ロン三宝IP錠EX60錠

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ロン三宝IP錠EX60錠の基本情報

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作用と効果

かぜでは、頭痛、発熱、のどの痛み、せき、鼻水、くしゃみ、
関節の痛みなどいろいろな症状があらわれます。
ロン三宝IP錠EXは、このようなかぜのさまざまな症状を改善する
イブプロフェンをはじめ、5種の生薬を含む計11種の
有効成分を配合した総合かぜ薬です。
熱、のどの痛みなどの、かぜの諸症状によく効きます。
職場や学校、旅行先などにも携帯しやすいシートタイプのPTP包装です。
かぜの諸症状(のどの痛み、発熱、悪寒、頭痛、鼻水、鼻づまり、くしゃみ、せき、
たん、関節の痛み、筋肉の痛み)の緩和

使用上の注意

1.次の人は服用前に医師、薬剤師又は登録販売者にご相談ください
(1)医師又は歯科医師の治療を受けている人。
(2)妊婦又は妊娠していると思われる人。
(3)高齢者。
(4)薬などによりアレルギー症状を起こしたことがある人。
(5)次の症状のある人。
    高熱、むくみ、排尿困難
(6)次の診断を受けた人。
    甲状腺機能障害、糖尿病、心臓病、高血圧、肝臓病、腎臓病、緑内障、
    全身性エリテマトーデス、混合性結合組織病、呼吸機能障害、閉塞性睡眠時無呼吸症候群、肥満症
(7)次の病気にかかったことのある人。
    胃・十二指腸潰瘍、潰瘍性大腸炎、クローン病

2.服用後、次の症状があらわれた場合には副作用の可能性があるので、直ちに服用を中止し、
  この説明書を持って、医師、薬剤師又は登録販売者にご相談ください

   [関係部位]   [症 状]
    皮膚       発疹・発赤、かゆみ、青あざができる
    消化器      吐き気・嘔吐、食欲不振、胃部不快感、胃痛、口内炎、
             胸やけ、胃もたれ、胃腸出血、腹痛、下痢、血便
    精神神経系    めまい
    循環器      動悸
    呼吸器      息切れ
    泌尿器      排尿困難
    その他      目のかすみ、耳なり、むくみ、鼻血、歯ぐきの出血、
             出血が止まりにくい、出血、背中の痛み、過度の体温低下、
             からだがだるい

   まれに下記の重篤な症状が起こることがあります。その場合には直ちに医師
   の診療を受けてください。

   [症状の名称]             [症 状]
     ショック      服用後すぐに、皮膚のかゆみ、じんましん、声のかすれ、
  (アナフィラキシー)   くしゃみ、のどのかゆみ、息苦しさ、動悸、意識の混濁等があらわれる。


   皮膚粘膜眼症候群    高熱、目の充血、目やに、唇のただれ、のどの痛み、
   (スティーブンス・   皮膚の広範囲の発疹・発赤等が持続したり、急激に悪化する。
    ジョンソン症候群)  
   中毒性表皮壊死融解症  

   肝機能障害       発熱、かゆみ、発疹、黄疸(皮膚や白目が黄色くなる)、
               褐色尿、全身のだるさ、食欲不振等があらわれる。

   腎障害         発熱、発疹、尿量の減少、全身のむくみ、
               全身のだるさ、関節痛(節々が痛む)、下痢等があらわれる。

   無菌性髄膜炎      首すじのつっぱりを伴った激しい頭痛、発熱、吐き気・
               嘔吐等の症状があらわれる。(このような症状は、特
               に全身性エリテマトーデス又は混合性結合組織病の
               治療を受けている人で多く報告されている。)
               
               
   心筋梗塞        しめ付けられるような胸の痛み、息苦しい、冷や汗が出る。
   
   脳血管障害       意識の低下・消失、片側の手足が動かしにくくなる、頭痛、
               嘔吐、めまい、しゃべりにくくなる、言葉が出にくくなる
               等が急にあらわれる。
   
   間質性肺炎       階段を上ったり、少し無理をしたりすると息切れがする・
               息苦しくなる、空せき、発熱等がみられ、これらが急に
               あらわれたり、持続したりする。

   偽アルドステロン症、  手足のだるさ、しびれ、つっぱり感やこわばりに加えて、
   ミオパチー       脱力感、筋肉痛があらわれ、徐々に強くなる。

   ぜんそく        息をするときゼーゼー、ヒューヒューと鳴る、息苦しい等
               があらわれる。

   再生不良性貧血     青あざ、鼻血、歯ぐきの出血、発熱、皮膚や粘膜が青白く
               みえる、疲労感、動悸、息切れ、気分が悪くなりくらっと
               する、血尿等があらわれる。

