専門医より推薦を受けた診療科目・診療領域

公立置賜総合病院は、複数の有名専門医(※)の間で「自分や家族がかかりたい」と推薦されています。
このページでは、専門医より推薦を受けた分野(科目、領域)の特色や症例数、所属している医師について取材・調査回答書より記載しています。 ※推薦、選定して頂いた有名専門医の一覧表

消化器内科

分野

消化器・一般内科

特色

「あらゆる消化器疾患に、そして何時でも対応する」ことが置賜病院消化器内科の目標であり、そして特徴でもある。また、より専門性を発揮するため3つのサブグループを設けている。すなわち消化管グループ、肝臓グループ、胆膵グループで、各グループを中心として専門性を生かした診療を行っている。診療体制はチーム医療であり、消化器科全員、外科や放射線科とのカンファレンスを通して治療方針を決定している。なお、診療体制はサテライト構想に基づき、基幹病院である当院は急性期医療を担い、安定した慢性期は公立置賜長井病院や公立置賜南陽病院が担い、急性期から慢性期まで継続治療ができる体制をとっている。

症例数

消化器内科ベッド数75床+α、年間入院患者数は約1,400人、上部消化管内視鏡検査は09年度実績では4,696件、下部消化管内視鏡検査は2,886件、体外式超音波検査は5,311件、超音波内視鏡検査は358件である

食道疾患=特に食道がんに関しては、外科や放射線科とカンファレンスを行い、内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)、外科手術、放射線療法、放射線化学療法の適応を検討し、最適な治療方法を選択している。09年度治療実績では、早期食道がんに対するESDは15例である

胃・十二指腸疾患=胃十二指腸潰瘍、胃炎、機能性胃腸症が多く、潰瘍例に関してはヘリコバクター・ピロリ菌の一次・二次除菌を行っている。なお、入院を要する重篤な上部消化管出血例で内視鏡的止血術を行ったのは81件である。胃がんに関しては、超音波内視鏡を用いての深達度診断を積極的に行い、治療方針を決定している。09年の早期胃がんに対するESDは53例である。切除不能進行胃がんに対する化学療法も行っている

★小腸・大腸疾患に関しては、大腸がんや大腸腺腫の内視鏡治療が多く、09年には内視鏡的切除術(ESDも含む)は403件で、うち、mおよびsmの早期がんは28件である。切除不能進行大腸がんに対する化学療法も行っている。また、原因不明の消化管出血の診断を主な目的として、09年よりカプセル内視鏡も導入している。なお、救命救急センターを併設しているため、多くの急性期疾患(下血など)・急性腹症(消化管穿孔、腸閉塞など)が搬送されている

★肝疾患は、地域の特性もあり症例数は豊富である。09年のC型慢性肝炎に対するインターフェロン療法(リバビリン併用を含む)は88症例に行っている。また肝細胞がんも多く、ラジオ波焼灼術(RFA)は102例、肝動脈塞栓術(TAE)は89例に行っている。症例に応じて、肝動脈持続動注療法、放射線療法なども行っている。肝硬変に対する治療として、食道や胃静脈瘤の内視鏡的結紮術、硬化療法およびカテーテルを用いてのBRTO(バルーン下逆行性胃静脈瘤硬化術)、脾機能亢進症に対する部分的脾梗塞術も行っている

★胆膵疾患では、急性期の胆嚢炎・胆管炎・急性膵炎が多数搬送されてくる。したがって緊急での内視鏡的処置や経皮的処置の件数も多い。09年には、内視鏡的乳頭切開術は62件、内視鏡的総胆管結石採石術49件、内視鏡的胆道ドレナージ術34件である。閉塞性黄疸や胆嚢炎・胆管炎・肝膿瘍に対する経皮的ドレナージ術は09年には64件行っている。なお、超高齢者の急性胆嚢炎症例に対してはQOL(生活の質)を考慮し、経皮的胆嚢吸引術を選択することもある。胆道がん、膵臓がんに関しては、超音波内視鏡、管腔内エコー、64列MDCTやMRIを駆使し、放射線診断医と検討会を行いながら診断している。その上で、外科とカンファレンスを行い、適切な治療法を選択している。切除不能例に対しては、がん化学療法、内視鏡的ステント留置術、緩和医療などを行っている。

