検索のヒント
QLifeお薬検索の入力フォームにキーワードを入力する事で処方薬、市販薬合わせて数万種類のお薬の中からお探しのお薬を検索する事が出来ます。
製品名
処方されたお薬の製品名から探す事が出来ます。正確でなくても、一部分だけでも検索できます。ひらがな・かたかなでの検索も可能です。
(例)タミフル
カプセルやパッケージに刻印されている記号、番号【処方薬のみ】
製品名が分からないお薬の場合は、そのものに刻印されている記号類から検索する事が出来ます。正確でなくても、一部分だけでも検索できます。
(例)0.5g、TG-DS
一般的に診断される疾患名
その薬剤が処方される一般的な用途の疾患名から探すこともできます。正確でなくても、一部分だけでも検索できます。
(例)花粉症、アトピー、多発性硬化症
感じる症状
具体的な症状があれば、症状から検索できます。
(例)寒気、頭痛、発熱
パッケージやお薬の色や形態
容器や錠剤の色、液体や軟膏などの形態などから探すこともできます。
(例)赤色、ピンク色、液体、錠剤、軟膏
製薬会社名
お薬を製造、販売している製薬会社名で探し、登録されているお薬から探すこともできます。正確でなくても、社名の一部分だけでも検索できます。ひらがな・かたかなでの検索も可能です。
(例)アストラゼネカ、ファイザー、しおのぎ、大正製薬、武田薬品
専門家向け
レセプト電算コード
9桁のレセプト電算コードを入力する事で探す事も出来ます。必ず半角数字で9桁入力する事が必要です。
(例)610406053
主成分、一般名
主成分名(一般名)で検索する事が出来ます。
(例)アロプリノール、Allopurinol
JANコード【市販薬のみ】
商品流通コード(JANコード)で検索する事が出来ます。JANコードは通常、商品パッケージに印刷されているバーコードと同一です。
(例)4903301010968
作用と効果
がん細胞の増殖に必要な上皮増殖因子受容体(EGFR)というたんぱく質の働きを選択的に抑えることにより、非小細胞肺がんと膵がんの増殖を抑えます。
通常、切除不能な再発・進行性で、がん化学療法施行後に増悪した非小細胞肺癌の治療、EGFR遺伝子変異陽性の切除不能な再発・進行性で、がん化学療法未治療の非小細胞肺癌、治癒切除不能な膵癌の治療に用いられます。
使用上の注意
以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。間質性肺疾患、消化管潰瘍、腸管憩室、肺感染症、または以前にそれらになったことがある。肝臓に障害がある。
妊娠または授乳中
他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
用法・用量
非小細胞肺癌の場合:通常、成人は1日1回エルロチニブとして150mgを食事の1時間以上前または食後2時間以降に服用しますが、症状により適宜減量されます。
治癒切除不能な膵癌の場合:ゲムシタビンと併用されます。通常、成人は1日1回エルロチニブとして100mgを食事の1時間以上前または食後2時間以降に服用しますが、症状により適宜減量されます。
本剤は1錠中にエルロチニブとして25mgを含有します。必ず指示された服用方法に従ってください。
副作用が強くでる可能性があるため、食事の1時間前から食後2時間までの間の服用は避けてください。
飲み忘れた場合は、空腹時に1回分を飲んでください。ただし、次に飲む時間が近い場合は1回とばして、次の時間に1回分飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。重度の下痢、発疹、ALT(GPT)、AST(GOT)の上昇などがあらわれることがあります。
医師の指示なしに、飲むのを止めないでください。
副作用
主な副作用として、ざ瘡様皮疹などの発疹、下痢、口内炎、皮膚乾燥・皮膚亀裂、爪囲炎などの爪の障害、食欲不振、感染症(皮膚感染、肺感染、上気道感染など)、便秘、そう痒症、貧血、悪心、嘔吐、けん怠感、発熱、疲労、味覚異常、体重減少、脱毛などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
・咳、息切れ、息苦しい、発熱、痰、呼吸が浅くなる、呼吸がはやくなる、脈が速くなる、手足の爪が青紫~暗紫色になる、唇が青紫色になる [間質性肺疾患(間質性肺炎、肺臓炎、放射線性肺臓炎、器質化肺炎、肺線維症、急性呼吸窮迫症候群、肺浸潤、胞隔炎等)]
・体がだるい、吐き気、嘔吐、食欲不振、発熱、上腹部痛、白目が黄色くなる、皮膚が黄色くなる、体がかゆくなる、尿の色が濃くなる、意識の低下、お腹が張る、急激に体重が増える、血を吐く、便に血が混じる(鮮紅色~暗赤色または黒色)、疲れやすい、力が入らない [肝炎、肝不全、肝機能障害]
・何度も水のような便が出る、下腹部の痛み、体がだるい、発熱 [重度の下痢]
・尿量が減る、むくみ、体がだるい [急性腎障害]
・発熱、全身の発赤、皮膚・粘膜のただれ、水ぶくれ、赤い発疹や膿がたまった発疹、皮膚のかゆみ、かさぶたができてはがれ落ちる、針をさすような痛み、爪のまわりの痛み・熱感・赤み・腫れ、皮膚に穴ができた状態、症状がある部位が痛む、皮膚の乾燥、皮膚のひびわれ [重度の皮膚障害]
・発熱、目の充血やただれ、唇や口内のただれ、円形の斑の辺縁部にむくみによる環状の隆起を伴ったものが多発する、皮膚が広い範囲で赤くなり、破れやすい水ぶくれが多発、粘膜のただれ、関節の痛み、喉の痛み [皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、多形紅斑]
・吐き気、嘔吐、寒気、発熱、ふらつき、息切れ、意識の低下、吐いた物に血が混じる(赤色~茶褐色ときに黒色)、腹痛、胃がむかむかする、黒い便が出る、便に血が混じる [消化管穿孔、消化管潰瘍、消化管出血]
・目のかすみ、目の痛み、目の異物感、まぶしい、涙がでる、あたたかい涙、目の充血、視力の低下 [角膜穿孔、角膜潰瘍]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
保管方法
直射日光と湿気を避けて、子どもの手の届かないところに室温(1~30℃)で保管してください。
薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄方法がわからない場合は受け取った薬局や医療機関に相談してください。他の人に渡さないでください。
飲み合わせなど併用禁忌・注意の処方薬
併用禁忌:一緒に服用してはいけない薬の組合せ
併用注意:一緒に服用することは可能ですが、その際に注意をする必要がある組合せ
重要・必ずご確認ください
- お薬の併用に関する以下の情報は、添付文書に記載されている薬剤の「成分」や「分類」をもとに表記されます
- そのため、ここで『併用禁忌』や『併用注意』と表記されていても、個別の製剤や、用法・用量によっては異なる場合があります
- 現在お使いのお薬に関してご不明点がある場合は、かかりつけの医師・薬剤師にご相談ください
- 決して自己判断で併用/併用中止しないでください
医薬品情報
製薬会社 |
中外製薬株式会社 |
---|---|
薬価 |
1錠あたり1875.4円 |
剤形 |
白色~黄白色の錠剤、直径約6.5mm、厚さ約3.3mm |
シート記載 |
T25 タルセバ25mg |
薬効分類 |
組織細胞機能用医薬品 > 腫瘍用薬 > その他の腫瘍用薬 同じ薬効分類の薬を探す |
主成分 |
エルロチニブ塩酸塩 この成分で処方薬を探す |
YJコード |
4291016F1020 |
レセプト電算コード |
620005890 |
更新日付:2025年02月07日
薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
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