専門医より推薦を受けた診療科目・診療領域

大阪旭こども病院は、複数の有名専門医(※)の間で「自分や家族がかかりたい」と推薦されています。
このページでは、専門医より推薦を受けた分野(科目、領域)の特色や症例数、所属している医師について取材・調査回答書より記載しています。 ※推薦、選定して頂いた有名専門医の一覧表

小児科

分野

小児医療

特色

こども専門病院として心身両面からの医療の提供と健康の増進を図ることが第一の理念であり、附属臨床児童心理研究所の常勤臨床心理士3人も通常の外来および入院診療に関与している。1966年(昭和41年)創立以来、地域医療機関と連携しながら24時間365日の小児救急医療で急病患児を受け入れている。一方、各種専門外来において専門医を擁して良質な医療を提供する。総合病院にはない小児単科病院の特徴が出るように、プライマリケアから専門高度医療までを無駄なく効率的に行い、小児や患者家族の立場に立ってきめ細かい対応を心がけている。病児保育や母子分離入院など育児支援にも力を入れている。入院児ケアに際しては、病棟保育士5人を配置し、看護師・心理士・栄養士などによるチーム医療を行う。研修、教育実習病院でもある。

症例数

入院病床数は88床、入院数は年間3,000人。外来年間受診患者数は延べ約50,000人で、うち40%は時間外受診、入院は乳幼児の急性期疾患が主である。最も多いのは小児の日常感染症で、呼吸器感染症(気管支肺炎約450人、気管支炎約250人、数字は05年の入院延べ数で以下同じ)、消化器感染症(感染性胃腸炎約300人、乳幼児嘔吐下痢症約200人)、尿路感染症(約20人)と続く。一方、小児の流行性疾患の重症入院要請が多く、インフルエンザ(約100人)、百日咳、水痘、ムンプス、麻疹などの流行性疾患を受け入れている。次いで多いのは神経系疾患で、熱性けいれん(複合型を含む)約300人、けいれん重積症15人、てんかん20人の他、無菌性髄膜炎(ムンプス髄膜炎を含む)約50人や細菌性髄膜炎5人および急性脳炎などの中枢神経系感染症が多い。以下、アレルギー疾患(気管支喘息約150人、喘息性気管支炎約150人)が続くが、特筆すべきは川崎病で年間約40人と大阪地区での症例数は最も多い。腸重積(約30人)、虫垂炎などの急性腹症や薬物誤飲などの救急疾患が多いのは当然である。一方、無菌室を2床有し、白血病を中心とした治療を行っている。以下専門ごとに主に取り扱っている疾患内容を挙げる

血液・腫瘍=急性白血病、血小板減少性紫斑病、貧血の診断治療、小児の固形腫瘍の診断

神経・発達=多数のけいれん性疾患の診断治療、神経学的検査とCT・脳波・ABR検査で予後と発達の評価、障害児のデイケア的支援

アレルギー=喘息性疾患の吸入療法と心理治療、アトピー性皮膚炎の原因検索(プリックテスト、RAST)

腎臓・泌尿器=急性糸球体腎炎、ネフローゼ症候群、HUSなどの急性腎不全、尿路感染症では腎尿路奇形(特に膀胱尿管逆流症)の有無を超音波・膀胱尿路造影検査で正確に評価する。夜尿症は心身両面からアプローチする

腹部超音波=急性腹症(イレウス、虫垂炎、腸重積など)の迅速な診断、肥厚性幽門狭窄症では内科的療法を積極的に行う。起立性調節障害などの自律神経異常にも超音波を用いて病態を評価

内分泌・代謝=小児糖尿病、肥満などの生活習慣病

循環器=多数の川崎病冠動脈病変、発作性上室性頻拍症などの不整脈、先天性心疾患の診断

心身症=情緒障害・チックを主とする心身症、神経性食欲不振症、不登校、学習障害の他、発達検査・性格テスト・親子関係テストなどの各種心理テストの施行、親子平行面接と遊戯療法を心理研究所で行っている

放射線=各種単純撮影(頭部、副鼻腔、胸腹部)を専門医が読影、消化管造影検査による小児潰瘍性疾患、胃軸捻転、ヒルシュスプルング病などの診断

一般外来は月~土(受付は午前8時~午後4時、土は12時まで)。専門外来は原則予約制。アレルギー=火・木の午後、神経・発達=木午後、腎=金午後、血液=水午後、消化器=水午後、内分泌・代謝=第2火午後、循環器=木午前・金午後、心身症=火午前午後、予防接種=火・水の午後。

医療設備

CT、ABR、脳波、超音波検査(心臓カラードプラ、腹部)、各種迅速検査。

「医者がすすめる専門病院 大阪・奈良」(ライフ企画 2011年5月)

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