医療設備

MDCT、MRI、電子ファイバースコープ(上部消化管、下部消化管)、超音波内視鏡(EUS、IDUS)、カプセル内視鏡、カラードプラ超音波装置(造影エコー対応)など。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 △
  • 主治医指名 △
  • 執刀医指名 /

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 東北版」(ライフ企画 2010年12月)

外科

分野

消化器・一般外科

特色

山形県南部に位置し、救命救急センター20床を合わせて520床の地域がん診療拠点病院である。10年前、長井市立病院、南陽市立病院、川西町立病院、飯豊町診療所を合併、川西町に新たに県内2番目となる救命救急センターを併置、その基幹病院として開設された。長井、南陽、川西の病院はそれぞれサテライト施設として機能している。県と二市二町で病院組合を構成し運営を行っている。当科は食道、胃、結腸・直腸の消化管、肝胆膵の実質臓器、乳腺、甲状腺の内分泌外科、交通外傷からいわゆる急性虫垂炎、鼠径ヘルニアに至るあらゆる一般外科を扱っている。消化管がんでは進行度、組織型、生物学的悪性度に応じ、機能温存縮小手術から拡大郭清、他臓器合併切除術まで、あらゆる対応が可能である。がん性腹膜炎が疑われた場合はステージングラパロトミー(全身麻酔下に腹腔鏡を挿入、腹腔洗浄細胞診などを行い、根治手術が可能か否かを判断する手術)も積極的に行っている。早期の消化管がんには鏡視下手術も精力的に行い、症例によっては完全鏡視下手術、あるいは小開腹法も選択して手術侵襲の軽減を工夫している。がん化学療法も積極的に行っており、術前、術後の化学療法はもとより、最近の分子標的抗悪性腫瘍剤も取り入れた、諦めない、粘り強い治療を行っている。県南唯一のリニアック放射線照射治療が可能で、山形大学医学部放射線科教室のご支援で、進行食道がんや進行再発直腸がんなどに対し、放射線治療を含めた集学的治療を行っている。一方では、がん患者の緩和ケア治療も重視、化学療法に並行し早期から取り組んでいる。

症例数

09年の年間手術例数は766例で、全身麻酔557例、腰椎麻酔等133例、局所麻酔76例である。食道悪性疾患7例、胃悪性疾患98例、胃その他3例、結腸悪性疾患79例、結腸その他18例、直腸悪性疾患41例、直腸その他3例、肝切除29例、胆道悪性疾患7例、膵悪性疾患7例、乳腺悪性疾患39例、甲状腺13例である。鏡視下手術は179例、胆摘98例、胃39例、大腸32例、虫垂10例などである

★胸部食道がんの年間手術件数は約10例で、09年9月調査の手術治療成績は5年累積生存率でStageI:81.3%、II:56.1%、III:23.1%、IV:9.1%であった。本院では放射線照射治療も可能で、治療線量照射後のいわゆるサルベージ手術にも取り組んでいる

★胃がんは年間約100例の手術を行っている。ESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)後の追加治療や早期症例には、積極的に鏡視下手術を行っており、全症例の約40%が鏡視下手術であった。胃がん手術症例の5年累積生存率はStageI:96.8%、II:78.4%、III:42.8%、IV:11.7%であった

★大腸がんの年間手術症例数は平均140例。結腸100例、直腸40例である。胃がんと同様に術前診断がSMがん(粘膜筋板を越えて、粘膜下層に浸潤しているもの)に対しては鏡視下手術を取り入れ、直腸がんでも行っている。手術成績は5年累積生存率でStageI:100%、II:86.0%、III:70.7%、IV:18.4%であった

★胆道悪性腫瘍に対しては、がんの進展に応じて積極的な肝切除術や膵頭十二指腸切除術を行っており、術後の重篤な合併症の発生頻度は極めて少ない。さらに術後にもジェムザールを中心とした化学療法を行い、良好な結果を得ている