   無顆粒球症       突然の高熱、さむけ、のどの痛み等があらわれる。

   呼吸抑制        息切れ、息苦しさ等があらわれる。

3.服用後、次の症状があらわれることがあるので、このような症状の持続又は増強が
  みられた場合には、服用を中止し、この説明書を持って医師、薬剤師又は登録販売
  者に相談してください
   便秘、口のかわき、眠気

4.5~6回服用しても症状がよくならない場合には服用を中止し、この説明文書を持って
  医師、薬剤師又は登録販売者にご相談ください
  (特に熱が3日以上続いたり、又は熱が反復したりするとき)

用法・用量

1日3回、食後なるべく30分以内に次の量を服用してください。
年齢・・・1回量
大人(15才以上)・・・4錠
15才未満・・・服用しないこと

(1)用法・用量を必ず守ってください。
(2)錠剤の取り出し方
右図のように錠剤の入っているPTPシートの凸部を指先で強く押して、裏面のアルミ箔を破り、取り出して服用してください。(誤ってそのまま飲み込んだりすると食道粘膜に突き刺さるなど思わぬ事故につながります)

禁止事項

(守らないと現在の症状が悪化したり、副作用・事故が起こりやすくなります)

1.次の人は服用しないでください
(1)本剤又は本剤の成分によりアレルギー症状を起こしたことがある人。
(2)本剤又は他のかぜ薬、解熱鎮痛薬を服用してぜんそくを起こしたことがある人。
(3)15才未満の小児。
(4)出産予定日12週以内の妊婦。

2.本剤を服用している間は、次のいずれの医薬品も服用しないでください
  他のかぜ薬、解熱鎮痛薬、鎮静薬、鎮咳去痰薬、抗ヒスタミン剤を含有する内服
  薬等(鼻炎内服薬、乗物酔い薬、アレルギー用薬等)

3.服用後、乗物又は機械類の運転操作をしないでください
 (眠気等があらわれることがあります)

4.授乳中の人は本剤を服用しないか、本剤を服用する場合には授乳を避けてください

5.服用前後は飲酒しないでください

6.5日間を超えて服用しないでください

成分・分量

大人1日量(12錠)中に次の成分を含んでいます。
成分                  含量   働き
イブプロフェン             450mg   熱を下げ、頭痛、のどの痛みなどを抑えます。
d-クロルフェニラミンマレイン酸塩    3.5mg   くしゃみ、鼻水、鼻づまりなどの症状を抑えます。
ジヒドロコデインリン酸塩         24mg   せき中枢に働いて、せきの発生を抑えます。
dl-メチルエフェドリン塩酸塩      60mg   気管支をひろげ、せきをしずめます。
グアヤコールスルホン酸カリウム     240mg   気道粘膜の分泌機能をたかめ、たんをうすめて排出をうながします。
無水カフェイン              75mg   頭痛をしずめます。
カンゾウエキス             800mg(原生薬換算量2400mg)   せきをしずめ、たんや痛みを抑える効果があります。
ケイヒ末                400mg   熱を抑え、痛みをしずめる効果があります。
ショウキョウ末             200mg   全身をあたため、発汗させて熱を下げる効果があります。
ニンジンエキス             200mg(原生薬換算量606mg)   かぜのために弱った体力の回復や胃腸のはたらきを助けます。
キキョウ軟エキス            100mg(原生薬換算量400mg)   たんをきり、せきをしずめ、かぜの回復を助けます。

添加物としてCMC-Ca、無水ケイ酸、ヒドロキシプロピルセルロース、
ステアリン酸Mgを含んでいます。

保管方法

(1)直射日光の当たらない、湿気の少ない涼しい所に保管してください。
(2)小児の手の届かない所に保管してください。
(3)誤用をさけ、品質を保持するため、他の容器に入れかえないでください。
(4)使用期限をすぎた製品は服用しないでください。
[服用時のアドバイス]
●かぜをひいたら、早くかぜ薬を服用して安静にすることが大切です。
●部屋を暖かくし、時々窓をあけて換気をし、体を冷やさないように衣服にも注意することが必要です。汗をかいたら肌着はこまめに取り替えましょう。
●栄養に注意し、カロリーが高く消化の良いものをとるようにするとよいでしょう。また水分を充分にとり、ビタミン類も補給しましょう。

医薬品情報

製薬会社

三宝製薬株式会社

希望小売価格

40錠入り1800円

剤形

錠剤

医薬品分類

  • 指定第2類医薬品
  • 一般用医薬品

JANコード

4961248009278

更新日付:2024年08月06日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

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