スラット 80カプセル

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スラット 80カプセルの基本情報

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作用と効果

 〈スラット〉は、ビサコジルを成分とした便秘薬で、慢性的に弛緩した大腸に刺激を与
えて運動を促し、規則正しいお通じのリズムを回復させます。
1.大腸の粘膜に直接作用し、正常な運動を促して、便秘にすぐれた効果をあらわしま
  す。
2.就寝前の服用によって翌朝にさわやかなお通じを促します。
3.大腸にのみ刺激を与えますので、小腸での栄養の吸収をさまたげません。
4.カプセル中の顆粒は、胃で溶けずに腸で溶けるように工夫されていますので、胃に対
  する刺激がありません。
5.とてものみやすい小さなカプセル剤です。
●便秘
●便秘に伴う次の症状の緩和:頭重、のぼせ、肌あれ、吹出物、食欲不振(食欲減退)、
 腹部膨満、腸内異常発酵、痔

使用上の注意

1.次の人は服用前に医師または薬剤師に相談すること
 (1)医師の治療を受けている人
 (2)妊婦または妊娠していると思われる人
 (3)次の症状のある人
    はげしい腹痛、悪心・嘔吐
2.次の場合は、直ちに服用を中止し、この説明書を持って医師または薬剤師に相談する
  こと
 (1)服用後、次の症状があらわれた場合
    関係部位 症状
    消化器  はげしい腹痛、悪心・嘔吐
 (2)1週間位服用しても症状がよくならない場合
3.次の症状があらわれることがあるので、このような症状の継続または増強が見られた
  場合には、服用を中止し、医師または薬剤師に相談すること
   下痢

用法・用量

就寝前(または空腹時)に水またはお湯で服用すること。ただし、初回は1カプセルを用
い、便通の具合や状態をみながら少しずつ増量または減量すること
 年齢        1回量     服用回数
 大人(15才以上) 1~3カプセル 1日1回
 15才未満     服用しないこと

(1)用法・用量を厳守すること
(2)カプセル中の顆粒は、胃で溶けずに腸で溶けるように工夫されていますので、カプ
   セルを噛んだり、顆粒をとり出したりせずに、そのまま服用すること
(3)本剤を服用する前後1時間以内に、制酸剤(胃腸薬など)や牛乳をのまないこと
(4)カプセルの取り出し方:カプセルの入っているPTPシートの凸部を指先で強く押
   して裏面のアルミ箔を破り、取り出して服用すること(PTPシートを誤ってその
   まま飲み込んだりすると、食道粘膜に突き刺さる等思わぬ事故につながります。)

禁止事項

〔守らないと現在の症状が悪化したり、副作用が起こりやすくなる〕

1.本剤を服用している間は、次の医薬品を服用しないこと
 他の便秘薬(下剤)
2.大量に服用しないこと

成分・分量

3カプセル中にビサコジル15mgを含みます。

添加物として乳糖、ポリソルベート80、メタクリル酸コポリマーLD、ラウリル硫酸
Na、マクロゴール、グリセリン脂肪酸エステル、ステアリン酸Mg、無水ケイ酸、カプ
セル本体(ゼラチン)に青色1号、赤色3号、黄色5号、ラウリル硫酸Naを含有しま
す。

保管方法

(1)直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい所に保管すること
(2)小児の手の届かない所に保管すること
(3)他の容器に入れ替えないこと(誤用の原因になったり品質が変わる。)
(4)使用期限を過ぎた製品は服用しないこと
便秘薬の効果的なのみ方
●就寝前に適量の便秘薬を、やや多めの水で服用し、服用後は何も食べないようにします。
●翌朝は、朝食を十分にとるようにします。
●朝食前に冷たい水をのむのも効果的です。

便秘しないための心がけ
便秘の治療は、自然な規則正しいお通じのリズムをとり戻すことが基本です。薬だけにた
よらず、食事などの生活習慣を改善するように心がけましょう。
●毎日決まった時間にトイレに行くようにしましょう。
●便意をがまんするのをやめましょう。
●大腸の運動は、通常、一日のうちで朝食後にもっとも強く起こりますので、朝食を必ず
 とるようにしましょう。
●食物繊維の多い野菜、いも類、果物、海草などを毎日とるようにしましょう。
●食事の量が少ないと胃腸への刺激が弱くなり、便秘の原因となりますので、食事を抜い
 たり、極端に量を減らすことをやめましょう。
●適度な運動をしましょう。特に、座って仕事をする方や、長い時間同じ姿勢をしている
 方は、体操や散歩などを毎日行うようにしましょう。

医薬品情報

製薬会社

救心製薬株式会社

希望小売価格

80カプセル入り1450円

剤形

カプセル剤

医薬品分類

  • 第2類医薬品
  • 一般用医薬品

JANコード

4987061046573

更新日付:2009年10月02日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

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