」(ライフ企画 2009年8月)
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