★膵のIPMT(粘液産生膵腫瘍)に対しては正確な画像診断、経過観察を行い、時機を失せず的確な手術治療を基本としている。脾動静脈温存による脾温存膵体部切除術等も試み、悪性度によっては機能温存を試みてこれも良好な結果を得ている

★乳がんの治療成績は8年累積生存率でStageI:100%、II:86.2%、III:58.4%、IV:33.7%であった(数字は09年9月調査)。術式も乳房温存術式が60%を超えてきているが、十分に根治性を考え、ホルモン療法、化学療法を踏まえた治療法を選択している。

医療設備

MRI、CT、ヘリカルCT、鏡視下手術装置、リニアック放射線照射治療装置など。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 △
  • 主治医指名 △
  • 執刀医指名 △

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 東北版」(ライフ企画 2010年12月)

呼吸器内科

分野

呼吸器内科

特色

当院は山形県置賜地方の基幹病院(地域がん診療連携拠点病院、第二種感染症指定医療機関)であり、地域の呼吸器疾患全般を担っている。

症例数

呼吸器内科病床数は一般病棟40床、陰圧室4床。09年度における月平均外来患者数は約1,000人、年間入院患者数は662人。09年度の気管支鏡検査数は220件(気管支肺生検180例、気管支肺胞洗浄60件、蛍光ビデオスコープ12件、重複あり)であった。新規肺がん症例は年間50~60例。肺がん等の悪性疾患についてはヘリカルCT、高画質蛍光ビデオスコープ、細径胸腔ビデオスコープを用いて早期診断を行い、山形大学などと連携し、集学的治療を行っている。慢性閉塞性肺疾患(COPD)に関しては、禁煙指導、肺機能検査による重症度判定、在宅酸素療法を行っており、常時約50症例の在宅酸素療法を行っている。気管支喘息に関しては、日本アレルギー学会ガイドラインに準拠した喘息管理を行うとともに、重症例に対しては分子標的治療である抗IgE療法の導入、気管支喘息重積発作に対する人工呼吸器管理まで対応している。肺結核、非結核性抗酸菌症の診断に関しては、HRCT等の画像検査、喀痰抗酸菌検査、抗酸菌遺伝子検査、クオンティフェロンTB2G検査などを、すべて院内で実施している。当病院の年間新規肺結核患者数は約20人である。肺線維症に関しては、精密肺機能検査、CT、気管支肺胞洗浄検査、経気管支肺生検等を行った上で総合的に判断し、ピルフェニドン等で治療を行っている。

医療設備

CT 2台、MRI、DSA、RI、リニアックなど。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 ○
  • 主治医指名 △
  • 執刀医指名 /

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 東北版」(ライフ企画 2010年12月)

循環器科

分野

循環器科

特色

急性心筋梗塞や狭心症といった虚血性心疾患、不整脈、弁膜症や心筋症による心不全の治療にあたっている。救命救急センターを併設しており、救急患者の受け入れを行っている。地域性もあり、高齢の患者さんが多いが、サテライト病院(南陽、長井)のバックアップもあり、転院してのリハビリテーションの継続や外来加療を行っている。

症例数

08年の入院患者数は448例。急性心筋梗塞58例、心臓カテーテル検査は297件、冠動脈形成術142件、ホルター心電図553件、心エコー2,109件、心臓核医学検査224件

★虚血性心疾患に対しては24時間体制で診療にあたっている。急性心筋梗塞に対しては来院後1時間以内の検査開始を目標としている。待機的検査は橈骨動脈からのカテーテル検査を基本としており、運動負荷や核医学検査の結果を参考に治療方針を決定している。心筋症が疑われる場合は心筋生検を行い、原因の検索をして、治療に役立てている

不整脈=ペースメーカー植え込み術71件(交換22件含む)。高齢者の増加に伴い症例数が増加している。カテーテルアブレーションや心臓手術が必要な症例は、山形大学医学部附属病院や県立中央病院に治療をお願いしている。

医療設備

救命救急センター(ICU/CCU 8床、HCU 12床)。循環器病棟30床。心血管造影装置、心臓超音波、ホルター心電図、トレッドミル運動負荷装置、心臓核医学検査、64列MDCT、大動脈内バルーンパンピング(IABP)、心肺補助装置、血液透析。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 △
  • 主治医指名 ○
  • 執刀医指名 /

