マヴィレット配合錠

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マヴィレット配合錠の基本情報

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作用と効果

C型肝炎ウイルスの複製に関与するタンパク質を阻害することで、C型肝炎ウイルスの増殖を抑える作用(抗ウイルス作用)を示します。
通常、C型慢性肝炎またはC型代償性肝硬変におけるウイルス血症の改善に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。肝機能障害がある。B型肝炎ウイルスに感染している、過去にB型肝炎ウイルスに感染したことがある。

妊娠または授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

セログループ1(ジェノタイプ1)またはセログループ2(ジェノタイプ2)のC型慢性肝炎:通常、成人、12歳以上の小児および3歳以上12歳未満かつ体重45kg以上の小児は1回3錠を1日1回、食後に服用します。服用期間は8週間です。これまでのC型慢性肝炎に対する治療歴に応じて、服用期間が12週間となる場合もあります。
セログループ1(ジェノタイプ1)またはセログループ2(ジェノタイプ2)のC型代償性肝硬変:通常、成人、12歳以上の小児および3歳以上12歳未満かつ体重45kg以上の小児は1回3錠を1日1回、食後に服用します。服用期間は12週間です。
セログループ1(ジェノタイプ1)またはセログループ2(ジェノタイプ2)のいずれにも該当しないC型慢性肝炎またはC型代償性肝硬変:通常、成人、12歳以上の小児および3歳以上12歳未満かつ体重45kg以上の小児は1回3錠を1日1回、食後に服用します。服用期間は12週間です。
いずれの場合も、必ず指示された服用方法に従ってください。

この薬の使用に際しては、HCV RNA(C型肝炎ウイルスの遺伝子)陽性であることが確認されます。また、症状などから非代償性肝硬変でないことが確認されます。

この薬を使用する前にB型肝炎ウイルス感染の有無を確認する検査が行われることがあります。

飲み忘れた場合は、飲む予定であった時間から18時間以内であれば直ちに1回分を飲んでください。18時間を超えたときは当日分は服用せず、次の通常の服用時間に1回分だけを飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。

誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。

医師の指示なしに、飲むのを止めないでください。

副作用

主な副作用として、かゆみ、頭痛、倦怠感、疲労、吐き気、下痢、腹痛、無力症などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・体がだるい、食欲不振、吐き気、嘔吐 [肝機能障害]

・皮膚や結膜などの黄染(黄色くなる) [黄疸]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法

乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、湿気を避けて室温(1~30℃)で保管してください。

薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄方法がわからない場合は受け取った薬局や医療機関に相談してください。他の人に渡さないでください。

飲み合わせなど併用禁忌・注意の処方薬

併用禁忌:一緒に服用してはいけない薬の組合せ

併用注意:一緒に服用することは可能ですが、その際に注意をする必要がある組合せ

重要・必ずご確認ください

  • お薬の併用に関する以下の情報は、添付文書に記載されている薬剤の「成分」や「分類」をもとに表記されます
  • そのため、ここで『併用禁忌』や『併用注意』と表記されていても、個別の製剤や、用法・用量によっては異なる場合があります
  • 現在お使いのお薬に関してご不明点がある場合は、かかりつけの医師・薬剤師にご相談ください
  • 決して自己判断で併用/併用中止しないでください

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医薬品情報

製薬会社

アッヴィ合同会社

薬価

1錠あたり18241.2円

剤形

桃色の楕円形の錠剤、長径18.8mm、短径10.0mm、厚さ6.8mm

シート記載

マヴィレット配合錠 アッヴィ NXT 1日分 1回3錠 食後に服用、MAVIRET abbvie マヴィレット

薬効分類

病原生物に対する医薬品 > 化学療法剤 > 抗ウイルス剤 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

グレカプレビル水和物

この成分で処方薬を探す

ピブレンタスビル

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YJコード

6250113F1021

レセプト電算コード

622579201

更新日付:2022年08月04日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

マヴィレットに関する医師Q&A

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  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・マヴィレット配合錠を適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
  • ・より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。
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