パシーフカプセル30mg

処方薬

パシーフカプセル30mgの基本情報

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作用と効果

オピオイド系鎮痛作用により中枢神経などに作用し、痛みをおさえます。
通常、中等度から高度な痛みの治療に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある、気管支喘息など呼吸器疾患、肝臓疾患、心臓疾患、腎臓疾患、副腎疾患、甲状腺疾患がある、けいれんをおこしたことがある、急性アルコール中毒である、出血性大腸炎である、細菌性の下痢をしている、代謝性アシドーシスである、薬物依存になったことがある。

妊娠または授乳中

他に薬を使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、大衆薬も含めて他に使用中の医薬品に注意してください)。

用法・用量

通常、成人は1回1~4カプセル(主成分として30~120mg)を1日1回服用しますが、治療を受ける疾患や年齢・症状により適宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください。

カプセルのまま、かまずに服用してください。カプセルの中身をだして砕いたりしないでください。

飲み忘れた場合は、担当の医師または薬剤師に相談してください。

誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。

医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

副作用

副作用として、吐き気、嘔吐、便秘、眠気、かゆみ、発疹などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・服薬時間ではないのに服薬したくなる、手足の震え、不眠 [連用による薬物依存、退薬症状]

・息切れ、呼吸の異常、呼吸が苦しい [呼吸抑制]

・興奮する、不安になる、考えがまとまらない会話や行動、錯乱、幻覚・妄想が起こる [錯乱、せん妄]

・胸を押さえつけられるように感じる、息がつまる、のどが腫れる [無気肺、気管支痙攣、喉頭浮腫]

・腹痛、腹部膨満感、発熱、頻脈 [イレウス、腸管麻痺、中毒性巨大結腸]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法

乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。

薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄については、薬を受け取った薬局に相談してください。

飲み合わせなど併用禁忌・注意の処方薬

併用禁忌:一緒に服用してはいけない薬の組合せ

併用注意:一緒に服用することは可能ですが、その際に注意をする必要がある組合せ

重要・必ずご確認ください

  • お薬の併用に関する以下の情報は、添付文書に記載されている薬剤の「成分」や「分類」をもとに表記されます
  • そのため、ここで『併用禁忌』や『併用注意』と表記されていても、個別の製剤や、用法・用量によっては異なる場合があります
  • 現在お使いのお薬に関してご不明点がある場合は、かかりつけの医師・薬剤師にご相談ください
  • 決して自己判断で併用/併用中止しないでください

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医薬品情報

製薬会社

武田薬品工業株式会社

薬価

1カプセルあたり756.7円

剤形

淡黄色のカプセル剤、長径11.1mm、短径4.7mm

シート記載

(表)851 30mg(裏)パシーフ30 30mg

薬効分類

麻薬 > アルカロイド系麻薬(天然麻薬) > あへんアルカロイド系麻薬 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

モルヒネ塩酸塩水和物

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YJコード

8114005N1020

レセプト電算コード

620003165

更新日付:2011年12月27日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

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  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・パシーフカプセル30mgを適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
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