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 東北版」(ライフ企画 2010年12月)

泌尿器科

分野

泌尿器科

特色

設備、マンパワーが限られた立地条件にあっても、泌尿器科疾患全般を対象に、病状に応じた最高の医療を提示・提供できねばならないという信念を大切にしている。検査、治療の方針は、患者・医師で十分な協議を行い、決定している。

症例数

08年度の年間手術件数184件。主な手術件数は、腎がん手術5件、腎盂尿管がん手術5件、膀胱がん手術62件(経尿道的手術58件、膀胱全摘手術4件)、前立腺がん手術6件、前立腺肥大症手術13件(経尿道的12件、開腹術1件)など

★08年度の他の主な治療件数は、前立腺生検67件、前立腺がん放射線治療22人、尿路上皮がん放射線治療9人、外来抗がん剤化学療法は延べ148件

★腎がんに対しては、根治的腎摘術を中心に、免疫療法や分子標的薬治療を積極的に提示している。表在性膀胱がんには内視鏡的手術を主体に、抗がん剤やBCGの膀胱内注入療法を行っている。浸潤性膀胱がんには膀胱全摘術+回腸導管造設術を中心に、化学療法、放射線療法を組み合わせ、集学的治療を行っている。有転移例の治療依頼、超高齢者の治療依頼も多く、粘り強い集学的治療を施行している。前立腺がんに対しては、限局がんでは年齢と希望に応じ、前立腺全摘術または放射線治療を中心に治療を勧め、転移・浸潤がんにはホルモン療法を中心に治療を勧めている。再燃がんにはホルモン療法、化学療法、放射線療法、早期の緩和医療を併用し、患者、家族とともに最良と考える治療を遂行している。

医療設備

MRI、ヘリカルCT、RI、リニアック、カラードプラ超音波診断装置、電子スコープ内視鏡など。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 △
  • 主治医指名 △
  • 執刀医指名 △

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 東北版」(ライフ企画 2010年12月)

整形外科

分野

整形外科

特色

00年11月に山形県南部にある置賜地区の2・3次救急を担う病院として、山形県と地域の市町村が共同で新たに開設した病院で、ヘリポートを備えた山形県2番目の救命救急センターを併設している。一般病床と救命病床を加え、17臨床科で520床を有している。地域の救急車はほぼ全例当院に救急搬入してくる。また、整形外科領域ではその高い専門性のために、域外からも紹介されてくる。夜間の1次救急患者に対する診療は、医師会の先生方が協力して交代で行っており、病診連携も非常にうまく行われている。地域がん診療連携拠点病院であり、地域住民からの信頼も厚い。当院は、既存の市町村立病院を一般病床50床や無床診療所のサテライトとし、職員や医療機器等の医療資源をセンター病院へ集中した最初の病院の一つで、そのシステムにも注目が集まっている。

症例数

整形外科の09年の外来新患者数は4,672人で、外来数は1日平均109人、入院患者は1日平均46人、年間手術件数は約900件、救命センターでの手術件数は約100件、合計約1,000件の手術で、当院の手術全体の約1/3を占めている。外来は再来は予約制、新患は紹介を原則としているが、飛び入りの新患は紹介なしでも診ている。開設当初は、外来患者数は1日平均170人程度であったが、病診連携などで外来患者数の減少を図り現在は当初の約3分の2に減らしてきている

脊椎・脊髄の外科=年間手術は約150例、頸部脊髄症、腰部脊柱管狭窄症、腰椎椎間板ヘルニア、脊柱変形、脊髄腫瘍など、ほとんどすべてにわたり行っている。腰椎のヘルニアは内視鏡手術(MED)、顕微鏡下手術を主に行っている。胸腰椎の変形矯正や不安定性改善のためには固定術を行っているが、金属性内固定具の使用により、臥床期間は2~3日、入院期間は約2週半と以前に比べて短縮されている。骨粗鬆症性の脊椎圧壊に対しては、ハイドロキシアパタイトによる椎体形成術や後彎の強い例では脊椎短縮骨切り術を行っている。脊椎外科領域の高い専門性のために、新潟県、福島県、宮城県からも紹介されてくる患者も多い

