エムパベリ皮下注1080mg

処方薬注射剤

エムパベリ皮下注1080mgの基本情報

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作用と効果

免疫機能を担う補体C3およびC3bを阻害することで、補体による赤血球への攻撃を抑制し、血管内溶血とともに血管外溶血も防ぎます。
通常、発作性夜間ヘモグロビン尿症の治療に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。髄膜炎菌感染症や、肺炎球菌、インフルエンザ菌などの莢膜形成細菌による感染症がある。

妊娠または授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

通常、成人は1回1バイアル(主成分として1080mg)を1週間に2回、皮下に注射します。なお、十分な効果が得られない場合には、1回1バイアル(1080mg)を3日に1回の間隔で皮下に注射することもあります。必ず指示された方法に従ってください。

感染からの予防のため、原則、この薬の最初の使用の少なくとも2週間前までに、髄膜炎菌ワクチン、肺炎球菌ワクチン、インフルエンザ菌b型ワクチンを接種します。これらのワクチンは、必要に応じて追加接種をすることがあります。

注射し忘れた場合は、できるだけ早く1回分を注射し、その後は通常のスケジュールで投与を再開してください(2日連続投与までは可能です)。2回分を一度に使用してはいけません。

誤って多く注射した場合は医師または薬剤師に相談してください。

医師の指示なしに、注射するのを止めないでください。

副作用

主な副作用として、注射部位反応(紅斑、硬結、かゆみ、腫れ)などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・発熱、寒気、頭痛 [感染症]

・発熱、頭痛、項部硬直 [髄膜炎菌感染症]

・胸の痛み、皮膚の激しいかゆみ、めまい [過敏症]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法

乳幼児、小児の手の届かないところで、箱に入れたまま、冷蔵庫など(2~8℃)で保管してください。

薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄には注意が必要なため受け取った薬局や医療機関に相談してください。他の人に渡さないでください。

使用済みの注射器などは、医療機関の指示どおりに廃棄してください。

使用済みの注射器などを再使用しないでください。

医薬品情報

製薬会社

Swedish Orphan Biovitrum Japan株式会社

薬価

-

剤形

注射剤

シート記載

-

薬効分類

代謝性医薬品 > その他の代謝性医薬品 > 他に分類されない代謝性医薬品 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

ペグセタコプラン

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YJコード

3999470A1022

レセプト電算コード

622946801

更新日付:2023年09月26日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

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  • ・掲載している情報は、Swedish Orphan Biovitrum Japan株式会社の提供情報を元に、くすりの適正使用協議会が独自に編纂したものです。正確な情報に努めておりますが、内容を完全に保証するものではありません。
  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・エムパベリ皮下注1080mgを適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
  • ・より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。
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