解熱鎮痛薬「クニヒロ」 60錠

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解熱鎮痛薬「クニヒロ」 60錠の基本情報

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作用と効果

痛みや熱は、プロスタグランジンという物質が体内で作られる
ことにより起こります。
解熱鎮痛薬「クニヒロ」は、プロスタグランジンの生成を抑え、
痛みや熱に効果をあらわすイブプロフェンに、その働きを助ける
アリルイソプロピルアセチル尿素と無水カフェインを配合した
小粒のフィルムコーティング錠です。
○頭痛・歯痛・月経痛(生理痛)・咽喉痛・関節痛・筋肉痛・神経痛・腰痛・肩こり痛
・抜歯後の疼痛・打撲痛・耳痛・骨折痛・ねんざ痛・外傷痛の鎮痛
○悪寒・発熱時の解熱

使用上の注意

1.次の人は服用前に医師、歯科医師、薬剤師または登録販売者に相談してください。
 (1)医師または歯科医師の治療を受けている人。
 (2)妊婦または妊娠していると思われる人。
 (3)授乳中の人。
 (4)高齢者。
 (5)薬などによりアレルギー症状を起こしたことがある人。
 (6)次の診断を受けた人。
     心臓病、腎臓病、肝臓病、全身性エリテマトーデス、混合性結合組織病
 (7)次の病気にかかったことのある人。
     胃・十二指腸潰瘍、潰瘍性大腸炎、クローン病
2.服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので、直ちに服用を中止し、この添付文書を持って医師、薬剤師または登録販売者に相談してください。
   〔関係部位〕   〔症  状〕
    皮   膚 : 発疹・発赤、かゆみ
    消 化 器 : 吐き気・嘔吐、食欲不振、胃痛、胃部不快感、口内炎
    精神神経系 : めまい
    そ の 他 : 目のかすみ、耳なり、むくみ
 まれに下記の重篤な症状が起こることがあります。その場合は直ちに医師の診療を受けて
 ください。
 〔症状の名称〕ショック(アナフィラキシー)
 〔症   状〕服用後すぐに、皮膚のかゆみ、じんましん、声のかすれ、くしゃみ、
        のどのかゆみ、息苦しさ、動悸、意識の混濁等があらわれる。

 〔症状の名称〕皮膚粘膜眼症候群(スティーブンス・ジョンソン症候群)、
        中毒性表皮壊死融解症
 〔症   状〕高熱、目の充血、目やに、唇のただれ、のどの痛み、皮膚の広範囲
        の発疹・発赤等が持続したり、急激に悪化する。

 〔症状の名称〕肝機能障害
 〔症   状〕発熱、かゆみ、発疹、黄疸(皮膚や白目が黄色くなる)、褐色尿、
        全身のだるさ、食欲不振等があらわれる。

 〔症状の名称〕腎障害
 〔症   状〕尿量が減り、全身のむくみおよびこれらに伴って息苦しさ、だるさ、
        吐き気・嘔吐、血尿・蛋白尿等があらわれる。

 〔症状の名称〕無菌性髄膜炎
 〔症   状〕首すじのつっぱりを伴った激しい頭痛、発熱、吐き気・嘔吐等の症
        状があらわれる。(このような症状は、特に全身性エリテマトーデ
        スまたは混合性結合組織病の治療を受けている人で多く報告されて
        いる。)

 〔症状の名称〕ぜんそく
 〔症   状〕息をするときゼーゼー、ヒューヒューと鳴る、息苦しい等があらわ
        れる。
3.服用後、次の症状があらわれることがあるので、このような症状の持続または増強が見られた
  場合には、服用を中止し、医師、薬剤師または登録販売者に相談してください。
   眠気、便秘、下痢
4.5~6回服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、この添付文書を持って医師、歯科医師、薬剤師または登録販売者に相談してください。

用法・用量

次の1回量を1日3回を限度とし、なるべく空腹時をさけて水またはお湯でかまずに服用
してください。服用間隔は4時間以上おいてください。
 〔 年  齢 〕 成人(15歳以上)
 〔1 回 量 〕 2錠

 〔 年  齢 〕 15歳未満の小児
 〔1 回 量 〕 服用しないこと

<用法・用量に関連する注意>
(1)定められた用法・用量を厳守してください。
(2)錠剤の取り出し方
   錠剤の入っているPTPシートの凸部を指先で強く押して裏面のアルミ箔を破り、
   取り出してお飲みください。
   (誤ってそのまま飲み込んだりすると食道粘膜に突き刺さる等思わぬ事故につながります。)

禁止事項

(守らないと現在の症状が悪化したり、副作用・事故が起こりやすくなります)

1.次の人は服用しないでください。
 (1)本剤または本剤の成分によりアレルギー症状を起こしたことがある人。
 (2)本剤または他の解熱鎮痛薬、かぜ薬を服用してぜんそくを起こしたことが
   ある人。
 (3)15歳未満の小児。
 (4)出産予定日の12週以内の妊婦。
2.本剤を服用している間は、次のいずれの医薬品も服用しないでください。
  他の解熱鎮痛薬、かぜ薬、鎮静薬、乗物酔い薬
3.服用後、乗物または機械類の運転操作をしないでください。
  (眠気等があらわれることがあります)
4.服用前後は飲酒しないでください。
5.長期連用しないでください。

成分・分量

1回量(2錠)中
 〔成  分〕 イブプロフェン
 〔含  量〕 150mg
 〔作  用〕 発熱、頭痛、関節の痛み、肩こり痛などをやわらげます。

 〔成  分〕 アリルイソプロピルアセチル尿素
 〔含  量〕 60mg
 〔作  用〕 イブプロフェンの鎮痛作用を助けます。

 〔成  分〕 無水カフェイン
 〔含  量〕 80mg
 〔作  用〕 イブプロフェンの鎮痛作用を助けます。

添加物として、乳糖水和物、セルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、無水ケイ酸、
クロスポビドン、ステアリン酸マグネシウム、ヒプロメロース、酸化チタン、マクロゴール、カルナウバロウを含有します。

保管方法

(1)直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい所に保管してください。
(2)小児の手の届かない所に保管してください。
(3)誤用をさけ、品質を保持するために他の容器に入れかえないでください。
(4)箱の「開封年月日」記入欄に、開封した日付を記入し、この文書とともに箱に入れた
   まま保管してください。
(5)使用期限を過ぎた製品は服用しないでください。

医薬品情報

製薬会社

皇漢堂製薬株式会社

希望小売価格

60錠入りオープンプライス

剤形

錠剤

医薬品分類

  • 指定第2類医薬品
  • 一般用医薬品

JANコード

4987343914828

更新日付:2013年05月13日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

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ご利用に当たっての注意事項

  • ・掲載している情報は、セルフメディケーション・データベースセンターから提供されたものです。
  • ・解熱鎮痛薬「クニヒロ」 60錠を適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
  • ・より詳細な情報を望まれる場合は、購入された薬局・薬店の薬剤師におたずねください。
  • ・当サービスによって生じた損害について、株式会社QLife及び、セルフメディケーション・データベースセンターではその賠償の責任を一切負わないものとします。