膝関節の外科=130例。変形性関節症に対して、人工関節は全置換と単顆置換を使い分け、また若年者に対して高位脛骨骨切り術も行っている。関節リウマチに対しても、人工関節全置換術などで対応している。スポーツ障害の症例も多く、関節鏡を使用した前十字靭帯や後十字靭帯の再建術、半月板手術などが多い

股関節の外科=100件。変形性股関節症やリウマチに対する人工関節置換術と、内側型大腿骨頸部骨折に対する人工骨頭置換術が最も多いが、多発外傷に伴う骨盤骨折などの症例も多く、また先天性股関節脱臼や骨頭すべり症、ペルテス病など小児股関節症例も集まってくる

上肢の外科=135件。手根管症候群や肘部管症候群など絞扼性末梢神経障害に対する手術や、腱板断裂に対する鏡視下再建術などに加え、手指の再接着術、腱損傷の初期治療、腱移行などの再建術まで、上肢の外傷に関して幅広く行っている。山形大学病院からの距離も遠くはなく、定期的に手の外科専門医のサポートも得られている

足関節・足の外科=30件。慢性期の治療としては変形性足関節症に対して、人工足関節や足関節固定術を、また外反母趾に対してはManの手術など行っている

外傷の外科=400件。当院の特徴の一つである救命センターの併設により、外傷患者が多く、骨折や腱・神経損傷などの手術が09年度は約400件であった。初期治療と早期リハビリを行い、安定したところで患者さんの地元の病院へ転院しての回復期のリハビリをお願いしている。

医療設備

MRI、CT、MDCT、全身骨塩定量装置、RI、電気生理学的検査、超音波診断装置、無菌手術室、手術用顕微鏡、関節鏡(膝・肩、手関節・足関節)、脊椎内視鏡(MED)、放射線治療機器、サイベックスなど。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 △
  • 主治医指名 △
  • 執刀医指名 ○

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 東北版」(ライフ企画 2010年12月)

眼科

分野

眼科

特色

当院は置賜地域の高度医療を担う拠点として、長井市立総合病院、南陽市立総合病院、川西町立病院および飯豊町国民健康保険診療所を再編して建設され、00年より診療を開始した。眼科全般の診断・治療を行う。角膜・結膜・白内障・緑内障・網膜硝子体・眼腫瘍・眼瞼疾患などに対し、手術を含め治療可能。専門医2人。

症例数

09年9月に上領医師が赴任して以来、手術件数は徐々に増え、現在は月約50件施行している

★手術は白内障手術が主であり、ほとんどが超音波乳化吸引術による小切開白内障手術である。日帰り手術はせず、入院しての手術としている

★網膜硝子体疾患やぶどう膜疾患では、OCTや蛍光眼底造影検査などを行い、黄斑円孔や黄斑前膜、糖尿病網膜症や網膜静脈閉塞症、加齢黄斑変性症やぶどう膜炎などの診断治療手術を行っている。網膜剥離は、症例に応じて硝子体手術やバックリング手術を行っている。硝子体出血や眼内炎などに対しても硝子体手術を行っており、緊急性を要する疾患に対しても対処している

★角膜結膜疾患では、ドライアイに対し涙点プラグや自己血清点眼も行っている。翼状片手術や結膜弛緩症の手術も施行しており、また角膜移植術も施行している

★10年4月から高村医師が赴任し、眼瞼形成や眼科領域における腫瘍に対し、手術を含めた専門的な治療が行えるようになった

★ロービジョンの専門外来も適宜行っている。

医療設備

角膜内皮測定装置、蛍光眼底カメラ、超音波画像診断装置、ハンフリー視野計、ゴールドマン視野計、レーザー光凝固装置、ヤグレーザー手術装置、OCT、白内障手術装置インフィニティ、硝子体手術装置アキュラスなど。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 △
  • 主治医指名 △
  • 執刀医指名 △

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 東北版」(ライフ企画 2010年12月)

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