ピタリット 12錠

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ピタリット 12錠の基本情報

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作用と効果

◆下痢は、食べすぎ・飲みすぎによる消化不良やストレス等により、腸の運動が活発になりすぎたり、水分が腸内へ過剰に分泌されることによって起こります。
◆ピタリットは、活発になりすぎた腸の運動をしずめ、腸内への水分の分泌を抑制して、水分の吸収をうながす塩酸ロペラミドを配合。つらい下痢にすぐれた効果を発揮します。
下痢、食べすぎ・飲みすぎによる下痢、寝冷えによる下痢、
腹痛を伴う下痢、食あたり、水あたり、軟便

使用上の注意

①次の人は服用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください
(1)医師の治療を受けている人。
(2)発熱を伴う下痢のある人、血便のある人又は粘液便の続く人。
(3)急性の激しい下痢又は腹痛・腹部膨満・吐き気等の症状を伴う下痢のある人。(本剤で無理に下痢を止めるとかえって病気を悪化させることがあります。)
(4)便秘を避けなければならない肛門疾患等のある人。
  (本剤の服用により便秘が発現することがあります。)
(5)妊婦又は妊娠していると思われる人。
(6)授乳中の人。
(7)高齢者。
(8)薬などによりアレルギー症状を起こしたことがある人。
②服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので、直ちに服用を中止し、この説明書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください
   〔関係部位〕   〔症  状〕
    皮   膚 : 発疹・発赤、かゆみ
    消 化 器 : 便秘、腹部膨満感、腹部不快感、吐き気、腹痛、嘔吐、
            食欲不振
    精神神経系 : めまい
 まれに下記の重篤な症状が起こることがあります。
 その場合は直ちに医師の診療を受けてください。
〔症状の名称〕 ショック(アナフィラキシー)
〔症   状〕 服用後すぐに、皮膚のかゆみ、じんましん、声のかすれ、くしゃみ、
        のどのかゆみ、息苦しさ、動悸、意識の混濁等があらわれる。

〔症状の名称〕 皮膚粘膜眼症候群(スティーブンス・ジョンソン症候群)、
        中毒性表皮壊死融解症
〔症   状〕 高熱、目の充血、目やに、唇のただれ、のどの痛み、皮膚の広範囲
        の発疹・発赤等が持続したり、急激に悪化する。

〔症状の名称〕 イレウス様症状(腸閉塞様症状)
〔症   状〕 激しい腹痛、ガス排出(おなら)の停止、嘔吐、腹部膨満感を伴う
        著しい便秘があらわれる。
③服用後、次の症状があらわれることがあるので、このような症状の持続又は増強が見られた場合には、服用を中止し、この説明書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください
  眠気
④2~3日間服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、この説明書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください

用法・用量

次の量を水又はぬるま湯で服用してください。
下痢が止まれば服用しないでください。
服用間隔は4時間以上おいてください。
 〔 年  齢 〕 成人(15歳以上)
 〔1 回 量 〕 2錠
 〔 服用回数 〕 1日2回

 〔 年  齢 〕 15歳未満
 〔1 回 量 〕 服用しないこと
 〔 服用回数 〕 服用しないこと

<注意>
(1)定められた用法・用量を厳守してください。
(2)錠剤の取り出し方
   錠剤の入っているPTPシートの凸部を指先で強く押して裏面のアルミ箔を破り、取り出して服用してください。(誤ってそのまま飲み込んだりすると食道粘膜に突き刺さる等思わぬ事故につながります)

禁止事項

(守らないと現在の症状が悪化したり、副作用・事故が起こりやすくなります)

①次の人は服用しないでください。
  本剤又は本剤の成分によりアレルギー症状を起こしたことがある人。
②本剤を服用している間は、次の医薬品を服用しないでください
  胃腸鎮痛鎮痙薬
③服用後、乗物又は機械類の運転操作をしないでください
 (眠気等があらわれることがあります。)
④服用前後は飲酒しないでください

成分・分量

2錠中
 〔成  分〕 塩酸ロペラミド
 〔分  量〕 0.5mg
 〔はたらき〕 腸に直接作用し、ぜん動運動をしずめ、腸管内の水分量を減らすこ
        とにより、すぐれた下痢止め効果を発揮します。

 〔成  分〕 ベルベリン塩化物水和物
 〔分  量〕 75mg
 〔はたらき〕 腸内の有害な細菌に対し、すぐれた殺菌作用をあらわします。

 〔成  分〕 ビオヂアスターゼ2000
 〔分  量〕 45mg
 〔はたらき〕 胃腸内にある未消化物の消化を助けます。

 〔成  分〕 チアミン硝化物(ビタミンB1)
 〔分  量〕 7.5mg
 〔はたらき〕 下痢によって消耗しやすいビタミンを補給します。

 〔成  分〕 リボフラビン(ビタミンB2)
 〔分  量〕 3mg
 〔はたらき〕 下痢によって消耗しやすいビタミンを補給します。

添加物:白糖、トウモロコシデンプン、セルロース、メタケイ酸アルミン酸Mg、ヒドロキシプロピルセルロース、無水ケイ酸、ステアリン酸Mg、ヒプロメロース、マクロゴール、酸化チタン、カルナウバロウ

<注意>
本剤の服用により、尿が黄色になることがありますが、これは本剤中のビタミンB2によるもので、ご心配ありません。

保管方法

(1)直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい所に保管してください。
(2)小児の手の届かない所に保管してください。
(3)他の容器に入れ替えないでください。(誤用の原因になったり品質が変わることがあります)
(4)使用期限を過ぎた製品は服用しないでください。なお、使用期限内であっても、開封後は6ヵ月以内に服用してください。(品質保持のため)
治療のポイント
下痢は、日常しばしば起こる疾患の一つですが、その原因は、食べすぎ、消化不良、寝冷え等によるものから、食あたり、細菌性のものまでさまざまです。
●身体的・精神的な安静を心がけ、十分な睡眠をとりましょう。
 また、腹部・下肢の保温も大切なことです。
●冷たいもの、刺激の強い食べもの等はさけ、最初は消化がよく、胃腸への負担が少ないものからとるようにしましょう。
●おなかをこわすと、たくさんの水分やミネラルが失われます。あたたかいお茶やスープ等いつもより多めに水分をとるようにしましょう。
●下痢をすると、栄養分を補給する力も衰え、元気がなくなり、衰弱しやすくなります。
 早めに手当すると同時に、ビタミンもしっかりとりましょう。

医薬品情報

製薬会社

大正製薬株式会社

希望小売価格

12錠入り1450円

剤形

錠剤

医薬品分類

  • 指定第2類医薬品
  • 一般用医薬品

JANコード

4987306054417

更新日付:2017年01月24日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

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ご利用に当たっての注意事項

  • ・掲載している情報は、セルフメディケーション・データベースセンターから提供されたものです。
  • ・ピタリット 12錠を適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
  • ・より詳細な情報を望まれる場合は、購入された薬局・薬店の薬剤師におたずねください。
  • ・当サービスによって生じた損害について、株式会社QLife及び、セルフメディケーション・データベースセンターではその賠償の責任を一切負わないものとします。