ガストリック10 12錠

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ガストリック10 12錠の基本情報

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作用と効果

ガストリック10は、胃の症状の原因となる胃酸の出過ぎをコントロールし、胃粘膜の修復を早めるお薬で、胃酸中和型の胃腸薬とは異なるタイプの胃腸薬です。
胃痛、胸やけ、もたれ、むかつき(本剤は胃のヒスタミンH2受容体に拮抗する薬を含んでいます。)

<効能に関連する注意>
効能に記載以外の症状では、本剤を服用しないでください。

使用上の注意

1.次の人は服用前に医師又は薬剤師に相談してください。
 (1)医師の治療を受けている人又は他の医薬品を服用している人(2)本人又は
    家族がアレルギー体質の人(3)薬によりアレルギー症状を起こしたことが
    ある人(4)高齢者(65歳以上)一般に高齢者は、生理機能が低下してい
    ることがあります。)(5)次の症状のある人:のどの痛み、咳及び高熱
    (これらの症状のある人は、重篤な感染症の疑いがあり、赤球数減少等の血
    液異常が認められることがあります。服用前にこのような症状があると、本
    剤の服用によって症状が増悪し、また、本剤の副作用に気づくのが遅れるこ
    とがあります。)原因不明の体重減少、持続性の腹痛(他の病気が原因であ
    ることがあります。)
2.次の場合は、直ちに服用を中止し、この添付文書を持って医師又は薬剤師に相談してください。
 (1)服用後、次の症状があらわれた場合
     〔関係部位〕  :     〔症  状〕
      皮 ふ    :  発疹・発赤、かゆみ、はれ
      循環器    :  脈のみだれ
      精神神経系  :  気がとおくなる感じ、ひきつけ(けいれん)
      その他    :  気分が悪くなったり、だるくなったり、発熱して
                のどが痛いなど体調異常があらわれる。

   まれに下記の重篤な症状が起こることがあります。その場合は直ちに医師の診
   療を受けてください。

    〔症状の名称〕  ショック(アナフィラキシー)
    〔症   状〕  服用後すぐにじんましん、浮腫、胸苦しさ等とともに、
             顔色が青白くなり、手足が冷たくなり、冷や汗、息苦し
             さ等があらわれる。

    〔症状の名称〕  皮膚粘膜眼症候群(スティーブンス・ジョンソン症候群)
             中毒性表皮壊死症(ライエル症候群)
    〔症   状〕  高熱を伴って、発疹・発赤、火傷様の水ぶくれ等の激し
             い症状が、全身の皮ふ、口や目の粘膜にあらわれる。

    〔症状の名称〕  横紋筋融解症
    〔症   状〕  手足やからだの筋肉が痛んだりこわばったりする、尿の
             色が赤褐色になる。

    〔症状の名称〕  肝機能障害
    〔症   状〕  全身のだるさ、黄疸(皮ふや白目が黄色くなる)等があ
             らわれる。

    〔症状の名称〕  腎機能障害
    〔症   状〕  発熱、発疹、全身のむくみ、血尿、全身のだるさ、関節
             痛(節々が痛む)、下痢等があらわれる。

    〔症状の名称〕  血液障害
    〔症   状〕  のどの痛み、発熱、全身のだるさ、顔やまぶたのうらが
             白っぽくなる、出血しやすくなる(歯茎の出血、鼻血等)、
             青あざができる(押しても色が消えない)等があらわれる。
 (2)誤って定められた用量を超えて服用してしまった場合
3.次の症状があらわれることがあるので、このような症状の継続又は増強がみられた場合には、服用を中止し、医師又は薬剤師に相談してください。
  便秘、軟便、下痢、口のかわき

用法・用量

胃痛、胸やけ、もたれ、むかつきの症状があらわれた時、下記の服用量を、水又はお湯で服用してください。
    〔年   齢〕  成人(15歳以上、80歳未満)
    〔1回服用量〕  1錠
    〔1日服用回数〕 2回まで

    〔年   齢〕  小児(15歳未満)
    〔1回服用量〕  服用しないでください
    〔1日服用回数〕 服用しないでください

    〔年   齢〕  高齢者(80歳以上)
    〔1回服用量〕  服用しないでください
    〔1日服用回数〕 服用しないでください

・服用後8時間以上たっても症状が治まらない場合は、もう1錠服用してください。
 但し、1日2回(2錠)を超えて服用してはいけません。
・症状が治まった場合は、服用を止めてください。
・3日間服用しても症状の改善がみられない場合は、服用を止めて、医師又は薬剤師
 に相談してください。
・2週間を超えて続けて服用しないでください。

