ジクトルテープ75mg

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ジクトルテープ75mgの基本情報

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作用と効果

非ステロイド系の鎮痛消炎剤で、炎症の原因となるプロスタグランジンの合成を阻害して、炎症を抑え、痛みを和らげます。
通常、各種がんにおける鎮痛、腰痛症・肩関節周囲炎・頸肩腕症候群および腱鞘炎における鎮痛・消炎に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。消化性潰瘍、血液の異常、腎機能障害、肝機能障害、高血圧症、心機能不全、アスピリン喘息またはその既往歴がある。

妊娠、妊娠している可能性がある、授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

各種がんにおける鎮痛:通常、成人は1日1回、2枚(主成分として150mg)を胸、腹部、上腕、背中、腰または太ももに貼り、1日(約24時間)毎に貼り替えます。症状や状態により、1回3枚(225mg)貼ることがあります。同時に3枚を超えて貼らないでください。
腰痛症、肩関節周囲炎、頸肩腕症候群および腱鞘炎における鎮痛・消炎:通常、成人は1日1回、1枚(主成分として75mg)または2枚(150mg)を胸、腹部、上腕、背中、腰または太ももに貼り、1日(約24時間)毎に貼り替えます。

傷や湿疹・皮膚炎などのある場所や放射線照射部位には貼らないでください。

貼る場所をタオルなどでよく拭き、汗などの水分を十分に取り除いてください。

包装袋から取り出した後は、すみやかに貼ってください。

貼り替える時は、前回貼った場所は避けてください。

貼り忘れた場合は、気がついた時点ですぐに1回分を貼ってください。ただし、次の通常使用する時間が近い場合には、忘れた分は使用しないで飛ばしてください。絶対に2回分を一度に使用してはいけません。

誤って多く使った場合は医師または薬剤師に相談してください。

医師の指示なしに、使うのを止めないでください。

副作用

主な副作用として、貼付部のかゆみ・紅斑などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・呼吸困難、じんましん、血管浮腫 [ショック、アナフィラキシー]

・吐き気、胃痛、吐血 [出血性ショックまたは穿孔を伴う消化性潰瘍]

・発熱、結膜の発赤・びらん、紅斑 [中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群、紅皮症]

・尿量減少、浮腫 [急性腎障害、ネフローゼ症候群]

・呼吸困難、息をすると喉がヒューヒュー鳴る [重症喘息発作(アスピリン喘息)]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法

乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。

他人にこの薬を渡すことは絶対にしないでください。

薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄方法がわからない場合は受け取った薬局や医療機関に相談してください。他の人に渡さないでください。

飲み合わせなど併用禁忌・注意の処方薬

併用禁忌:一緒に服用してはいけない薬の組合せ

併用注意:一緒に服用することは可能ですが、その際に注意をする必要がある組合せ

重要・必ずご確認ください

  • お薬の併用に関する以下の情報は、添付文書に記載されている薬剤の「成分」や「分類」をもとに表記されます
  • そのため、ここで『併用禁忌』や『併用注意』と表記されていても、個別の製剤や、用法・用量によっては異なる場合があります
  • 現在お使いのお薬に関してご不明点がある場合は、かかりつけの医師・薬剤師にご相談ください
  • 決して自己判断で併用/併用中止しないでください

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医薬品情報

製薬会社

久光製薬株式会社

薬価

1枚あたり155.8円 ジェネリックを探す

剤形

白色~淡黄色の貼付剤、70mm×100mm

シート記載

HP308T

薬効分類

神経系及び感覚器官用医薬品 > 中枢神経系用薬 > 解熱鎮痛消炎剤 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

ジクロフェナクナトリウム

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YJコード

1147700S1028

レセプト電算コード

622843401

更新日付:2022年06月29日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

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  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・ジクトルテープ75mgを適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
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