<用法・用量に関連する注意>
(1)用法・用量を厳守してください。
(2)本剤を服用の際は、アルコール飲料の摂取は控えてください。
   (お薬はアルコール飲料と併用しないのが一般的です。)
(3)錠剤の取り出し方
   錠剤の入っているPTPシートの凸部を指先で強く押して裏面のアルミ箔を破
   り、取り出して服用してください。
   (誤ってそのまま飲み込んだりすると食道粘膜に突き刺さる等思わぬ事故につ
   ながります。)

禁止事項

(守らないと現在の症状が悪化したり、副作用が起こりやすくなります)

1.次の人は服用しないでください。
 (1)ファモチジン等のH2ブロッカー薬によりアレルギー症状(例えば、発疹・
    発赤、かゆみ、のど・まぶた・口唇等のはれ)を起こしたことがある人
 (2)医療機関で次の病気の治療や医薬品の投与を受けている人
    血液の病気、腎臓・肝臓の病気、心臓の病気、胃・十二指腸の病気、喘息・
    リウマチ等の免疫系の病気、ステロイド剤、抗生物質、抗がん剤、アゾール
    系抗真菌剤
    (白血球減少、血小板減少等を起こすことがあります。)
    (腎臓・肝臓の病気を持っている場合には、薬の排泄が遅れて作用が強くあ
    らわれることがあります。)
    (心筋梗塞・弁膜症・心筋症等の心臓の病気を持っている場合には、心電図
    異常を伴う脈のみだれがあらわれることがあります。)
    (胃・十二指腸の病気の治療を受けている人は、ファモチジンや類似の薬が
    処方されている可能性が高いので、重複服用に気をつける必要があります。)
    (アゾール系抗真菌剤の吸収が低下して効果が減弱します。)
 (3)医師から赤血球数少ない(貧血)、血小板数が少ない(血が止まりにくい、
    血が出やすい)、白血球数が少ない等の血液異常を指摘されたことがある人
    (本剤が引き金となって再び血液異常を起こす可能性があります。)
 (4)小児(15歳未満)及び高齢者(80歳以上)
 (5)妊婦又は妊娠していると思われる婦人並びに授乳婦
2.本剤を服用している間は、次の医薬品を服用しないでください。
  他の胃腸薬

成分・分量

1錠(成人1回量)中に次の有効成分を含んでいます。
○ファモチジン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10mg

添加物として乳糖水和物、部分アルファー化デンプン、ポビドン、カルメロースカルシウム、ステアリン酸マグネシウム、ポリビニルアセタールジエチルアミノアセテート、白糖、沈降炭酸カルシウム、タルク、アラビアゴム末、酸化チタン、ゼラチン、カルナウバロウ、サラシミツロウを含有します。

保管方法

(1)直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい所に保管してください。
(2)小児の手の届かない所に保管してください。
(3)他の容器に入れ替えないでください。(誤用の原因になったり品質が変わるこ
   とがあります。)
(4)使用期限(外箱に記載)を過ぎた製品は、服用しないでください。
この薬は決められた時間ごとに服用する薬ではなく、症状が出た時に服用するお薬です。食事による影響はありませんので、食前・食後・食間いつ服用いただいても結構です。また、1日2回服用する場合は8時間以上あけてください。

・3日間服用しても症状の改善がみられない場合は、服用を止めて、医師又は薬剤師に相談してください。
・2週間を超えて続けて服用しないでください。(重篤な消化器疾患を見過ごすおそれがありますので、医師の診療を受けてください。)

医薬品情報

製薬会社

杏林製薬株式会社

希望小売価格

12錠入り1580円

剤形

錠剤

医薬品分類

  • 第1類医薬品
  • 一般用医薬品

JANコード

4987060006318

更新日付:2009年05月13日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

現在募集中の治験

QLifeでは、次の治験にご協力いただける方を募集しています。

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ご利用に当たっての注意事項

  • ・掲載している情報は、セルフメディケーション・データベースセンターから提供されたものです。
  • ・ガストリック10 12錠を適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
  • ・より詳細な情報を望まれる場合は、購入された薬局・薬店の薬剤師におたずねください。
  • ・当サービスによって生じた損害について、株式会社QLife及び、セルフメディケーション・データベースセンターではその賠償の責任を一切負わないものとします。